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雨だったので国立新美術館のミュシャ展に、そして雨が降ってるのに、さくらを撮影しようと葛飾区へ

3月26日、日曜日、東京は朝から小雨、気温は4度から8度と肌寒い1日でした。
午前中は降らないという天気予報だったので、茨城県古河市で桃を撮影するか、水元公園でカワセミを撮影するかと考えてましたが、朝から雨。
我が家の家訓は「雨の日は美術館か、水族館」(笑)、なので朝一番で、国立新美術館のミュシャ展に行ってきました。

一部屋、5作品のスラヴ叙事詩だけが撮影可でした。
作品は「ロシア農奴制廃止」

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HPのミュシャ概要から引用しますが、
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家の一人、アルフォンス・ミュシャは、モラヴィア(現チェコ)に生まれ、ウィーンやミュンヘンを経て、27歳でパリに渡り絵を学びました。
作品は「スラヴ民族の賛歌」

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なかなか才能を発揮する機会に恵まれなかったミュシャは、34歳の時に、舞台「ジスモンダ」のポスターを手がけることになり、一夜にして成功をおさめます。
以降、優美で装飾的な作風は多くの人を魅了し、時代の寵児として活躍しました。
作品は「 スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」

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50歳で故郷に戻り、晩年の約16年間を捧げた画家渾身の作品が「スラヴ叙事詩」です。
作品は「イヴァンチツェの兄弟団学校」

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およそ縦6メートル、横8メートルに及ぶ巨大なカンヴァスに描かれた油彩画は、古代から近代に至るスラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す壮大なスペクタクルです。
作品は「聖アトス山」

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東京の六本木までは行くのが大変という方のために、撮影可能な全5作品を撮ってきました。
会場はというと、かなり混雑してます。作品の真正面に立って、観賞客が間に入らない瞬間はなかなか訪れず、この5作品を撮るだけでも、かなりの時間がかかりました。
私が帰る頃のチケット売り場は、50mの行列で、行かれるならやはり朝一番がお勧めです。

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さて、ここからが、感動のさくらの登場です。
雨の中、乃木坂から千代田線で金町に向かい、京成電車で一駅。駅前のさくらです!!

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なに、なに、「桜はどこだ!!」、ですって。
左側のさくらが見えませんか。
放浪の旅に出る兄の寅さんを、心配そうに見送るさくらの姿です(笑)

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なんとなく像の表情は、「さくら」を演じた、倍賞千恵子さんに似てませんか。
葛飾区が、さくら像の建設を望むファンの声を受け、柴又駅前に設置しましたが、除幕式が3月25日の土曜日だったので、まさに開花直後のさくら。
なお、この像の予算は1,600万円だとか。なんとも豪華なさくらですね。おしまい(笑)



by tabi-to-ryokou | 2017-03-27 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(20)

葛飾北斎の作品を1,800点も集めた、すみだ北斎美術館は昨日開館しました(東京・墨田)

江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の作品を集めた「すみだ北斎美術館」が昨日(11月22日)開館しました。
東京都の美術館・博物館・動物園・水族館のウォッチャーである私は、新美術館の開館初日に駆け付けました。

場所はJR両国駅から歩いて9分の公園の一角。
建物は建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞した妹島和世さんの設計で、地上4階、地下1階の斬新なデザインです。
建築地は、江戸時代に弘前藩津軽家の大名屋敷があり、北斎は藩主からの依頼により、屏風に馬の絵を描いたことから、この場所は北斎とゆかりの深い土地といえます。

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入ってまず、エレベーターで4階に昇ります。
常設展示室の入り口には須佐之男命厄神退治之図(関東大震災で焼失したため復元図)

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常設展示場は北斎とすみだとの関わりや北斎の生涯を年代順の作品で楽しめる部屋です。

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ぎょっとしたのはこの部屋。こたつに寝転がりながら絵を描き続ける84歳の頃の北斎を娘の阿栄が見つめています。いわば北斎のアトリエですが、
北斎も阿栄も、部屋が散らかってるのは気にならないみたいです(笑)

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この部屋に展示されていた作品のうち北斎の代表作である冨嶽三十六景の3点です。

