世界遺産(アンコール王朝、長い間ジャングルに放置され巨木の根っこに絡まれた遺跡、タ・プロム)
2015年 06月 19日
四面仏塔が林立する寺院のバイヨン、その前の王朝の寺院だったパプーオン、象のテラスと、アンコール・トムの遺跡を見てきましたが、そのすぐ近くにある遺跡がタ・プロムです。
霊廟寺院で、東西1km、南北600mある巨大寺院で、西側の入り口がここでした。
入るとすぐにもう根っこです。この絡みついた樹はガジュマルです。
他の遺跡は、元の姿に復元しようと、修復作業がなされてますが、タ・プロムはこのままの姿で残す方針だとガイドさんが言ってました。
中には普通のレリーフも、残ってますが、ここの遺跡は約7割が倒壊してしまったそうです。
根っこに退屈したら、根っころがってて下さい、とガイドさんが言ってましたが、これはこれで面白く、寝てる閑はありません。
一番の撮影ポイントらしく、人間が写らない瞬間は、いくら待ってもありませんでした。
この樹は今までのガジュマルと違い、スポアンという樹です。
樹の根に包まれたような形で発見された仏像です。下の方の樹木の割れ目に顔だけが、ちょこっと見えます。
ジャングルの中では、樹木の成長は信じられないスピードで進みます。
大きな霊廟寺院なので、形としては第1回廊、第2回廊、中央祠堂とありました。
レリーフは崩れたり、削り取られたりしてましたが、この回廊は、比較的形がよく残ってます。
ここは東側の出口で、正面は前柱殿です。
最後の写真はアンコール・ワットの近くで見かけた子供たちです。
この後、近くのレストランで昼食を撮り、午後の観光コースは、いよいよアンコール・ワットです。
本日の主役は、根! ですね。
最後から2番目の写真などは、木がジェラシックパークの恐竜に見えます。
実物はもっと圧巻なんでしょうねえ♪
下から5枚目の、根っこの隙間から覗いてる石像が妙にリアルで印象に残ります。
堀切駐車場はボールメイツでもよく利用します。
まさかご存知とは!
柴又にも同じようなのがあって、やっぱ500円ポッキシ☆
帝釈天散策には絶好の場所ですね。
そうなんです、日本ではアンコールワットと一纏めに言いますが、こんな崩れ落ちそうな遺跡もあって、
きれいな像やレリーフに厭きると、たまには「東神奈川」にも行ってみようか、みたいな遺跡なんです(笑)
上から2枚目の根っこなんかは、完全に遺跡を抑え込みにいってます。これが恐竜なら、即フォール負けですね。
根っこの隙間から覗く石像も不気味ですよ。本人も「こんなはずじゃなかった」と呻いてるでしょう(^。^)
やはりあの駐車場はご存じでしたか。帝釈天だけは駐車場がわからないので、いつも電車で行ってました。
でも最近は帝釈天に行くのは正月だけなので、やはり電車でいって、一杯飲むことになりそうです。
ええ、アンコールに飛びましたが、多分アンコール遺跡も今回で3回目。
拍手にお応えして「アンコール」というような、拍手は無いんですが、折角世界遺産だし、写真も撮ったし、
ということで、懲りずにお届けしてます(笑)
アンコールワットというと、石像や、レリーフや、美しい寺院を思い浮かべる方が多いと思うのですが、
熱帯雨林の中にあるので、こんな廃墟のような遺跡もあるんですよ。
私も訪問したのは初めてだったので、びっくりしました。
ガイドさんの説明の受け売りなんですが、頑丈な石でできた寺院も、石の隙間に入った水が40度の暑さで膨張して、
パリンと石を破壊するそうです。
そしてこういう樹木が隙間に入り込むと、徐々に、徐々に大きくなってやはりパリンと割ったり、
上から羽交い絞めで覆い尽くしてしまうそうです。
ベトナムでは戦争で遺跡も破壊されましたが、カンボジアでは自然崩壊により遺跡が崩れていきます。
もう日本では考えられないですよね。
ここでは樹木を取り除いて、遺跡を完璧に復元したいという意見と、自然に任せて、このまま自然に返そうという
意見があるそうです。
そして現在は自然に返す方向で進んでます。
まあ、カンボジアの予算もあるでしょうし、見守るしかありません。
アンコール遺跡はあと1回か2回、「アンコール」が無くても続きます(^。^)
いよいよタ・プロムですね(^-^)
4枚目のお写真、「根っこに退屈したら、根っころがってて下さい」のポイントのところですが、
ここで私たちも記念写真をガイドさんにお願いして撮り
年賀状の写真となった場所です(^^♪
もう十年以上前のことです(笑)
当時は、もっと若くて、あまり遺跡にも興味がない時代だったので、写真はパチパチ撮ったものの、記憶も乏しく、
もったいないことをしました~(・。・;
3枚目のレリーフが美しいですね(^^♪
そして7枚目の回廊に映る小さい男の子は現地人の子かな?
