宇都宮にあって、イスタンブールにもあって、埼玉県にもあった巨大地下宮殿。そのレポートの後半(首都圏外郭放水路、埼玉県春日部市)

タイトルに「宇都宮にあって、イスタンブールにもあって」、とありますが、地下宮殿に興味がある読者の皆さんは、
2年前の以下の日記で、その潜入レポートをご覧いただけます。

2014年2月8日の日記で「大谷石の採掘場跡地の地下宮殿」、
2014年8月22日の日記で「暑い日には地下宮殿で涼みませんか(イスタンブール、その22)



昨日の、地下宮殿の続きです。
四角形をグルグル回りながら狭い階段を116段降りて、調圧水槽に到着しました。
地下22mの場所に、奥行き177m、幅78mの広さで、天井までの高さは18mあります。

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柱は高さ17m、幅2m、重さ500トン。この柱が59本あって、水槽の天井を支えます。

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天井です。覗ける穴がある場所から、微かに地上の光が漏れてます。

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この深さ72m、内径約30mの巨大な穴は、第1立杭といって、地下水路から流れてきた中小河川の洪水を取りこみ調圧水槽に流します。

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説明が一通り終わると自由時間になり、皆さん写真を撮るためにバラバラになります。
でも1回の見学者は25名なので、全員が散らばっても地下宮殿は閑散として見えます。

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写真を撮ったり・・・・

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呆然と立ち尽くしたり・・・・

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20分程で、集合時間となり降りてきた116段の階段を今度は登ります。

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龍Q館に戻り、アンケートを書くと解散で、見学時間は約1時間でした。

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この放水路が活躍するのは台風の集中豪雨の時ですが、想定地域で、6年前と比較すると、浸水面積が4分の1、浸水戸数は3分の1に減ったそうです。
建設にお金はかかったでしょうが凄いですね。
なお江戸川はそれだけ水量を増やしても、川幅が広く直線なので、氾濫することがないそうです。それも凄いですね。
首都圏外郭放水路の見学は無料、申し込みは、HPからできますが、見学が可能なのは火曜から金曜までの平日です。



by tabi-to-ryokou | 2016-12-03 16:00 | 建造物 | Trackback | Comments(8)
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Commented by o-rudohime at 2016-12-03 16:19
イスタンブールの地下神殿より多分に立派で雄大ですね。
備えあれば患いなし ですね。
行きはよいよい帰りは恐い・・楽して素晴らし物を見せて頂きました。
Commented by ayayay0003 at 2016-12-03 16:57
こんにちは^^
ほんとに地下寝殿は広大で見学者が入ったお写真拝見するとよく解りますね(^^♪

地下水路から流れてきた中小河川の洪水を取りこむ深さ72m、内径約30mの巨大な穴、ほんとに凄い巨大です!
水の力にも負けない頑丈な造りは素晴らしいです☆

呆然と立ち尽くす方というのは、カメラを持ってなかったら20分間、何をすればよいかわからないですね~~~(笑)
スマホの方もちらほら~
5枚目の右端の女性、笛を銜えているように見えますが係の方でしょうか?
帰りの116段は、余裕でしたでしょうか(^。^)
Commented by tatuotoko0406 at 2016-12-03 18:04
こんにちは。
昔、少しばっかの大雨でも池之端のまわりが浸水。
鳥越神社の近所でも浸水。

そんなんで今は、都内各所にも巨大なプールが地下にあるそうですねえ。

環七のどっかにもあって仲間が一回、ポンプを取替えに行ったそうですが階段だけしかなく撤去するのに3日。
入れるのに2日かかって大赤字だったそうです^^;

広大な空間の上に建造物があり、それを支えるとなると宮殿のようになるんですねえ。
宮殿、神殿はもしかしたら宗教的な形ではなく、物理的なことであのような形になったのでしょうか?

つうか、実際見たことはないんですが・・・^^;
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-12-03 21:02
himeさん、こんばんは

イスタンブールの地下宮殿を見た時は、これは凄いと驚きましたが、規模は外郭放水路のが圧倒的に大きいです。
ただイスタンブールの地下宮殿は6世紀に建設されたので、高さ8mの柱の1本、1本に、彫刻がありました。
地下貯水池と、放水路なので、比べようがありませんが、どちらも、後世に残る遺産だと思います。

階段は116段でしたが、高さは22mなので、ビルの階段を登るよりは楽でした。
殆どの年長の皆さんも、無事地上に生還してました。

そういえばイスタンブールは、今の利用価値は観光だけなので、エレベーターがちゃんとありました(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-12-03 21:16
アリスさん、こんばんは

立抗は第1から第5まで、五つあるのですが、真上からバシャバシャと洪水が流れ込むと、
立抗が破損するので、周壁に沿って流れ込むように落下するそうです。
それは台風の日でもないと見れないらしいので、今回は施設だけで、実際の洪水の流入は見ることができなかったです。
まあ、そりゃあ当たり前で、そんなにしょっちゅうあっても困りますけどね。

なんか、5分程で中を見て、あとは退屈そうな方もいらっしゃいました。
余程の治水マニアか、宮殿マニアじゃないと、写真を撮る以外はすることありません(^。^)

そうそう、5枚目の女性は人数を数えるアシスタントみたいな方で、あと1人ガイドをする女性がいて二人一組でした。
116段は、余裕ってほどでもないのですが、楽々登りました。
ヨーロッパの教会の尖塔に登る時の狭いグルグル階段に比べれば楽です(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-12-03 21:26
オレさん、こんばんは

昔は隅田川の治水も、やばかったそうですね。
今は護岸が整備されて問題ないと聞きました。

現在は、環7辺りのが、ゲリラ豪雨には、下町よりやばいそうです。
善福寺川、石神井川、目黒川なんかは住宅街をくねくねと流れてるので、集中豪雨にはめっぽう弱い。
その一方荒川、江戸川、利根川は、河川敷が広くて、直線で流れるので、今じゃ溢れるなんてことはまずないそうです。

宮殿・神殿で、最も古いのは、ギリシャのパルテノン神殿らしいのですが、
屋根を支えるために何本もの円柱が必要で、ここの地下宮殿とも構造は似てます。
それに比べれば、最近の建築は鉄骨だし、壁も重量を支えるので、スマートになりましたよね。
ここの見学は、高校生くらいには面白いかもしれませんよ。
Commented by cynchia at 2016-12-03 22:32
こんばんは、地下の秘密基地ですね、
まだまだ、広い日本ですね!
Commented by tabi-to-ryokou at 2016-12-03 23:31
シンシアさん、こんばんは

はい、秘密基地です。
悪い奴らのアジトかも(^。^)
現実には、ウルトラマンとか、鉄人28号が、撮影で活躍したそうです。

日本には、あまり知られてない、不思議な行事や、祭りや、場所が、まだ沢山ありますね。
長い期間生きてますが、広い日本で、知ってるのはごく一部だけのような気もしてきました(^。^)
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