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肉筆画で「貴人と官女図」。

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ここまでは常設展示室で撮影が可能でしたが、他の企画展示室は撮影NGでした。
100年以上行方が分からなかった幻の肉筆画「隅田川両岸景色図巻」は、企画展示室にあり北斎の生涯で最大、最長級の716cmもある絵巻です。
隅田川を遡って吉原に向かう様子が、東洋の絵画では見られない洋風の表現で描かれていますが、下の絵はHPからお借りしました。

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3階のホワイエというスペースで、左の方では北斎の生涯や、作品の制作方法を紹介する映像を観ることができました。

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コレクションは、墨田区が収集した作品と、浮世絵研究者のピーター・モース氏と楢崎宗重氏から受け継いだコレクションで構成され、その数は1800点に及びます。
浅草や東京スカイツリーにも近いので、ついでに立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

ちなみに今朝の読売新聞によると昨日の訪問者は1872人。私は昼休みに駆け付けたので1時間程しか観れませんでしたが、1872分の1でした。
あとテレビでは、本日の22時からNHKで、「ロスト北斎」という特集番組が放送されます。



by tabi-to-ryokou | 2016-11-23 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(22)

本日の「伊藤若冲」 対 「カラヴァッジョ」は、320 対 30で、若冲の勝ち

いったい何の話かって。
本日は会社を休んで、カラヴァッジョ展を鑑賞してきましたが、若冲の東京都美術館と、カラヴァッジョの国立西洋美術館の待ち時間です。
若冲の東京都美術館は320分待ち、カラヴァッジョの国立西洋美術館は30分待ちでした。

320分待ちのプラカードを見て、頭を掻くしかないお客さん。

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この写真を撮ったのは、私がカラヴァッジョ展を見終わってからなので11時30分ごろ。
東京都美術館に並ぶ列は、延々と国立博物館の方向に延びてます。

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この辺りの行列はどうなってるのか、分かりづらいのですが、国立博物館の方向から来てる行列は右からで、手前でグルッと廻って向こうに行き、
さらに左側の端を通って手前の東京都美術館に向かいます。

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そしてその行列は右から東京都美術館に向かい、正面をグルッと左に廻って、左から手前に。

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そしてここで当日券を買って、美術館の地下に向かう階段に進むわけです。
先にここで当日券を買ってから、行列の最後尾に並ぶ方もいると思いますが、もうどうなってるかよく分かりません。

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一方のカラヴァッジョです。
9時30分が開館ですが、私は8時55分に到着しました。行列の30番目くらいです。
本日、国立西洋美術館が「ル・コルビュジエ」の建築作品として、世界文化遺産に登録されることが、ほぼ確実となったため、報道陣が来てました。

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カラヴァッジョは開館と同時に中に入れて、ゆっくりと鑑賞できましたが、11時30分頃の国立西洋美術館はこんな状況で行列は僅かでした。

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チケット売り場に並んでるお客さんがいますが、待ち時間は30分程との案内でした。

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てなわけで、5月18日の平日勝負は、320分 対 30分。圧倒的に若冲の勝ちでした。
ちなみに私は、本日カラヴァッジョ展を鑑賞できましたが、5時間20分待ちの若冲展はもう諦らめてます。



by tabi-to-ryokou | 2016-05-18 16:06 | 絵画 | Trackback | Comments(30)

カラヴァッジョ展に既に行った、これから行く、興味はあるけど迷ってるという皆様に、ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ教会のカラヴァッジョ作品を紹介しましょう。

上野国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッジョ展」は3月1日に始まり、最終日が6月12日。
展覧会の目玉は2014年に発見された「法悦のマグダラのマリア」が、世界に先駆けて、日本で初公開されること。
カラヴァッジョの、幻の名画が世界で初公開となるとやはり人気で、国立西洋美術館の朝9時30分には、いつも行列ができてます。
私もまだ観てないのですが、ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ教会の、カラヴァッジョを紹介しましょう。

2010年11月と、2016年3月と、過去に2回訪問したサンタ・マリア・デル・ポポロ教会は、地下鉄のフラミニオ駅から歩いてすぐのポポロ広場にあります。

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サンタ・マリア・デル・ポポロ教会は11世紀に建造され、13世紀に再建され、その後15世紀にも再建されました。
外観はありふれた教会ですが、内部はルネサンス様式で、驚くほどの彫刻や絵画の名作を所蔵しており、小さな美術館以上の教会です。