私が行った時代は、物売りが多く、写真の男の子よりもっと小さい子でも物売りだったと記憶してます^^;
最後から2枚目の回廊の写真も好きですし、最後の記念撮影の子供がかわいくていいですね(^-^)
行った場所なので、いろいろと思い出して嬉しいです(^^♪
4枚目の場所で記念撮影して年賀状ですか。素晴らしい!! しかも十年以上前!! それ見てみたいです。
2016年1月1日の日記で、その写真をアップするってどうですか(^。^)
私の場合は、2008年から、その年に訪問した世界遺産の写真を年賀状に載せてます。
なので、もう8枚貯めたという友人が大勢います(^。^)
今は、物売りの子は、遺跡の中にまでは入ってはいけないというルールに変わったそうです。
なので、バスの駐車場所と、遺跡の出入り口の間では見かけますが、せいぜい3・4人でした。
回廊はまだ遺跡の中で、あの男の子は、観光客の両親と一緒でした。そういえば下から3枚目にも写ってます。
ここはジャングルに埋もれつつありますが、見どころは多い世界遺産でした。
タ・プロムって言うんですね!
この凄い木が建物を侵略し、仏像までも抱え込んでしまったとは\(◎o◎)/!
それにしても、見事な侵略方法(^_^;)
スポアンと言う木の方が根っこが細かくて白いから綺麗ですね!でもちょっと怖いか・・・
うわぁーーー生気を吸い取られるーーーって感じ!って、どんな感じだ???
遺跡も木の根っこも観光資源として、地元の方々の生活が少しでも潤うと良いですね。
↓一粒で二度美味しいのはアーモンドグリコでしたか!どんな味だったか???
メインPCどうでしたか?修復されましたか!?
私はPC全く無知で、大将がいないと何も出来ません(>_<)
PCとマイカーが壊れるのが、一番の恐怖です!
実家の父のPCネット接続していなので、PCと言うより、ワープロ状態ですが、
なんと「Me」ですよ(苦笑)もう接続できるプリンターが無いと・・・
いったい何年使ってるんだ(^_^;)
でもサクサク動いてます(笑)プリンター不調で嘆いていますが。。。
80歳だからもう新しいPC買わないって言ってます(^_^;)
まぁっ!!!根っ子の世界遺産ですね!
根っ子の間に、控えめに見える仏様の優しいお顔(*^_^*)
長い間、ずーっと同じ場所で何を見ていたのでしょうね
おっしゃる通り、ネッコロガッテはいられませぬ~
アンコール遺跡に、こういう樹木に押しつぶされたような寺院が、あるというのは
雑誌かなにかで見たような記憶があったのですが、実際に間近で見ると衝撃的でした。
ジャングルの樹木も、ここまでくるとちょっと怖いのですが、根っこを観たくて、観光客が多く集まるのも頷けます。
PC、修復できました。なんとか動いてます。
私は車が無くても、大丈夫ですが、PCが無いと生きていけません(^。^)
でも同期の連中では、PC無し、スマホ無し、そしてガラケー1本で生きてるやつがいます。
我々は彼らを縄文人と呼んでますが、彼等は「縄文人でケッコー」 と開き直ってます(笑)
同じ機能だけでPCを使うなら、何年前のPCでも使えますが、80歳でPC? しかも「ME」とは(笑)
恐れ入りました。
ただの根っ子じゃなくて、世界遺産の寺院を覆いつくし、破壊する根っ子ですから、ちょっと不気味でもありますが
根っ子に囲われた石像は、なんとも言えませんよね。
ガイドさんに言われなければ、この仏様には気付かなかったと思います。さすがガイドさん(^。^)
でも日も当たらず、鬱陶しいんじゃないかと思いますが、このジャングルの樹木の成長は早いので、
あと10年か、20年、このままほっておくと、この石像も見えなくなってしまいます。
どうするんでしょうね。気になります。
この先、カンボジアに観光に行くという友人がいたら、その度に、この石像の写真を撮ってもらいましょう。
皆さん、カンボジアに行かれたら「タ・プロム」ですよ~!! 寄ってみて下さいね~(^。^)
この仏さまがどうなっていくか、ネッコロがらずに、興味をもって、見守っていこうと思います。
ようやくムッシュ〜のサイトが開けられたわ♪
こちらのお国の事情だと思いますが、最近ネットの調子が悪くなかなか辿り着けませんでしたーー:
ガジュマルもスポアンも凄いですね@@:
昨年秋に訪れた、雲南省のシーシュアンパンナという熱帯地域でも同様の植物をみました。
何と言ったかしら..
たしか樹の根が隣りの樹の根に巻き付いて絞め殺す、そんな感じの札がついていたように記憶します。
「根っこに退屈したら、根っころがってて下さい、とガイドさんが言ってましたが、これはこれで面白く、寝てる閑はありません。」← 👏
何にでも、前向きで、楽しみを見つける旅プラスさまに座布団三枚~🎵
ネットが不調ですか。
お国の事情で、市民全員が不調なら、手の打ちようがないですね。
焦らずに、ゆっくりやって下さいね。
熱帯の樹木の凄さは、日本では想像もつきません。
私も多少は知ってましたが、ガジュマルとスポアンが、こんなに破壊的な樹木だとは思いませんでした。
雲南省もそうですか。
こういうところに家なんか建てたら、家ごと樹木に取り巻かれて潰されそうですね。
貴州省は、まだ雲南省よりはましですね。
ハ、ハ、ハ、座布団3枚、ありがとうございます。
カンボジアは、想像ができないという面白さがありました。
アメリカや、ヨーロッパなら情報がふんだんに入って来るし、歴史も文化も伝わってるので、
引っくり返るような「びっくり」というのは、ありませんが、カンボジアは、何回も引っくり返ります(笑)
アンコール遺跡もそうですね。
この寺院の根っ子は、誰もが想像もできない凄さだと思います。
根っ転がらずに、写真を撮り続けましたよ(^。^)