誰よりも高く飛ぶ男が、周囲から尊敬されるというマサイ族のジャンプ(アフリカ縦断の旅、9月10日夜、ホテルにて)

マサイ族はケニア南部からタンザニア北部に暮らす先住民。推定では20万人から30万人が、遊牧民族として暮らしてきましたが、
今は政府の定住化政策で、農耕や観光収入で暮らす人たちが増えてるそうです。

この日は、6泊7日滞在したムパタ・サファリ・クラブにおけるラスト・ナイト。
ゲスト・リレーションの紀子さんの粋な計らいで、マサイ族のショーがレストランで始まりました。

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こんなサプライズがあるとは知らず、カメラを部屋に置いてきてたので、慌てて取ってきました。
戦士の踊りが始まります。

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マサイ族の男たちは、この槍で放牧中の牛を、猛獣たちから守ります。放牧と戦いが成人男性の重要な仕事で、それ以外の仕事は女性や子供たちの役割。
武器以外を持つのは男の恥という考え方が、今でもあるそうです。

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そして待ってました。高く跳べば跳ぶほど、周囲から尊敬されるというジャンプです。

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彼らの伝統的な色は赤で、戦士たちの衣装も赤が多数派です。

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反動をつけずに、ひょいとこの高さ!!、彼のジャンンプ力と、

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もう1人、彼のジャンプ力が際立ってました。

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2人が同時に跳びますが、右の赤が、左の茶ピンクを「お、負けた」、と見てます。

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今度は赤のが、茶ピンクよりちょっと高くて、茶ピンクが「しまった、やられた」と見てます(笑)

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彼らにとっては、例えショーでも、ジャンプの高さは大事なことなんですね。ムパタ・サファリ・クラブの夜は、こうやって過ぎていきました。
ちょっと小耳にはさんだ話ですが、ジャンプが高ければ婚活に有利かというと、最近はそうでもないそうです。
牛を何頭も持ってると女子からもてるけど、牛を持ってない男子は女子から見向きもされないとか(笑)
文明国の価値観とは無関係のようなマサイ族の世界にも、現実的な世知辛い風が吹いてるようでした。



by tabi-to-ryokou | 2016-11-03 16:00 | 旅行 | Trackback | Comments(18)
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Commented by o-rudohime at 2016-11-03 16:14
文明社会が浸透するのが良いのかどうか 複雑な気持ちになりますね。
牛の番とジャンプに明け暮れ おまけに一夫多妻 完全なる男社会ですね。
私には向かないわ。
Commented by maxiah1818 at 2016-11-03 16:54
すごいですね!
ほんとに軽々。
どんなに違うか、ちょっと私もやってみます。
(だれもいないときに・・・)

一枚目のお写真の雰囲気にグッときて
次の展開に驚きました(笑)
Commented by kana78kana at 2016-11-03 19:01
こんばんは。
すごいジャンプ力ですね!
飛んでるお写真、浮遊写真に見えます^^
婚活は、モテポイントが何かが重要ですね。
動物たちだってそうなんですもの、当たり前かな^^;
Commented by ayayay0003 at 2016-11-03 19:26
こんばんは^^
私は、1枚目の楽器が気になりました(^^♪
何と言う楽器で、
どんな素晴らしい音が出るのでしょうか(・・?
ジャンプも素晴らしいけど気になります♫
そして、赤もいいけど、ピンクと茶の衣装が素敵だと思いました☆
婚活ポイントは、グローバルになりつつあるのでしょうか(・・?

マサイ族ナイトのディナーショーだったのでしょうか?
疑問符だらけになっちゃいましたネ(^。^)
Commented by ei5184 at 2016-11-03 19:43
このジャンプシーンはTVで観ましたが、
凄いですね~ 間近で観られるとは、これも又凄い(笑)
Commented by minibears at 2016-11-03 19:49
旅プラスさん!
わぁ~!飛んでますね~。
この民族の方々、どこかのテレビ番組で見たことがありますが、実際に会ってきたんですね。
みなさんの民族衣装は同じように見えますが、それぞれ個性アピールをしているように、ベルトがオシャレだったりしますね☆
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-03 20:56
himeさん、こんばんは