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絵画も、彫刻も数多く、どの時代の、誰の作品かは、ちょっと観ただけではわかりません。
正面の祭壇も絵画と彫刻に飾られてました。
何故か右下の方から、おじさんが顔を出してます(笑)

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ベルニーニの彫刻が何点かあるので、それを観るために訪問したのですが、贅沢なことにカラヴァッジョの絵画も2作品あります。
こちらはバロックの巨匠ベルニーニの「パイプオルガン下の天使の像」です。

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そしてこちらがカラヴァッジョの作品。暗くて、しかも斜めで、いい写真が撮れなかったので、ネットからお借りしました。
「聖ペテロの逆さ磔」。ペテロの十字架を逆さにする動作をドラマチックに強調しています。

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こちらは「聖パオロの改心」、ローマ市民であり、キリスト教徒の猛烈な迫害者であったパオロが、馬から地面に落ちた瞬間です。

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カラヴァッジョの特徴を三つあげるとすれば、劇的な画面構成、闇を切り裂くような光と影、徹底的なリアリズムでしょうか。

私も国立西洋美術館の「法悦のマグダラのマリア」は観に行きますが、5月のすいてそうな日を狙ってみます。



by tabi-to-ryokou | 2016-04-17 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(10)

きっかけは「ブラブラ美術館」、茨城県の笠間日動美術館

連休5日目は茨城県笠間市の笠間日動美術館と、笠間稲荷神社を訪ねました。

日記はその笠間日動美術館ですが、きっかけは、BS日テレの番組「ブラブラ美術館」。美術に造詣が深い山田五郎氏と、おぎやはぎが美術館、博物館を紹介する長寿番組です。

何年か前にこの美術館が登場したので記憶にあったのですが、今年の7月の放送で、東京ステーションギャラリーで開催中の、鴨居玲没後30年の大回顧展が紹介され
鴨居玲に興味を持っていたところ、笠間日動美術館に「鴨居玲の部屋」が創設されたというニュースを見て、早速出かけてきました。

笠間市内の観光には「かさま観光周遊バス」が便利です。1回100円、1日券でも200円です。
常磐線友部駅から周遊バスで日動美術館前で降りたのは、私1人だけでした。

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企画館と呼ばれる建物には日本画家の岸田劉生、佐伯祐三、梅原龍三郎等の作品があり、同じ階に「鴨居玲の部屋」もありました。
彼の自画像や、デッサン帳、愛用した品々、遺書のような書き殴りの原稿用紙等が集められてましたが、撮影は禁止でした。
企画館から、別棟のフランス館には3階通路ブリッジを通り移動します。

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竹林に囲まれた道を抜けると、傾斜を利用した野外彫刻庭園があります。

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彫刻庭園を下から見上げるとこんな景色です。
それぞれ有名な彫刻家の作品みたいですが、彫刻家となるとさっぱり分かりません。

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フランス館は作品がない印象派の画家を探す方が難しいくらいで、ルノアール2点、モネ、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、ローランサン、シャガール、マティス、ミロと展示されてます。
珍しい所ではレオナール・フジタの大きな作品も2点もありました。
残念ながらここも撮影禁止でした。

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フランス館には屋上テラスがあり、ここにもさりげなくアートが飾られてます。

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笠間の町の方を眺めましたが、なんてことない普通の町並み。
でも東京で暮らしてると、こんな平凡な山でも久しぶりなので、写真に撮りたくなります。

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最後の1枚はパレット館です。
著名な画家、340人から譲り受けたパレットは世界的にも珍しいパレット・コレクションでした。
東郷青児、梅原龍三郎のパレットをはじめ、名前を知ってる画家のパレットが次々と現れるので、「ほぉ~」と「おぉ~」の連続で、見て廻りました。
私の場合、「ほぉ~」も、「おぉ~」も、特に意味に違いはありません(笑)

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この美術館は銀座・日動画廊の創始者、長谷川仁・林子夫妻のコレクションを基に1972年に創設されました。
お2人の画家との広い交遊関係をもとに、これだけのパレットも集められたのでしょう。

