建築家、安藤忠雄さんの建築をたずね六本木、そして上野へ

安藤忠雄さんは日本を代表する建築家で現在73歳。


大学での専門的な建築教育は受けてなくて、建築設計事務所でのアルバイト経験と独学で、建築士試験に合格したという、異色の建築家です。

安藤忠雄さん、略して「安忠」は、過去プロボクサーであった時代もあり、若い頃は「安忠模索」、いえ「暗中模索」。
そして4年間にわたる世界放浪の後、1969年に建築家として独立し、数々の建築設計にたずさわり、現在にいたります。


出身地が大阪で、現在の事務所も大阪にある彼は、その作品も関西に多いのですが、東京にも4件あり、表参道ヒルズと、東急東横線渋谷駅、
国際子ども図書館、そして「21_21 DESIGN SIGHT」が有名です。


まず3月22日に、「21_21 DESIGN SIGHT」(トゥーワン トゥーワン デザインサイト)を訪問しました。

場所は六本木ミッドタウンの奥にあり、日曜の朝9時は、地元の人たちのお散歩タイムでした。
建物の屋根は2つの三角形の鉄板から構成されていて、シャープな印象です。

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奥に廻り込んでみました。手前はミュージアムで、展示室の大半は地下に埋まっていました。
この三角形の切り方が安藤忠雄さんの特徴でもあります。

そして屋根の鉄板の他、鉄柱やガラスなど、随所で高技術+工夫のこだわった施工がされていると書いてありましたが、素人の私にはよく分かりません。

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奥はカフェですが開店前でした。
お客さんたちは、水平ではなく、斜めの天井の下で外を見ながらくつろぐことになります。

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林の中で身を低くして、周囲の景観を邪魔しないように建っており、コンクリートと鉄板の屋根が印象に残りました。


竣工は2007年
設計は安藤忠雄建築研究所と日建設計。
施工は竹中工務店、大成建設の工事共同企業体です。


そして3月29日に上野の「国際子ども図書館」を訪問しました。

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国立国会図書館の支部図書館として、2002年に設立されました。残念ながら大規模な改修工事中で建物の半分以上がフェンスや覆いに隠れてました。
一応中に入れたのですが、古い建物の造りと、新しいガラスの大きな窓とを組み合わせたホールが目を引きました。

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竣工は2002年。
設計は安藤忠雄建築研究所と日建設計。
施工は鴻池組です。

あまりぱっとしなかったので、桜を撮ることにしました。

東京国立博物館の黒門に咲くソメイヨシノです。

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そしてテレビでも必ず映る場所がこの桜並木。
日曜日の午前11時30分でしたが、凄い人出です。

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ソメイヨシノは満開でしたが、この通りの中を歩くのは諦めて駅に戻りました。
上野駅公園口の、駅改札も次から次へと、公園に向かう人で大混雑。
テレビの天気予報では午後から雨と言っているのに、満開の桜を一目みようという見物客が、駅から桜並木までを埋め尽くしました。
私はその前日の土曜日に小石川後楽園と六義園で、桜を見たので、この日はさっさと帰りました。

ちなみに安藤忠雄さんの代表的な建築を、私の独断と偏見で何件か書いてみます。
いずれも、まだ見たことがありません。

1986年 風の教会(兵庫県六甲)
1988年 水の教会(北海道トマム)
1989年 光の教会(茨城県春日丘教会)
1992年 ベネッセハウス(瀬戸内海、直島)
1994年 近つ飛鳥博物館(大阪)
1994年 高梁市成羽美術館(岡山)
1994年 木の殿堂(兵庫)
2000年 豊栄図書館(新潟)
2001年 国際芸術センター(青森)

全部見たいのですが、全国各地に、これだけあると、廻るとしても大変なことです。
将来の目標として、取り敢えず書いてみましたが、いずれは訪問して自分の目で見て、写真も撮りたいと思います。



by tabi-to-ryokou | 2015-03-31 16:00 | 建造物 | Trackback | Comments(12)
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Commented by BBpinevalley at 2015-03-31 16:44
はじめまして。
安藤忠雄さん、大好きな建築家です。
私の生まれた神戸には、彼の建物がたくさんあって、慣れ親しんできました。
夫の仕事でミラノによく行っていた頃には、彼が手がけたアルマーニさんの建物でよくパーティーがあり、そのすばらしい空間を楽しむことができました。
日本よりも、国外の方が彼の評価は高いですね。
神様のように思っている人も多いです。
国立博物館の門の桜、きれいですね〜
Commented by ayayay0003 at 2015-03-31 18:10
こんにちは♪
安藤忠雄さんは、有名なので名前は、よく知ってますが
その作品は、恥ずかしながらあまり知らないです~(^^;
強いて言えば、旅プラスの日記で主に見させて頂いております(笑)
京都には、大山崎山荘美術館がそうですよね♪
↑大昔、関西在住の頃、山崎の隣の駅に住んでいたので
ちょっとこちらには行ってみたいと思います~(^-^)
ミッドタウンの奧にこんなオシャレなミュージアムがあったんですね~(*^ー^)ノ♪
いつか訪ねてみたいです~(*^^*)
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-03-31 20:46
BBpinevalleyさん、こんばんは

