2017年 03月 03日 ( 1 )

自然写真家と、内科臨床医。二つの顔を持つ井上冬彦氏が30年にわたり、東アフリカで撮り続けた野生動物の写真展

東アフリカのケニア・タンザニアを合計59回も訪問し、30年間にわたり、野生動物の写真を撮り続けている井上冬彦さんの存在を知ったのは昨年のこと。
ケニア歴が1年・訪問3回の自分からすると、雲の上の存在ですが、彼の写真集を買っては、「どうすればこんな写真が撮れるのだろう」、と見つめてきました。
その井上冬彦写真展が、2月22日~3月6日まで、ヒルトン東京のヒルトピアで開催中です。

今回は30年の取材の集大成ということで、70点ほどの作品が展示されてます。

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ギャラリートークが始まりました。
「私の代表作です」とおっしゃるチーターの子供4匹が、母親と一緒にこちらを見てる作品。
今回、発売された写真集「サバンナ いのちの交響楽」の表紙を飾ってるのが、この写真です。

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平日の午後、しかも期間中では3回目のギャラリートークなのに凄い人気でした。
30人ほどの熱心なファンが、作品の説明に、1時間弱、聴き入りました。

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子育て中のチーターは時々、巣を移動しますが、口に咥えて赤ちゃんを連れていきます。
この写真は、本当に待って、待って、ねばって、ねばって、苦労の末に撮ったそうです。

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普段は料金が高いから乗らないとおっしゃってましたが、バルーンから撮ったヌーの大群。

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写真は雨の中を待っていたら、突然晴れたので、その瞬間の太陽の輝きを捉えた作品。
朝か、夕方の光を利用して、やわらかい作品に仕上げるのは、井上冬彦氏の特徴です。

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このチーターの赤ちゃんは、前回の写真集「サバンナが輝く瞬間」の表紙を飾ってる作品で、やはり彼の代表作です。

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彼は劇的なシーンを撮るだけでなく、お医者さんらしく、「生と死」、「共生」、「自然の掟」などをテーマとして撮っていて、
その作品にはどれも、サバンナの優しい癒し効果があります。
今年4月に行かれるという60回目の東アフリカ(タンザニア)においては、どういう写真を撮りたいのか、そして30年撮り続けた次の30年は、
どんな目標を持たれてるのか、会場がすいてたらうかがいたかったのですが、トークショーの後に毎日新聞社の取材が入ったようで、会話はできませんでした。
サバンナの大先輩であり、プロ写真家でもある井上冬彦さんの今後に期待したいと思います。


「ほっ」と。フォトコンテスト


by tabi-to-ryokou | 2017-03-03 16:00 | 動物 | Trackback | Comments(26)