清少納言の「枕草子」に、「恐ろしげなるもの」として登場するオニバス(水元公園)

7月30日、土曜日、晴れ、東京の最高気温は32.9度でした。

清少納言の「枕草子」に、「恐ろしげなるもの」として登場するオニバスは、睡蓮の仲間。
以前は日本全国の沼や湿地に見られたそうですが、今は絶滅危惧「II」類(環境省レッドリスト)です。

この池一面に広がる直径1.5m程の葉を突き破って、花が咲きますが、かすかにオニバスが見えます。

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浮葉は大きいのですが、花は小さな紫の花。手前にも2輪咲いてます。

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この、トゲトゲに覆われた蕾の先端が割れて、花びらが開きます。

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花自体は、4~5センチの可愛い花ですが、トゲに覆われてるので、どことなく奇怪であり、エキゾチックなイメージもあります。

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オニバスの実は、栄養価が高く体に良いとされるので、中国の南京市では街頭で、農民が担ぎ売りをしています。
生でも、調理してでも食べることができ、薬剤としても用いられる人気の食材だそうです。

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同じく水生植物のアサザも見ようと、「ごんぱち池」まで歩きました。
切れ込みのある浮葉に囲まれて花が咲きますが、浮葉が描く模様はアートのようです。

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アサザは、準絶滅危惧種(環境省レッドリスト)ですが、土曜日は探しても咲いておらず、係の女性に聞いたら「先週までは咲いてたけど・・・・」という話でした。
この写真は昔、撮ったアサザです。

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仕方ないのでシオカラトンボを撮って・・・・

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それからチョウトンボを追いかけて・・・・・

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そして、炎天下を、ガガブタや、ヒメコウホネが咲く池に向かいました。
次回に続きます。



by tabi-to-ryokou | 2016-08-01 16:00 | | Trackback | Comments(10)
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Commented by ayayay0003 at 2016-08-01 17:48
こんにちは^^
今年も水元公園にオ二バスが咲くシーズンが来たのですね♪
1枚目は、たくさんのカメラマンさんも水鏡に一部が映る奥行きのある素敵な写真に仕上がっていますね(^^♪
オ二バスのお花ってそんなに小さいのですね!
写真ではかなりな望遠?なのか凄く大きく感じますね。
紫の綺麗なお花ですが棘がサボテンのようにも感じられて不思議な花ですね!
調べたら栗林公園にもあるのですが、昨年の記録を見ると何故か9月に咲いているので、9月なら行けそうなので取材してこようか?と考えています(^-^)
アサザは、旅プラスさんの日記で2年前に知ったのですが京都の植物園で咲いてるのを昨年見て可愛らしいのに感動しました!
いつもいろいろなことを教えて頂いて有り難いです、ありがとうございます(*^^)v
Commented by kaorunchoko at 2016-08-01 18:20
❤旅プラスさん こんにちは!
今年も無事オニバスの取材完了ですね(^_-)-☆
旅プラスさんの所で初めてオニバスと言うのを知りました!
花の色がとっても綺麗ですが、そのトゲトゲが何ともね・・・(^_^;)
3枚目蕾の写真、水にキラキラお星さまが出てますね~♫いいな~♫
アサザは胡瓜やカボチャのお花みたい!

チョウトンボ、羽がとっても綺麗ですね~♫
同じトンボなのに、上のシオカラトンボの羽は全部透明なのに、
チョウトンボは綺麗な色つき!トンボも色々ですね~♫
いつも珍しい物を見せてもらえて、楽しいです(^O^)!
Commented by asahinahikari at 2016-08-01 20:09
こんばんは
オニバスもアサザも名前は聞いた事がありますが
お花は初めて拝見しました
オニバスはハリセンボンみたいな凄いトゲの中から美しい花が咲くのですね〜もう忘れませんよ〜
アサザはビタミンカラーで見る事が出来たら幸せになれる様な気がしてきました
広そうなのでお花やトンボなど見つけるのも大変だったのでしょうね
良いものを見させていただきました
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-08-01 21:10
アリスさん、こんばんは

そういえば1枚目、2枚目のような全景は、今まで撮ってなかったような気がします。
ここはいつ訪問しても、ささやかですが10人から15人の見学者がいます。
ただ、1枚目の見学者は、オニバスじゃなくて、チョウトンボを狙ってたんじゃないかと思います。
だって、オニバスだけなら10分か15分で、写真は撮れますが、彼らはずっと腰を落ち着けてましたから。