今日の日記は安藤忠雄さんを取り上げましたが、反応していただけて嬉しいです。
関東には彼の作品は少ないのですが、関西には実に沢山の作品がありますね。今回、調べてみてわかりました。
そして神戸にも多いですね。彼の作品の一覧表は持ってるので、今度神戸に行ったら
「安忠・梯子????」をしてみたいです。

ミラノのアルマーニテアトロは2001年の彼の作品でした。
写真だけは見たのですが、表は普通の建物ですが、中の廊下や壁の曲線が素晴らしい設計だと思いました。
今度ミラノに行く機会があったら、是非見てみようと思います。
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-03-31 21:04
アリスさん、こんばんは

そういえば、彼の作品は四国には、まだ無いんです。
中国地方にも無くて、九州は熊本に1件(熊本県立装飾古墳館)だけありました。
彼の名前は全国区だと思うのですが、1人が生涯で設計できる作品数というのは、やはり限度がありますね。

大山崎山荘美術館ですね、そうです、アサヒビールの美術館です。ここも面白そうですよ。
JR山崎駅、阪急大山崎駅から10分と書いてあります。
この近くに住んでられたんですか。

東京人からすると「山崎」は「サントリー」と、思ってるので、昔からブランドですが、
そこにアサヒビールの美術館まであると、ますますブランドですね。
私も行ってみたいのですがいつになるか、わからないので、アリスさん、先に行ってみて下さい(笑)
Commented by arak_okano at 2015-03-31 21:34
上野の散策をありがとうございます、
バグースです。
アラックは、花や猫ばかりなんですよ、
あ、水中がありましたがね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-03-31 23:12
アラックさん、こんばんは

上野は自宅から30分で行けるので、よく出没してます。
日記ネタが無い日は動物園に。
日記ネタが有って、余裕がある日は寄席にいって落語を楽しんでます。

花と、猫と、水中があれば、ネタに困ることはあまりないんじゃないですか。
それから京都ネタも、アラックさんの鉄板ネタみたいで、羨ましいです。
Commented by 117nature at 2015-04-01 09:18
おはようございます。

安藤忠雄さんがプロボクサーだった事は
知りませんでした。

1枚目の写真で三角屋根が良く分かりますね。

上野公園の桜も人の賑いもすご~い!!
さっさとお帰りになる気持ち分かります。
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-04-01 11:11
117natureさん、おはようございます

以前、BSの番組だったんですが、安藤忠雄さんの特番をやっていて、彼のオフィスや、作品が紹介されました。
その中で、彼の経歴の紹介があって、ボクサーの格好をした彼の若いときの写真が出たのですが、
20代の彼は格好良かったですよ。
最近でも会場に向かう時に時間が無くて走ってる場面もでてました。
73歳で走ってるなんて、やはり昔ボクサーやってた人だなあと思いました(笑)

1枚目の写真の場所がこの建物が一番よく見える場所でした。
この道の樹木も、だいぶ大きくなってきたので、昔よりも景観が良くなりました。

もうお花見はいかれましたか。東京の桜も満開になりましたが、あっという間に散ってしまいそうですね。
明日は会社をさぼって、ちょっと遠くまで花見に行こうかと思ってます。
Commented by blue-lulubul at 2015-04-01 14:41
旅プラスさま、今日は。
「安藤忠雄さん」ですか!良く見つけましたね。何かで読んだことがありますが、「万般の道には、二つの事が必要で、一つは忠実な継続、もう一つは斬新な改革であり、いずれの道も改革は、途中からその道に入ってきた者が行う例が多い」と言うものです。正にこの方もそのうちのお一人なのでしょうね~!良いですね~。だからこそ、誰も彼も生きる価値があるのですね。とても勇気が出ますね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-04-01 16:34
blue-lulubulさん、こんにちは

企業もそうです。
老舗企業が、発展も、拡大も、ままならないなか、後発の新興企業が、増収増益を重ねて
追い抜いていくケースがあります。
プロ野球の球団の変遷を見るとわかります。
楽天ゴールデンイーグルスやDNAベイスターズは元気のいい新興企業です。

安藤忠雄さんも、常に改革を求め、斬新なデザインで勝負してます。
73歳ですが、凄い馬力です。
Commented by u-tan1114 at 2015-04-01 19:07
ミッドタウンの奥の建物が安藤さんの建築だとは知りませんでした。個性的だと思っていたのですが。
子供図書館も重厚で歴史のある建物ですよね~
天井も高くて、見ごたえがありますね。

上の記事のタンチョウとっても綺麗ですね~優雅で
羽の色も綺麗です。
いつか私も撮りに行ってみたいです^^
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-04-01 21:37
u-tanさん、こんばんは

私も、何回か歩いた道なのですが、安藤忠雄さんの設計とは知らず、今回初めて写真を撮りました。
今までボ~~ッと歩いてましたが、安藤忠雄設計と聞いた途端に、あの建物がオーラを放つように見えましたから、
自分って結構、いい加減(笑)

丹頂鶴を見に行かれるとしたら、カメラマンが訪れるピークは厳寒期の1月とか2月らしいです。
夜明け前の気温がマイナス10度とか20度の時に、丹頂の吐く息が、白く写真に写ります。
私は、なんちゃって「鳥撮り」なので、3月のシーズンオフに行きましたが、逆に人気スポットでも、三脚も自由に
立てられるので良かったですよ。
行かれる時にご連絡いただければ、お薦めホテルや、お薦め周遊コースをご連絡させていただきます。
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