ギリシャの世界遺産(11世紀に描かれた保存状態がいいモザイク画が残るオシオスルカス修道院)
2015年 07月 30日
オシオスルカス修道院は、ギリシャ正教の修道院で10世紀に設立され、ビザンティン建築の傑作といわれる聖堂と、11世紀に製作されたモザイクが残っています。
修道院の名前は西暦953年に亡くなった修道士ルカスを偲び、つけられました。
アテネから出発するバスツアーに参加しましたが、ここが修道院の入り口です。
アテネからバスで2時間半くらいですが、奥深い山中で、周囲に民家は見当たりません。
10世紀の建造物は、壁ががっしりしてるのが特長ですが、まるで要塞みたいです。
最初に中央聖堂横の入り口から半分地下のようなお堂に入りました。
天井のフレスコ画は残ってましたが、壁面のはかなり剥げ落ちてました。
そしてここが中央聖堂入り口です。
四円柱式内接十字型と呼ばれる中期ビザンティン建築の傑作ですが、石と煉瓦がパッチワークのように組み合わされ、積み上げられています。
そして11世紀のモザイク画、保存状態良好です。
下膨れのキリスト。よく似たモザイク画はヨーロッパ各地で見ましたが、この下膨れはいくらなんでも可哀そう。
ここのモザイク画は修道士の手書きで、これも修行のうちだったそうです。
ツアーのメンバーたちに、熱弁を奮う我がチームのガイドさん。
・・・と言っても、この修道院を見学してたのは我々だけでした。
ギリシャ正教の祭壇です。
どちらかというと簡素な祭壇でした。
色鮮やかなイコンが離れたところにありました。
ドーム下からの柔らかな明かりは、1千年前の昔も同じように差し込んでいたのでしょう。
世界遺産に指定される価値がある素晴らしい修道院でした。
建物も貴重ですが、やはり黄金のモザイク画は一見に値します。
オシオスルカス修道院は、ダフニ修道院、ヒオス島のネア・モニ修道院とともに1990年に世界文化遺産に指定されました。
宗教画はほとんどテンプレとは言うもののビザンティン様式は壮麗ですね。
オシオスルカス修道院という存在そのものを知らなかったので
この記事はありがたいです(*^_^*)
1990年に世界遺産になってたのですね~(@_@)
確かに、金のモザイクは素晴らしいですね!
私は、この金のモザイクを見ると、ベネチアのサンマルコ寺院を思い出します(^^♪
1枚目の建物の写真を見て、あれ?何かお菓子の家みたいヽ(^。^)ノ
って思ったのは私だけでしょうか(笑)
その色合いがウエハースとクッキーの様で・・・サクサクって感じが(笑)
その独特の雰囲気は、石と煉瓦の組み合わせだったんですね(^_^;)
5枚目の扉は板チョコに見えます!←おいおい!私!どうした!お腹空いたか(._.)
黄金のモザイク!素晴らしいですね!本当に眩しい位に綺麗に残っているんですね!
でも、そちらは高級チョコレートの包み紙に見えてしまいます・・・
今夜の私は相当お菓子に飢えているようです。。。お菓子なだけにオカシイな!?
お後がよろしいようで・・・これにて失礼仕りますm(__)m
おっしゃる通りで、アヤソフィアのモザイク画と似てます。
バスの中で、ぐっすり寝てたので、起きてすぐにこのモザイク画を見せられて、
「オレは、今どこにいるんだろう??」と思いましたよ(笑)
でも7枚目のキリスト像は、いくらなんでも太り過ぎと思いませんか(笑)
アヤソフィアのキリスト像も、シチリアの大聖堂で見たキリスト像も、同じモザイク画ですがもっとスマートでした。
確かにテンプレですが、西欧の大聖堂に比較すると、ビザンティン様式は、そのモザイク画が素晴らしいですね。
あとはイタリアのヴェニスとか、ラヴェンナにも素敵なモザイク画が残ってました。
チャンスがあれば、もっとギリシャ正教の寺院や修道院も、見てみたいと思ってます。
多分オシオスルカス修道院を訪問する日本人は少ないと思います。
現地発ツアーを色々と調べたのですが、オシオスルカスまで行ってくれるツアーは、たった一つだけでした。
こんな山の中だから金のモザイク画が、1000年もの長い期間、盗まれず、破壊されず残ったんだと思います。
サンマルコ寺院もビザンチン様式でしたね。あれは11世紀の建造なので、この修道院と時期は近いです。
あそこのモザイク画も黄金で素晴らしいですね。当時のヴェネツィアは交易で大金持ちだったので、
あのモザイクには宝石も沢山埋め込まれていると聞いたことがあります。凄いですね。
ハ、ハ、ハ、本当だ。
私はバスで熟睡中に、突然ここに着いて、突然この建物だったので、わけも分からず、フラフラ歩いてました(笑)
そうなんです、石と煉瓦で10世紀に建造されたビザンティン様式でした。
ウエハースみたいですが、噛むと固そうでしたよ(笑)
黄金のモザイクも、包装紙みたいですが、これも噛むと歯が折れます。見てるだけ~~~がいいでしょう(^。^)
お菓子なだけにオカシイな!?、に座布団10枚を差し上げます。
買う時は、もっと柔らかいお菓子を買って下さいね(^。^)
わたしは世界遺産も超有名なものしか知らなくて^^;
ここも知りませんでした
ギリシャ正教の修道院なんですね
↑のコメにもありましたけど、
アヤソフィアのモザイク画とよく似てますね~
キリストは、とにかく細いイメージしかないので、
ここの下膨れのキリストの画は、やっぱり違和感が(笑)
ここのモザイク画は、ほんと保存状態が良いですね
そして、最後の柔らかな光が差し込むドームのお写真、
とても良いですね^^
ギリシャの山奥の、あまり知られてない修道院まで行く日本人は、余程の世界遺産マニアか、
モザイク好きかのどちらかでしょう(笑)
私の場合はその両方です。
他に余程のフェルメールファンとか、余程のゴシック大聖堂マニアとかもありますけど(^。^)
この下膨れのキリストは明らかにデッサンのミスですね。
修道士の修行の一環として、こういうのを作ってたらしいので、専門家が作ったわけではないそうです。
保存状態がいいので、ミスも目立ちます(笑)
1000年前からこういう明かりを取り入れる設計がなされてたというのは素晴らしいですね。
あらためてビザンティン様式を見直しました。
アテネは、大変なことになってますが、こういう山の中では、おっしゃるように時計が止まったままです。
ギリシャは地震大国ですが、古代の建造物は壁が厚く、がっしりした構造になってます。
アクロポリスのパルテノン神殿の柱なんかは本当にごっつくて、震度5や6でもびくともしないそうです。
アテネのオリンピック会場は壊滅状態ですね。
でもそれは国家の財政難から、維持管理ができず、使われなかっただけで、東京とは事情が異なります。
でも日本の国家財政もこの調子で赤字を垂れ流せば、10年後、20年後はかなりやばいです。