世界遺産(アンコール遺跡の最高傑作、アンコール・ワット)(その前半)
2015年 06月 22日
アンコール朝600年の栄華の跡であり、その最高傑作であるアンコール・ワットを、私が解説するなんてことは無理ですが、見学しながら撮った200枚くらいの写真から
26枚を選びましたので、前半・後半に分けて、2回で掲載します。
アンコール・ワットは、1113年に国内を統一した第18代王、スールヤヴァルマン2世によって造られたヒンドゥー教の寺院です。
西参道を歩き第1回廊へと向かいます。
ピラミッド状の寺院は世界の中心にある須弥山を象徴し、周囲にめぐらされた環濠は大海原を表すというようにクメール人の宇宙観をあらわしてます。
第1回廊に近づいてきました。
第1回廊、第2回廊、第3回廊、そして中央祠堂と、徐々に神々のいる天上世界に近づいていくという構造になってます。
人間の足みたいに見えますが、蛇神ナーガです。
そして南北180m、東西200mの第1回廊です。
さまざまな物語が刻まれてますが、ガイドさんの説明を聞いても、さっぱりわかりません。
何故、女神も天女も巨乳なんでしょうね(笑)
ヴィシュヌ神です。地元の人たちの信仰の場所となっていて、お線香の煙が上がります。
ヴィシュヌ神の手は8本、口が大きいです。
壁のいたるところにレリーフが刻まれています。
再び、巨乳3姉妹。
世界的に価値がある素晴らしいレリーフなのですが、神話のような物語を理解しないとわかりません。
物語は諦めて、レリーフの美しさを見るだけにしました。
そのうち、どこを歩いてるのかも分からなくなってしまいましたが、第1回廊を出て、次の回廊の入り口に向かってるのだと思います。
池に映り込む尖塔がきれいでした。
再びレリーフです。こちらも壁一面に刻まれてます。
帰国してから、カンボジアの本を読んだのですが、レリーフには戦争、宮殿の様子、魔王、奴隷、そして物語が刻まれてると書いてありました。
それが、この壁面の全部ですから、大勢の彫刻師の技術と、長い期間を要したと思われます。
後半に続きます。
ピラミッドもしかりですが
昔の人のすることって想像を超えてますよね!!
信仰のためには命も惜しまずってやつでしょうか。。。
もうこれからこういう建造物出来ないでしょうね
一枚目は、皆さん、記念撮影のスポットですね~(^-^)
私たちもここで撮り、こちらはしばらく居間を飾っていた一枚です(笑)
11枚目の映り込みが素晴らしいです(^^♪
そして、要所、要所を押さえたレリーフ、こんなにきちんとアップで撮られてたら、後で調べてもよくわかりそうです。
私は、なんだかわからず、パシャパシャと撮りましたから
そのまんま、CD-ROM?に保存してます。
ビシュヌ神、迫力ありますね~
ヒンズー教の3大神のひとつ「宇宙の維持を司る神」でした?