何故、この美術館が笠間にあるかというと、長谷川夫妻が日動画廊の創業45年と、金婚式を記念して、美術館を建てる時、長谷川家ゆかりの地である笠間を選んだからだそうです。
西洋の近代、日本の近・現代の巨匠が描いた絵画だけで3千点を超す所蔵品があるので、場所は遠いけれど、お勧めできる美術館でした。



by tabi-to-ryokou | 2015-09-24 16:00 | 絵画 | Trackback(1) | Comments(14)

オランダ第3の都市デン・ハーグにはフェルメールを3点も所有するマウリッツハイス美術館があります

オランダのアムステルダムから、デン・ハーグは列車で50分。
デン・ハーグ中央駅から美術館までは徒歩で15分でした。
このマウリッツハイス美術館はオランダで最も美しい建物の一つと言われます。

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開館の10時と同時に入館し、入り口で14ユーロを払うと美術館の案内MAPが貰えます。
私のお目当ては、3階の「ルーム15」でした。エレベーターはもどかしくて、階段を駆け登ります。
やりました。「ルーム15」を1人で独占です。

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上はご存知「真珠の耳飾の少女」(青いターバンの少女)、
下は「デルフトの眺望」です。

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フェルメールの3点目は「ディアナとニンフたち」

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これでほっとして、次はレンブラントです。同じく3階で「ルーム9」と「ルーム10」でした。
「デュルプ博士の解剖学講義」

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レンブラントが歳をとってからの自画像(1669年なので、彼が63歳で亡くなった年の作品です)

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次の2点はポートレートですが、タイトルをメモるのを忘れました。

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ここからは2階の展示室です。
ハンス・ホルバインです。

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ルーベンスの「老女と少年」

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ルーベンスと、ヤン・ブリューゲルの共作で「楽園のアダムとエヴァ」

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この絵は、当時の2大巨匠が一緒に描いたという珍しい作品でした。
全体の構図は、ヤン・ブリューゲルが考案し、ルーベンスが、左のアダムとエバ、そして、画面右半分の風景や動物たちは
ヤン・ブリューゲルと推定されています。

というわけで、殆ど見学者がいない美術館で、写真も撮り放題でした。
入り口で貰った、案内MAPには九つの代表的な絵画の写真があったのですが、私が知っていた画家の7作品をここに掲載しました。
あとの2作品は画家の名前を知らなかったので、写真も撮らずに次の部屋に移動しました。

小さな美術館ですが、素晴らしい作品ばかりで、アムステルダムから往復する価値はじゅうぶんにあります。
できれば朝10時の開館と同時の入館をお薦めしますが、階段は駆け登らなくても大丈夫です(笑)



by tabi-to-ryokou | 2015-09-18 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(16)

アムステルダム国立ミュージアム(今回はフェルメールを中心に)

前回はレンブラントの作品を何点か掲載しましたが、今回はフェルメールの作品を中心に・・・・、
と言っても、彼の生涯作品は35点なので、たとえアムステルダム国立ミュージアムでも3点しかありません。

その3点は
小路。(2008年に東京で開催されたフェルメール展で観たので7年ぶりでした)

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牛乳を注ぐ女。(2007年に来日した作品なのですが、当時は仕事が忙しくて見逃しました)

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恋文。(2005年~2006年のアムステルダム国立美術館展で、来日してますが、同じく見逃しました)

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この3点の前には、さすがに鑑賞する人が何人かいましたが、写真は楽に撮れました。
これで、ほっとして、あとは館内をのんびりと、「ぶらぶら美術館」です。
天井が高く、回廊も広く、しかも部屋と部屋の境目には絵が飾られてます。

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絵画だけかと思ったらこんな模型も展示されてました。
大型帆船ウィリアム・レックス号の模型で、1698年の作品です。

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カイパース・ライブラリーと呼ばれる古い図書館がありました。

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蔵書には17世紀のものもあると思われます。

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歩いていると、所々の壁や、天井に、装飾画や、ステンドグラスがあるので、お散歩にはもってこいの環境です。

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そして、「ゴッホの自画像」が1点あるのを見つけました。
「ええ~~ゴッホだ」、と驚きましたが、ゴッホは時代が19世紀ですが、オランダ出身の画家でしたね。

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国立ミュージアムと、ゴッホ美術館は、同じ通りにあり、すぐ近くです。
国立ミュージアムで、まだ疲れて無ければ、ゴッホ美術館も「はしご」されるといいでしょう。
私は2008年にゴッホ美術館を訪問してるので、今回はパスしました。



by tabi-to-ryokou | 2015-07-23 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(12)