9月には栗林公園で本物が見れそうですね。
私の撮影環境は、オニバスまで3mくらい。オニバスの大きさが幅4cm、高さが5~8cm。
300mmの望遠で、F値を20.0にしてしてるので、トリミングで、画像を3倍・4倍に拡大しても、
全く問題がありません。明るければ小さい被写体でも、引き寄せて拡大できます。
新兵器で、ガンガン撮ってみて下さいね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-08-01 21:22
kaorunさん、こんばんは

そうなんですよ。真夏になると大輪朝顔と、オニバスと、アサザは恒例行事です。
あと、サギソウと、深川八幡の水かけ祭りと、浅草のサンバも(^。^)
忘れてました、あと「木場の角乗り」も取材に行きます。

気づきませんでしたが、3枚目にキラキラの星が出てましたね。
そのキラキラ星も、もっと拡大して撮れればいいのですが、ちょっと距離があって、限界でした。
もうちょっと長いレンズを「ポチ」したいなあという誘惑に襲われて、「まだ我慢」と、はね返してます(笑)

チョウトンボの撮影は、結構難しんですよ。
彼らはいつも落ち着きなく飛び回ってるので、なかなか止まってくれません。
でも今回は、30分くらい格闘したので、続編の日記でも掲載予定です(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-08-01 21:33
光さん、こんばんは

オニバスも、アサザも水生植物ですから、静かで、綺麗な池がないと繁殖できません。
毎年、この水元公園で、オニバスの写真を撮ってますが、4年前なんかは、台風で浮き草が流されて、
根っこと離れてしまったので、全滅したこともありました。
見た目のトゲトゲにかかわらず、意外とデリケートで、だから絶滅危惧種になってしまったのだと思います。

ありがとうございます。オニバスと、アサザを覚えていただけましたか。
もしこの先、実物を観る機会がありましたら、ついでに旅プラスさんも思いだして下さいね(笑)

そうそう、毎年訪問してるので、どこにどの花が咲き、どこにどんなトンボがいるかも覚えてます。
最近の出来事はすぐ忘れますが、毎年続けてることはよく覚えてます(^。^)
Commented by umitosora14 at 2016-08-02 00:02
今晩は^^
オニバス、ほんと、恐ろしげなるものといわれるのも納得の外観ですね(笑)
何といっても、やっぱり棘のインパクトでしょうね
アサザ!わたしも、この前の信州旅で撮ってて、
ちょうど明日の朝にアップ予定です
初めて見たような気がしてましたけど、
旅プラスさんに見せて頂いてたんでしょうね^^;
最近、物覚えが悪くて><
ん?もしかして、最近じゃなくて、最初からかもですけど(笑)
失礼はしてしまいますけど、
毎回、感動できるというメリットもあります(笑)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-08-02 07:35
umiさん、おはようございます

昔ふうにいうと、「げに恐ろしや~~」となるんでしょうか。
このトゲですからね。
でも花の可愛さと比較すると、実にアンバランスで、奇怪な植物だと思います。

人の日記の内容なんて、そんなに覚えてられませんよ。
私なんかは、自分が書いた日記の内容でさえ、忘れてることが多いですから(^。^)
毎回、初めて書いてるような錯覚をして、そういえば、これ昔に書いたかな、なんて思いだします。

信州のアサザですね。待ってま~す。
Commented by sakuramoon7767ryo at 2016-08-02 11:07
おはようございます!
オニバス、初めて拝見しました。
葉っぱの大きさの割に小さな花ですね!
でも旅プラスさんの写真の腕が素晴らしいのでお花が存在感を主張してね!とても色合いが綺麗ですね。珍しくないものが拝見出来ました。
朝顔の大輪も初めて拝見しました。
お世話する方も写す方も暑い中大変そうですね〜
でもこちらもひな壇に整然と並んで美しいですね!ありがとうございました!
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-08-02 12:49
sakuramoonさん、こんにちは

オニバスの生息地は、現在全国に100か所ほどしかなくて、この水元公園のオニバス池も
昔は水産試験場としてオニバスの研究をしていた跡地だそうです。
葉を突き破って咲き、その花が紫色で可愛いというのが意外ですよね。
私も新聞の記事を見て、水元公園で初めてオニバスを見た時はびっくり仰天でした(^。^)

大輪朝顔は、江戸時代の下町で盛んに育てられ、新種の改良が進められたそうです。
今でも下町では朝顔の研究をしてる素人園芸家が多いみたいですよ。

最近の取材は暑くて大変ですが、近場に出かけて1時間か2時間で帰るようにしてるので、大丈夫ですよ。
帰るとビールが美味しいです(笑)
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