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旅プラスの日記

趣味は旅と写真とサファリ。エキサイトブログは10年目になります。 世界遺産が好きで、合計200ヵ所以上の世界遺産を廻り、訪問した国は58ヵ国になりました。ブログの更新は毎日1回、ネタがあると2回。インスタグラムも毎日、癒しの動物写真・野鳥写真を投稿しています。気軽にお立ち寄り下さい。  https://www.instagram.com/tabi.plus/  ← インスタグラムのURLです。 


by 旅プラス

600年の歴史がある鬼を射る奇祭(北区熊野神社の白酒祭)

北区熊野神社では毎年2月7日に、鬼を射る神事、歩射(オビシャ)が行われ、歩射の後の饗宴として白酒が振る舞われる白酒祭りが催されます。
メトロ南北線志茂駅から近い熊野神社は正面の拝殿より、右側の神楽殿のが立派です。

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最初は白酒祭りの唄。往年の綺麗どころが唄ってくれました。
白酒節、白酒の唄、豊島餅つき歌と、このお寒い中に3曲も!!!
大丈夫です、神事は始まるまでが長いというのは、長年の経験で知ってますから。

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耐えること10分あまり、次は鬼を射る前に神職の祝詞があったり、北区区長の挨拶があったりで、さらに耐えること15分。
鼻水が出で鼻をかんでるうちに、ようやく歩射が始まりました。

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大きな丸に「鬼」と書かれた的を射抜き、その年の吉凶を占い五穀豊穣を願います。
こんだけ近くて的はでかいので、必ず鬼に当たります。

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何人もで鬼を射るらしく、神主さんも、来賓の方々も順番に参加します。
中には地元信用金庫の支店長さんや、消防署の署長さんも。

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20人くらいが鬼を射たでしょうか。鬼を射るごとに太鼓がならされ観衆が拍手します。
600年の歴史をもつ奇祭と書いてありましたが、可愛らしい奇祭でした。

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歩射が終了すると、主催者が参拝者に白酒(今は甘酒)と切餅を振舞います。
写真を撮ってたので行列に並ぶのが遅れました。

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美人さんが甘酒をもらい、

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子供が切り餅をもらってます。

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私も欲しかったけど行列に並ぶのは諦めて、自宅に戻りました。
関東では千葉県・埼玉県の川沿いに見られる歩射行事ですが、都内で伝承されている事例はきわめて少なく、北区指定無形民俗文化財(風俗慣習)に指定されているそうです。



Commented by umitosora14 at 2016-02-08 19:56
今晩は^^
コメント欄の不具合、続いてますね><
ここに入るのに、3回ぐらい再読み込みしてしまいました^^;
白酒祭?お酒のお祭り??
って思ってしまいましたけど、メインは鬼を射るほうなんですね(笑)
これだけ大きな的なら、わたしでも当てれるかも^^
多くの方が集まってますね~
昔からの神事が大事に受け継がれていくのって、
とても良いですね♪
あまりお祭りは行ってないので、
わたしも、機会を作って、お祭りを見に行こうって思います^^
Commented by yocomilk at 2016-02-08 20:00
こんばんは♪
知りませんでした。
鬼を射るって、鬼のお面じゃないのですね、良かった(^_^.)
地元の方も順番に射るなんて、ほのぼのしていて良いですね~。
その後甘酒やお餅がいただけるなんて、もっとほのぼの♡
私だったらきっと列に並んでます(*^_^*)
神事は始まるまでが長い・・という事も覚えておきます!
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-02-08 21:12
umiさん、こんばんは

私の場合はコメントを書くときに別画面がポップアップされて書き込む場合はOKなのですが、
日記の下の同じ画面に、コメントを書き込む日記の場合は、送信ができず、エキブロを1回完全に閉じて、
新たに読み込んでからコメントを書き込んでます。
なので、私の日記はセーフと思ってましたが、やはり駄目ですか。ガックリです。
それでもコメントをいただきまして、ありがとうございます。

鬼を射るのが主で、甘酒とお餅は歩射が終わってからの饗宴で、提供されます。
ここに集まった人は、歩射も見たいけど、当然甘酒と、お餅も楽しみにされてるでしょうね。
私がお祭りが楽しくなったのは、歴史が面白いと思った時期と同じで、人生後半戦からです。
なのでumiさんも、そろそろお祭りが楽しくなるかなと思います(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-02-08 21:25
yocoさん、こんばんは

「鬼」という墨で書かれた字を射ます。
この的は大きくて直径が1.8mあるので、まあ普通なら誰もが、的に当てることができます。

地元の方が出るのは、ほのぼのとしてるのですが、名前の違う信用金庫の支店長が二人もいたので、
熊野神社は借金を相当かかえてるんじゃないかと、心配になりました。

そうですよね。寒い中1時間も立ってたので冷えましたよ。よ~し、行列に並ぼうと思った時には
地元の方々の長い行列ができてて、越境の「一見さん」にはハードルが高かったです。
お餅はすぐに食べれませんが、甘酒だけは一杯やりたかったので、残念でした。
Commented by kaorunchoko at 2016-02-08 21:51
❤旅プラスさん こんばんは☆
また珍しい行事ですね!!!
「鬼」を射るんですね。何だか鬼の字が可愛らしいですね(笑)
もっとこう、おどろおどろした鬼って字の方が雰囲気出る様に思いますが(^_^;)
往年の綺麗どころ皆様お元気そうで何よりです!
やっぱりお年寄りも女性の方がお元気そうですね。
寒い中並んで、アツアツの甘酒フーフーしながら飲むのも良いですね(*^^)v
こういう行事って、なんか昔より多い様に感じますが、この十数年で復活したのかな?

そうそう!やっぱ、コメント数日前から変ですよね(^_^;)
私も一度コピーして置き、別ウィンドでその方のを開き貼り付けて送信すると出来たり、
でも、それでもダメな時もありました。全く困った物ですね。。。
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-02-09 05:58
kaorunさん、おはようございます

鬼の字ですがやけに頭がでかくて、まるで小学生が書いたみたいですよね。
でも皆さんの狙いは、丸の中じゃなくて、鬼の中の「田」の字みたいなので、それで「田」を大きく
書いたのかなと思いました。

この行事は、600年間も細々と続いてたらしく、それで北区指定無形民俗文化財(風俗慣習)になってるそうです。
それほど準備も練習もいらないし、終わると甘酒とお餅が配られるので、「止めよう」と言いだす人もいなかったとか。

コメントは本当にまいりますね。
でもkaorunさんのコメント欄は別ウィンドーなので、いつも一発OKですよ。
苦労してるのは同一ウィンドーの方。私も同じで開きなおしてから送信してます。
by tabi-to-ryokou | 2016-02-08 16:00 | 祭り | Comments(6)