特に遊牧民族は、その国や、町に拘束されることもなく、自由気ままですから、
文明社会があっても、無くても影響は受けません。
ただケニア政府も、タンザニア政府も、教育を受けることができない子供たちを減らそうとしてるようですが、
町に大人の仕事が少ないので、なかなか難しい問題です。
最近は子供が親と離れて寄宿生活を送りながら学校に通うという制度もあると聞きました。

一夫多妻はいいのですが、力がある男性は4人まで奥さんをもてて、牛を持たないとか、力が無いとかの
男性は一生独身。これもお気の毒です(^。^)
でも最近、道路を走ってる時に出会うマサイ族は、男性も、女性も携帯を持ってるので、
昔に比べれば生活形態も変わってきたように感じます。
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-03 21:06
あいさん、こんばんは

彼らの体系は日本人と全然違います。
スラッとスリムで、足も細い。
間違いなく8頭身か、それ以上ですね。
誰もいない時に、ひっそりと飛んでみましたか(笑)
私もやってみましたが、ちょっと膝を曲げてから飛んで20cmから30cmでした。

1枚目は、慌ててカメラを撮りに戻って、やっとまだ演奏に間に合ったという写真です。
残念ながらどんな楽器で、どんな歌だったのか、殆ど聞き漏らしました。
彼が先発で、集団の踊りが中継ぎ、ジャンプがこのイベントのメインでした。
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-03 21:25
kanaさん、こんばんは

オンライン写真展、拝見しました。
みどり、しろ、あか、きいろ、のどれも綺麗でしたよ。
私は、暗い背景に浮き上がる、さぎ草の「白」が、好みです(^。^)

舞台の近くに行ってしゃがんで撮りましたが、それにしてもまるで宇宙遊泳(^。^)。
幽体離脱のような凄いジャンプ力でした。

男の婚活で有利なポイントは、財産(牛)の有無みたいでした。
メスがいないオスライオンは、孤独にサバンナをうろついて、メスを探すことができますが、
猛獣が闊歩するマサイマラでは、マサイ族は部落の中で過ごさないと、特に夜は危険なんです。
なので、婚活のチャンスは少ない。いやあ~~厳しいです(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-03 21:43
アリスさん、こんばんは

あの最初の演奏は殆ど聞き逃しました。だってサプライズのショーで、カメラを部屋においたまま。
その部屋がレストランからは遠いコテージで、慌てて走ってカメラを持って戻ってきた時に、演奏は終わりました。
取り敢えず撮った1枚が、最初の写真です。
次に訪問した時に、どんな楽器で、どんな音楽かよく聴いてきますね。

ピンクと茶の組み合わせは、うまいコーディネートでしたね。
マサイの若者は、ド派手なだけでなく、シックな好みもあるみたいでした。

マサイ族の人たちは、3月にマサイ村を訪問した時にも会ったし、日本人ご夫妻がここでウェディングをした時にも
会いましたが、このムパタサファリクラブから、すぐ近くに彼らの部落があります。
呼ぶときてくれて、こういうショーをやってくれるのだと思いますが、この日の晩は日本人の大人が4人、子供が2人
だけだったので、ホテルがラストナイトの私のために呼んでくれたんじゃないかと、有難く思ってます(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-03 22:14
eiさん、こんばんは

テレビでもやってましたか。
凄くしなやかで、瞬発力のかたまりみたいな男たちでした。
そして写真をチェックして、よく見たら、ジャンプした一番高い位置で笑顔の男までいました(^。^)

ダーウィンの進化論みたいに、高くジャンプする男が結婚して、子孫を残して、
徐々に自然淘汰で、高く跳べるものだけが残ってきたのかなと思わせる迫力でした。

ここケニアの大きなホテルでは、こういうショーがよくあるそうです。
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-03 22:24
marukoさん、こんばんは

とんでもない高さに、跳んでました(^。^)
誰かが、バレーボールか、バスケットボールをやらせたらどうかと言ってましたが、
彼らの部落には、体育館がないし、練習で道路を走るにしても、ライオンとばったりなんてことは
普通に起こりうるので危険だし、運動と言えば、牛と一緒に放牧地を歩くくらい。
才能がありそうなのに勿体ないですね。