アムステルダム国立ミュージアム(レンブラントを中心に)

オランダの首都アムステルダムにある「国立ミュージアム」は、1885年に開館したオランダでも最大のミュージアム。
純粋にミュージアムの目的だけで建てられたヨーロッパで最初の建物であり、設計者はアムステルダム中央駅と同じ、ペトルス・カイパースです。

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10年に及んだ改装工事が2013年に終了し、チケット売り場と、インフォメーションも明るく、綺麗になりました。

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ちょっと余計ですが、チケットを買う前から、建築の美しさに写真を沢山撮ってしまいました。

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中世・ルネサンスから20世紀までの、絵画や工芸品が展示されてますが、なんと言っても素晴らしいのは17世紀のオランダ絵画。
その代表はレンブラントとフェルメールですが、今回はレンブラントを中心にお届けします。

壁一面の大きな作品はレンブラントの代表作「夜警」です。

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館内はそれほどの入場者もなく、最前列でじっくりと鑑賞することができました。

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同じくレンブラントで、「アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち」

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若き日のレンブラントの自画像。

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さらに嬉しいことに、3点ともレンブラント。
作品の前には、私以外は誰もいません。

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修道士の姿をしたティトゥス。
ティトゥスはレンブラントの息子です。

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最後の1枚は「聖パウロに扮した自画像」です。
1661年の作品ですが、この時期はレンブラントは破産状態にありました。
人生の苦渋が滲み出たような晩年の作です。

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ちなみにレンブラントは1606年から1669年にかけて活躍したオランダを代表する画家。
明暗を強く表現した技法は、「光の画家」、「光の魔術師」とも呼ばれ、肖像画を中心に数多く描かれた作品は、ヨーロッパのいくつかの美術館で見ることができます。

次回はフェルメールを中心にお届けします。



by tabi-to-ryokou | 2015-07-19 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(12)

素晴らしきかな、国立西洋美術館常設展

「絵画ファンのために、国立西洋美術館とフェルメール」なんてタイトルで、
1回目、フェルメールの「聖女」は本物か、贋作か。
2回目、フェルメールの全作品

をお届けしましたが、3回目は「素晴らしきかな、国立西洋美術館常設展」です。

常設展のいいところは、その美術館が所蔵してる絵画なので、写真を撮れることです。

沢山あるので、全部は無理ですが、そのうちの有名作品をご紹介します。
解説や感想はありませんので、ささっとご覧ください。


ブータン、ドーヴィルの浜

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マネ、ブラン氏の肖像

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ルノアール、アルジェ風のパリの女たち

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ルノアール、帽子の女

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モネ、しゃくやくの花園

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モネ、セーヌ河の朝

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モネ、舟遊び

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モネ、睡蓮

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モネ、チャーリング・クロス橋、ロンドン

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モネ、波立つプールヴィルの海

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ここで休憩。
国立西洋美術館の中庭です。

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ゴーガン、海辺に立つブルターニュの女たち

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ピカソ、男と女

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ミロ、絵画

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他にも沢山の絵画がありますが、常設展は混雑してないので、静かに観賞できます。
そして、観賞券も500円でお釣りがきます。

国立西洋美術館の設計は、スイス生まれで、主にフランスで活躍したル・コルビュジエです。
ル・コルビュジエの作品群は、20世紀建築において独創的な作品が多く、世界中の建築や都市計画に採用されました。

現在、世界6カ国(フランス、スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチン、日本)の建築作品と都市計画が、「ル・コルビュジエの建築と都市計画」として世界遺産に推薦されています。


常設展絵画と、国立西洋美術館の設計と、両方を楽しめますので、上野まで出かけられたら、是非お立ち寄り下さい。



by tabi-to-ryokou | 2015-05-28 16:00 | 絵画 | Trackback(1) | Comments(16)

フェルメールの日本での公開作品と、生涯の全作品について

前回から、フェルメールの紹介を始めましたが、1回目は「絵画ファンのために、国立西洋美術館とフェルメール」でした。

その2回目は「フェルメールの日本での公開作品と、生涯の全作品について」です。

実はフェルメールの美術展は、何回も行ったという記憶があるのですが、あまり覚えてないし、日記もありません。
記録にあるのは2011年3月の日記からです。

フェルメールの「地理学者」が東京初上陸!!
・・・というキャッチで、2011年3月3日から、「フェルメールの地理学者とオランダ・フランドル絵画展」が、渋谷の「Bunkamura」美術館で開催されています。

