明治時代の徳川家の住まい「戸定邸」に「戸定黄梅」(とじょうおうばい)が咲きました(千葉県松戸市)

ケニア旅行に出る直前だったので、2月上旬の訪問でした。

水戸藩最後の藩主・徳川昭武が建てた戸定邸の敷地には「戸定が丘歴史公園」があります。

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梅が咲き始める時期に訪れたのは、戸定邸庭園の戸定黄梅(とじょうおうばい)を見るため。
花弁が黄色味を帯びてるのが特徴で、300種類を超える梅が咲き誇る、水戸の偕楽園にもない珍しい梅だとか。
手前は紅梅ですが、奥が黄梅です。

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徳川昭武と彼の兄徳川慶喜の資料を展示する戸定歴史館、徳川昭武が住んでいた戸定邸(国指定重要文化財)と庭園(国指定名勝)がありますが、
生憎と庭の造成工事中で、大広間から、左側の黄梅を眺める景色はイマイチでした。

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珍しい梅に土地の人が名前を付けて、親しむケースはよくありますが、この梅は「戸定黄梅」と名付けられ、2月には大勢の観賞客が訪れます。

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「戸定黄梅」はもっと黄色い花かと思ってましたが、意外と白梅に近い色でした。でもよく見ると白梅よりは黄色いので「黄梅」と呼んでもいいでしょう。 

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明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物は、9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23に及びます。こちらは徳川家のお風呂。

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高松宮喜久子妃殿下が徳川慶喜家から高松宮家に嫁ぐ際に、ととのえられた葵紋付長持。

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この大広間が本来なら庭園を眺められる一番いい部屋。

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旧大名家の生活空間を伝える邸宅は、歴史的価値が高く、黄梅より建造物のほうが面白かったです。


「ほっ」と。フォトコンテスト


by tabi-to-ryokou | 2017-03-02 16:00 | 建造物 | Trackback | Comments(16)
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Commented by roseyrosey at 2017-03-02 17:01
こちら、以前からとても気になっていたんですよねー。
イメージしていたより立派で、内部も公開されているんですね。
これは是非行かないと。。。^^
梅も見事だけれど、私も建物が気になります。
撮影可能なのも嬉しいですね。
Commented by umi_bari at 2017-03-02 17:12
貴重な梅と、建物を有り難うございます。
建物の中からの眺めが良いですね、重機は
残でしたね、泣いちゃいますね。
Commented by tatuotoko0406 at 2017-03-02 17:57
おかえりなさい、ムッシュー!
なかなかコメを残せず申し訳ないですm(_ _)m
一瞬を一新する!7DMarkⅡの使い心地はどうでした・・・?
軽いシャッターフィーリングが官能だったんじゃないか、と思うのですが^^

で、ここなんですが・・・
昨日、見積もりに行った現場の脇なんですよ!!
いやあ、偶然。
こういうところなんですね。 オーダーが入ったら、たまたまクルマにカメラが乗ってそうですわ(笑)
回るのにどのくらい時間がかかりますかね・・・?
Commented by yocomilk at 2017-03-02 18:52
こんばんは!
寄った写真は黄色っぽいですが、
ほんと、思ったより白いのですね。
蝋梅とも違うのですね。
香りはするのでしょうか?
そして、水戸の偕楽園には梅が300種類あるというのにも密かに驚きました!
梅の世界、奥深いですね。
最近、梅に夢中です❤︎
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-02 21:03
roseyさん、こんばんは
私も「戸定が丘歴史公園」は、初めての訪問でした。
戸定歴史館、戸定邸とあって、入館料は150円でした。
場所は松戸駅から近くてバスでも行けますが、徒歩10分なので歩いたほうが楽です。
日記には書いてない正直な感想ですが、戸定邸は23室もあり、中の見学は楽しめます。
残念なのは明治時代の建物なので、江戸時代の建物と比較すると、それほど煌びやかではありません。
明治時代の建物は、洋館のがフォトジェニックで、旧岩崎邸、旧前田邸には負けます。
でも徳川家の末裔が、明治時代をここで暮らしたということには歴史的な意味もあり、
フォトジェニックではありませんが、「歴女」には面白いと思います。
え、行く気がなくなりました(^。^)、そう言わずに、ぜひ訪ねてみて下さい。
roseyさんの感性なら、写真を撮りたい場所がたくさん見つかると思います。
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-02 21:14
アラックさん、こんばんは
ここは庭園の眺めも、「国指定名勝」で有名なのですが、残念ながら造成工事中。
あの重機にはガッカリですよ。
大広間からの一番いい、庭の眺めは、今回はおあずけでした。
でもここからの、明治時代の眺めは、素晴らしかったと思います。
何故なら、庭の植栽がじゅうぶんに手入れされてました。
京都で拝観料をとるお寺の庭には負けますけど(^。^)
泣いちゃいそうでしたが、涙をこらえて帰りました(笑)
Commented by cynchia at 2017-03-02 21:23
こんばんは、綺麗に剪定され、
素晴らしいですね!
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-02 21:29
オレさん、こんばんは
なんかご無沙汰でしたね。オレさんの日記は、必ず見てたのですが、コメ欄が無くて、「イイネ」だけで失礼してました。
7DMarkⅡは、大正解でした。シャッター音も静かで心地よいです。
連写後の読み込みも早いので、5Dより沢山連写ができます。
あとは5Dと比べて、1.6倍というのが、断然に素晴らしいです。
これに400mmと、1.4倍エクステンダーで換算896mmですから、鳥好きと、動物好きには最高です。
廻るのには庭の方は30分、戸定歴史館、戸定邸で30分でしょうか。
都心にある旧岩崎邸とか、旧前田邸とかの洋館に比べれば、やはり見劣りします。
何故なら日本人が昭和の頃に住んでた普通の和風建築と設計はそう変わりません。
でも徳川家の末裔なので、勿論庶民の家とは比べ物になりませんけどね(^。^)
見積もりにオーダーが入るといいですね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-02 21:38
yocoさん、こんばんは
本当に白梅とそっくりなんですよ。
「色が白梅より、黄色いでしょう」、と言われても、知って見に来てれば分かりますが。
「戸定黄梅」を知らずに、訪ねてきた人には分からないと思います。
もし蝋梅と似てたら、もっと狼狽したと思いますが(^。^)、
蝋梅みたいに濃い黄色でなく、花びらも薄くて可愛かったです。
香りは殆ど無かったです。というのは、庭が造成中で近くに寄れなかったんです。
3枚目の写真は、大広間から裸足で下りて、瞬殺で撮って、すぐに大広間に戻りました(^。^)
>最近、梅に夢中です❤︎
↑ 梅酒に夢中です・・・と読んでしまいました(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-02 21:45
シンシアさん、こんばんは
庭自体は、「国指定名勝」なので、それなりに素晴らしかったのですが、
庭の真ん中に、デンと置かれた重機が雰囲気ぶち壊しでした(^。^)
「戸定黄梅」ですが、形、枝ぶり、花付きの、どちらも歴史ある豪華な梅でした。
でも、やはり庭のほうから、明治の邸宅を背景に1枚、撮りたかったです。
また、来年も訪れてみようと思いました。
Commented by umitosora14 at 2017-03-02 22:35
今晩は^^
黄梅っていう種類も知りませんでした^^;
ほんのりと黄色味をおびた白い梅って感じ♪
大きな立派な梅の木ですね
工事は、ちょっと残念でしたね^^;

Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-02 23:23
umiさん、こんばんは
生物学的な分類としては「黄梅」は、存在しないのですが、
地元の人たちが、戸定黄梅と名付けて親しんでるようです。
なので、ローカルネームとでも言いましょうか。
もうちょっと明らかに黄色だったら、生物学者が新種として認定してくれると思うのですが、
私が見た感じでも、写真の梅をみても、限りなく白にも近いので、ちょっと迫力不足でしょうか。
工事は残念でしたが、できればまた来年、訪ねてみようと思います。
この黄梅の色が、今後変化してさらに黄色くなっていくのか、ちょっと興味があります(^。^)
Commented by sakuramoon7767ryo at 2017-03-03 00:00
黄梅というからにはもっと黄色いかなと?思いましたけど意外と色白な黄色ですね。
でも見事にお花が沢山咲いてますね(^.^)

戸定邸、歴史的にも貴重な建物なんですね。
徳川家の人達が明治を生きた証ですか?
葵のご紋の長持ちが歴史の重さを感じます。
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-03 06:05
sakuramoonさん、おはようございます
確かに形がいい梅の木でしたが、それ程黄色くない梅でした。
ここに住んだ徳川昭武は、水戸徳川藩の藩主でしたが、同じく水戸藩主を勤めた水戸黄門が
黄色くなかったのと。黄梅が黄色くないのと、これも何かの縁でしょうか(^。^)
戸定邸は明治時代には、価値はあまりなかったと思いますが、現代では徳川家の住まいで
現存する建造物が他にないので、歴史的価値が出てきました。
あとは徳川昭武が水戸藩最後の藩主で、その別邸だったというのも国の重要文化財に指定された理由と思います。
でも、葵のご紋の長持ちがお蔵のようなとこに、でんとあったのには驚きました。
Commented by kaorunchoko at 2017-03-03 13:22
❤旅プラスさん こんにちは!
水戸と言えば、水戸納豆!じゃ無くて。。。やっぱり梅ですよね~!
そして黄門様!黄門梅じゃ無くて、「戸定黄梅」と言うのがあるんですね!
蝋梅は黄色ですけど、あれはまたちょっと違うんでしょうね(^_^;)
上品なクリーム色で、確かに白じゃないから、黄梅でイイんでしょうが
私も、もっと蝋梅の様な黄色を想像しちゃいました(笑)
建物も懐かしい雰囲気の漂う所ですね!
古いガラスって今の物と違って、なんかこう光の雰囲気が違いますよね。
あの強く押したら「パリンっ」て割れそうな、古いガラス何気に好きです(笑)
Commented by tabi-to-ryokou at 2017-03-03 15:46
kaorunさん、こんにちは
水戸といえば水戸納豆と、黄門様と、偕楽園。
あとはあまり聞きませんが、ここ「戸定邸」は水戸藩最後の藩主の別邸でした。
おっしゃる通りで黄梅というと、もっと黄色いかと思いますよね。
陽が当たると白で、木の下から逆光で見ると薄いクリーム色のように見えました。
この建物のガラスは昔のガラスです。庭で野球なんてしたら大変ですよ。
あっという間に3・4枚、割れちゃいそうです。
自分が小学生の頃の我が家のガラスもこんなガラスでした。
何枚割ったことか(笑)。ガラス屋さんが修繕に来てくれるまでは、大きなボール紙を貼って塞いでました。
それにしても、この家の冬は寒そうでした。今じゃ、寒くてとても住めません(^。^)
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