よく気づかれましたね。ベルトもそれぞれ個性があって、お洒落でしたよ。
3月に来た時には、マサイ村を訪問するという、オプショナルツアーに参加したのですが、
テーブルや、地面に並べた民芸品に、ベルトもありました。
でも私にはカジュアルすぎて、買わなかったです(^。^)
Commented by kaorunchoko at 2016-11-04 12:42
❤旅プラスさん こんにちは!
オォーーマサイ族のジャンプ大会ですね!!!
反動も付けずにその高さを出すって、めっちゃ凄いですね。
足の裏にバネが見えませんでしたか!?(笑)
最初のジャンプの方だけ、ライオンみたいになってますね\(◎o◎)/!
二人同時のジャンプ、彼らの表情を観察するのも、楽しいですね♫
成程、財産を持ってる人の方が選ばれるのは、何処もおなじなんですね・・・
あっ!でも無いよりはあった方が良いけど、それだけじゃ無いですもんね(^_-)-☆

今日もいい天気ですね~♫
午前中手続きやらで、銀行他外出したのですが
このまま帰っちゃおうか!って思いましたよ(笑)あと半日頑張ります(^O^)!
Commented by umitosora14 at 2016-11-04 12:58
こんにちは^^
ジャンプ力で評価が分かれるんですね
身体能力をそこで測るんですね~
で、最近は、そこに経済力も加味されるんですか
なかなかそれらを持ち合わせない男性は、大変ですね^^;
それにしても、きっちりとした男社会なんですね。。。
わたしは向いて無さそう^^;
男の仕事じゃないって言われたら、
心の中で、反発しちゃいます(笑)
Commented by aaic5475 at 2016-11-04 13:45
でんの友ワンコには「マサイ族!」とお母さんが声をかけると
後ろ足で立ち、垂直跳びする仔がいます(笑)
槍を持たせたいほどです^^
                でん母
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-04 17:03
kaorunさん、こんにちは

もしかしてバネ付き(^。^)かもしれないのですが、皆さん漆黒の肌だし、
こちらはファインダーを覗いてるしで、よく見えなかったです(笑)

最初の人は、首に羽飾りを付けてましたが、この中ではリーダーなんでしょうか。
この中の序列は、私にもよく分からなかったです。
そうですね、きっと牛を大切に育てて、数も増やしてると、勤勉で頼れる人って、いわれるのかもです。
なので、まずは財産持ち(牛持ち)が好かれるみたいですよ。
私がマサイ族に生まれなくてよかったです。亡き両親に感謝します(笑)
もうそろそろ終業時間ですね。お疲れさまでした。
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-04 17:15
umiさん、こんにちは

マサイ族で、嫁さんもらうのは大変らしいです。
ジャンプが高くて、勤勉で牛を大切に育て、数も増やしてないといけない。
私がマサイ族だったら、ジャンプは無理、働かずにお酒飲んでて、一生独身ですね(笑)

何の文明も無く、ケニアのサバンナを放牧生活してた時代は、男性は牛を育てて、猛獣から守るのが
一番の仕事だったんでしょうね。その時代の役割分担が、現在も続いてるのかもしれません。
だって、朝から夜まで、ライオンの鳴き声に怯えながら、牛を連れて歩くって結構怖いですよ。
そして襲われたら槍1本でライオンと闘うわけで、襲われて食べられちゃったマサイ族もいると思います。
例え奥さんを4人もらえたとしても、やはりマサイ族には生まれたくないです(笑)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-11-04 17:23
でん母さん、こんにちは

それ凄いです。ビッグニュースですよ。
「マサイ族」って、叫んで跳んでもらい、フェースブックに動画で投稿したいですね。
あ、YOU TUBEでもいいです。

垂直跳びですか、ますますいいですね。
ご褒美に赤い服も着せてあげたい(^。^)
いっそのこと、ケニアに連れてって、ムパタサファリクラブのショーに出演してもらいましょうか。
マサイとワンコの夢の競演なんてどうでしょう(笑)
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