2015年 03月 18日 ( 1 )

スペイン(最終回です)(世界遺産、マドリッド郊外の巨大な修道院、エル・エスコリアル)

昨年9月から続いていた、スペイン日記も今回で最終回です。

スペインの世界遺産を評価し、その上位を抜粋しましたので、スペイン旅行をされる時の参考にしていただければ幸いです。
ただし、個人的偏見が多いです(笑)

スペインの世界遺産の総件数は44件で、世界遺産の件数では、イタリア(50件)、中国(47件)に次いで第3位です。
私がスペインを訪問したのは合計4回で、44件中、20件の世界遺産を訪問しました。

中でも断トツの世界遺産は現在も建設中なので、除外させていただきますが、評価は高いです。(カッコ内は登録された世界遺産名称です)
○ サグラダ・ファミリア聖堂(アントニオ・ガウディの作品群)

トップ5、はどれも大聖堂か宮殿です(あえて順位は付けてません)
○ コルドバのメスキータ(コルドバ歴史地区)
○ セビーリャの大聖堂
○ トレド大聖堂(古都トレド)
○ サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂(サンティアゴ・デ・コンポステーラ旧市街)
○ グラナダのアルハンブラ宮殿


トップ5に準じてお薦めの建造物は
○ メリダの遺跡群
○ セコビアの水道橋(セコビア旧市街とローマ水道)
○ アビラのカテドラル(アビラ旧市街と教会群)
○ サラマンカのカテドラルと大学(サラマンカ旧市街)


世界遺産ではないので番外ですが、お薦めの場所は
○ バレンシア大聖堂
○ ミハスの白い村
○ ラ・マンチャの風車村

どれも素晴らしい建造物ばかりです。

日記の中でバラバラに、スペインの世界遺産が登場しますが「スペイン」で、タグを付けました。
これが大変な作業で、スペインだけで49日記ありました。
最初からタグを付けながら、日記を書いてればよかったと反省しました。

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さて昨年9月から10月にかけてのスペイン旅行では13件の世界遺産を訪問しましたが、印象として一番地味な世界遺産が、このエル・エスコリアル修道院でした。
なので、なかなか筆が進まず最後になってしまいました(笑)

広大な長方形の敷地に、聖堂、王宮、修道院が並びますが、建物にはなんの装飾も無く、内部の撮影も禁止だったので、写真が殆どありません。

この日記は、昨年10月10日にホテルで書いた日記に加筆しました。


エル・エスコリアル駅は、マドリッドのアトーチャ駅から列車で1時間。修道院はバスで10分程の終点です。

建物はフェリペ2世の建造で、1563年に建設がはじめられ、完成は1584年でした。
質素な造りなのは、フェリペ2世の人柄にもよりますが、この時代はスペインの黄金時代もその終焉に向かって歩んでおり、財政も逼迫していました。
この装飾を排除した質素な造りは「エレーラ様式」といわれます。

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幅が161m、奥行きは206mという巨大な建物でした。

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10ユーロを払い、セキュリティー・チェックを受け、見学ですが、とにかく内部は広いです。
「見学者」という案内板に従って歩くと、迷うことも無く、一通り見学はできますが、内部を解説するような本もパンフレットもなく、さらに撮影は禁止でした。

記憶に残るのはエル・グレコ作の「聖マウリシオの殉教」でした。
エル・グレコの絵は、プラド美術館や、トレドの大聖堂にもありますが、ここの絵画はグレコらしいレモン色が冴える作品でした。

広い建物の中をグルグルと廻ってると、時々パティオがありますが、なんとも愛想がないパティオです(笑)

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もっと大きいのもありましたが、植栽がないので、パティオというより、中庭といったほうが合ってるかもしれません。

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廊下から外の景色を撮るのはOKでした。
きれいな庭園なのですが、生憎の雨で、外に出るのは諦めました。

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最後の1枚は、出口から撮ったタペストリーの廊下です。タペストリーが壁一面に掛けられてますが、フェリペ2世の戦勝を記念したものが多かったです。

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「エル・エスコリアル修道院とその遺跡」は、1984年に世界遺産に指定されました。




by tabi-to-ryokou | 2015-03-18 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(8)