2015年 03月 16日 ( 1 )

世界遺産(ベトナムのミーソン遺跡はチャンパ王国の聖地があった場所)

ホイアンの南西40kmに位置するミーソンは2世紀末から17世紀にかけて栄えたチャンパ王国の聖地でした。

今なおシヴァ神を祀る祀堂など70棟を超える宗教建築が、朽ち果てそうになりながらも、残っています。


ミーソン遺跡への手配が間に合わないまま、ホイアンに到着してしまいましたが、ホテルのスタッフが、翌日地元のバスが、ミーソンまで往復するというので、申し込みました。
外人ばかりの乗合バスでしたが、バス代だけで、ミーソンまで往復できるならラッキーです。

見えてきました。煉瓦で造られた祠堂が、いくつも見えます。

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後方に見える少し霞がかかったような山は、マハーパルヴァタという聖山です。

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昔の木造寺院群は、6世紀に大火に遭い消失したので、今残ってるのは7世紀以降に焼成煉瓦で、再建されたものです。

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よく見ると、外壁にヒンドゥーの神々や、舞楽に興じる人々の姿が刻まれてますが、なんせ、ボロボロなので、説明がないと、よくわかりません。

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全員が往復とも同じバスですが、ドライバーの助手かと思ってた男性が、この遺跡に詳しいらしく英語で説明をしてくれました。
右のジーパンの男性です。
あとで、彼と話をしてみたら、ガイド資格を持つガイドさんでした。
そんならそうと言ってくれれば、もっと真剣に聞いたのに(笑)

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わかりにくい英語でしたが、この建築には接着剤は一切使われてなくて、煉瓦をたくみに積み上げただけで、屋根まで架けてしまうそうです。
きっと、この辺りは地震がないんでしょうね。


遺跡は何ヶ所にも分かれていて、全く崩れてしまった祠堂もありました。
自然に崩壊したものと、ベトナム戦争の爆撃で崩壊したものと両方あるそうです。
この遺跡はどっちなのか、聞くのを忘れました。

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その中で一番綺麗に残っていたのが、この遺跡でした。

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建物に張り付くように、チャンパの女神像(多分)が見えます。
昔は、こんな不細工な女神(笑)が、信仰の対象だったんでしょうか。

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そしてこの建造物を支えるかのように配置された石像の数々。
よく見ると、かなりきちんと彫刻されてます。

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聖山を後方にひかえたチャンパ王国の聖地ミーソンは、独特の雰囲気を持つ遺跡ですが、17世紀以降の崩壊がひどく、このままではさらに崩れ落ちてしまいそうです。

しかし1999年に、ユネスコ世界遺産に登録されたので、今後は細々とではあっても、修復作業が行われていくでしょう。是非、そう願いたいです。



by tabi-to-ryokou | 2015-03-16 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(10)