パリで寄り道したのは、世界遺産の大聖堂が二つと、宮殿があるランス
2017年 10月 13日
10月10日はパリに朝7時に到着し、夜22時の帰国便まで、かれこれ15時間のフリータイム。
とはいっても、荷物の一時預けができるターミナル2Eへの移動とか、市内への移動で時間がかかり、パリ東駅からTGV(高速列車)に乗ったのは9時半、
ランス駅への到着は10時15分でした。
ランスのノートルダム大聖堂は、フランスの歴代国王の戴冠式が行われた由緒ある大聖堂。401年に創建され、現存する建造物は1211年から1世紀かけて再建されました。
バスを降りて、真正面を眺めると、なんと工事中!!
実は2011年5月14日にも訪問してるので、その時に撮った写真があります。ゴシック様式の最高傑作といわれる、この世界遺産の訪問は6年ぶり。
3段で構成され、上部の二つの塔は完璧な左右対称となっています。
正面ファサードは無数の彫刻で覆い尽くされてますが、注目は正面の左扉口です。
この3体の像の右側が「微笑む天使」と呼ばれ、シャンパーニュ地方独特といわれる笑みを浮かべています。
中に入いりました。 聖堂内は広く、はるか奥に後陣が見えます。
13世紀のルイ8世から、19世紀のシャルル10世まで、ここで王冠を授かった国王は25人。
内部から入り口を振り返ります。
建築様式がロマネスクからゴシックに移行した13世紀には、天に向かって伸びる尖塔、広い薔薇窓やステンドグラスの輝き、入口や外壁に掘り込まれた緻密な彫刻が特色。
この大聖堂はその三つの特色を全てそなえています。
次回はその素晴らしい薔薇窓や、シャガール制作のステンドグラスをお届けします。