一番人気があるとか?あとは、ブラフマー=創造神、シヴァ=破壊神、ですからね。。。
たくさんの素晴らしいレリーフ、見いってしまいました♪
レリーフが、ほんとにたくさん、綺麗に残ってますね
これは、もしも行く時には、神話の本でも読んで行きたいです
これって、久しく森の中で眠っていたんですよね
見つけた人は、この建築物やレリーフを見てどれだけ驚いたでしょうね
おっしゃる通りで、アンコール遺跡は2度と建造できない貴重な世界遺産だと思います。
エジプトのピラミッド、アテネのアクロポリス、インドのタージ・マハルなんかも同じく人類史上では最高の
貴重な遺産だと思います。
それぞれ、時代の背景が違いますが、国家と国王に全ての権力と富が集中してた時代なので、
こんな凄い建造物が完成したんでしょうね。
世界遺産という制度が発足し、ユネスコが世界遺産の指定、もしくは取消しも行うようになって
これらの遺産が、国家レベル、世界レベルでも整備され、保存されるようになり、本当によかったと思います。
1枚目はアンコール・ワットの一番いい景色ですよね。記念写真を撮られましたか。
我がツアー・チームは皆さん勝手に動き、ガイドさんの言うことは誰も聞かないので、記念撮影は無しでした(笑)
実は11枚目あたりになると、どこをどう歩いてるか、よく分からなくなってました。
またレリーフかい、おい、おい、またレリーフだよ、って感じでしたね(^。^)
いやあ、よく3大神を覚えてますね。私は見学中はその3大神の区別がつきませんでした。
テヴァターと呼ばれる女神と、アプサラと呼ばれる踊る天女だけは、沢山登場したので、なんとなく分かりました。
反省点としては、今さら遅いけど、もっと勉強してから行けば良かった(笑)
そうそう、アリスさんのコメントにも書きましたが、反省点は事前の勉強不足でした。
レリーフを見ても、どういう物語なのか、さっぱりわからない(^。^)
専門書は必要ないと思いますが、「地球の歩き方」に、レリーフの解説が出てるんじゃないでしょうか。
私は「地球の歩き方」に騙されることが多いので、買わずにアンコール・ワットに突入しましたが、失敗でした(笑)
ここに元々住んでる住民は、その貴重な遺跡の意味が分からなかったでしょうね。
クメール王朝の後にカンボジアを長く支配したのは、フランスですが、その後20年に及ぶ内戦があったので、
アンコール遺跡どころではなかったと思います。
ポルポト後に、ようやく世界中の学者が、ここを訪れるようになり、今ようやく発掘・修復が行われてます。
でも、今の状態でも、じゅぶんに遺跡を見れますから、本を読まれたら、訪れてみて下さいね。
アンコールワットは超~有名だから、流石にその姿は写真等で見た事ありましたが、
こんなに広い環濠に囲まれているとは思いませんでした。
いわゆるお堀って感じで良いのでしょうか?でも、大海原か!?ちょっと違うんですね。。。
レリーフがどれも綺麗に残っていて良いですね(*^^)v
下から4枚目どんな物語だったんでしょうね。。。
200枚の写真から26枚を選ぶ作業・・・大変そうですね(^_^;)
続きも楽しみで~すヽ(^。^)ノ
機械は 勿論のコト 満足な道具もなかったであろう時代に
これだけのモノを創り出したのですから 本当に凄いですよね...
同じニンゲンが創り出したとは思えません
朝や夕方には 別の姿を覗かせるとか?
生で見てみたいものです!
時の権力者は、巨大な寺院を造ることで、権力を誇示しようとしました。
なので、立派な遺跡が700もできてしまい、その象徴がアンコール・ワットでした。
環濠はお堀でした。大海原という景色には見えませんが、クメール人は海の向こうの、神々が住む世界という
イメージだったんでしょうね。
下から4枚目は、かなり大きなレリーフで、強烈でした。
でもどこにも案内プレートが無いので、誰の、何の話か、さっぱりわかりません(^。^)
アンコール・ワットがあと1回、その翌日に行ったバンテアイスレイという遺跡があと1回で、
カンボジアシリーズも、いよいよ終了です。
9~15世紀の600年間で、これだけのものが、建造されました。
凄いのは、アンコール・ワットだけでなく、似たような遺跡が周辺にもゴロゴロ? あることです。
当時の王朝は現在のカンボジアだけでなく、ラオスや、タイの一部も、支配してたので、
領土はもっと広く、権力もあったのだと思います。
アンコール遺跡への直行便はないのですが、ベトナムか、タイを経由して簡単に行けますよ。
やはりベトナム、タイと街の雰囲気が似てます。
ただ遺跡にブラブラと歩いては行けないので、毎日なんらかのツアーに入らなければいけないので、
それは便利でもありますが、自由度は少なく窮屈という欠点もありました。
でも、実際に行けば、生きてるうちに見といてよかった、ときっと思いますよ(^。^)