生涯で35点しかないフェルメールの作品の中で1人の男性を描いた作品は2点あり、そのうちの1点が今回公開された「地理学者」。
ちなみに、もう1点はルーヴル美術館所蔵の「天文学者」です。(2015年2月から5月にかけて国立新美術館で公開中) 

2000年に大阪市立美術館で日蘭交流400周年記念特別展覧会、「フェルメールとその時代」が開催され、「地理学者」も公開されましたが、
その展覧会は東京では開催されず残念な思いをしました。なので、今回は東京初上陸となります。


フェルメールの人気に火がついたのはSHARP、アクオスのCMに、和服の吉永小百合さんとともに、真珠の耳飾の少女が登場した頃からだと思うので、
2000年当時はまだそれ程、注目されてなかったのかもしれません。本当にこの画像は何回もテレビで見ました。

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さて人気美術館は朝一番で見るのが、長年の経験則ですが、この日も10分前の9時50分に「Bunkamura」に到着しました。

私より先に並んでたのはざっとこれくらい。

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意外と鑑賞客が少なかったのは、震災後の3月21日だったから、そして朝から雨が降っていたからと思われます。

長年の経験則の「その2」としては、開館後の展示室の1番目と2番目は飛ばして、3番目の展示室からゆっくり1人で見て、最後に1番目の
展示室に戻ること。

3番目だったか、4番目だったかの展示室にひっそりと「地理学者」がありました。

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1人でゆっくり、と思ったら、私と同じ経験則を持った男性がもう1人いたようで(笑)、2人で5分ほどゆっくり見ました。

左側から光があたる構図は、他のフェルメールの作品にも数多く見られますが、地球儀、地図、コンパスの細部にいたるまで、細かく描きこまれているのが印象的でした。


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次にフェルメールを見たのは、2011年の12月30日で、同じく渋谷の「Bunkamura」美術館で「フェルメールからのラブレター展」でした。

年末なのですいていて、フェルメールの絵の前で鑑賞する人は6・7人、ちょっと待つと最前列でじっくり見ることができました。

今回の目玉は3作品で
① 手紙を書く女と召使い アイルランドのナショナルギャラリー所蔵    2008年に、上野の東京都美術館で見ました

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② 手紙を読む青衣の女  アムステルダム国立美術館所蔵  (日本初公開)(今回初鑑賞)

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③ 手紙を書く女  ワシントン・ナショナルギャラリー所蔵  (今回初鑑賞)

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②③はこの機会を逃すと二度と見ることができなかった可能性もあり、私にとっては、とても有り難い展覧会でした。

どの作品もフェルメール独特のモチーフ、構図、色彩で構成されており、17世紀のオランダの柔らかい光を感じさせてくれます。

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そして、現在、国立新美術館で開催中のルーヴル美術館展では、2015年6月1日まで「歴史学者」がご覧になれます。

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以下は私のメモ帳です。
「〇」は私が既に鑑賞した作品、「△」は疑問作。
数字は自分が勝手につけた作品番号。次が作品名。
そして、鑑賞した年、もしくは鑑賞した美術館です。

〇・△ 1:聖プラクセディス         贋作の疑いという評価でしたが、「絵画ファンのために、国立西洋美術館とフェルメール」、を参照願います。
〇  2:マリアとマルタの家のキリスト   2008年日本
〇  3:ディアナとニンフたち        2008年日本
〇  4:取り持ち女              2011年ドレスデン  
〇  5:眠る女               メトロポリタン美術館
〇  6:窓辺で手紙を読む女        2011年ドレスデン
〇  7:小路                 2008年日本
   8:士官と笑う娘
   9:牛乳を注ぐ女
〇 10:紳士とワインを飲む女       2011年ベルリン 
〇 11:ワイングラスを持つ娘      2008年日本
  12:中断された音楽の稽古
  13:デルフトの眺望
  14:音楽の稽古
〇 15:青衣の女             2011年日本
  16:天秤を持つ女
〇 17:水差しを持つ女          メトロポリタン美術館
〇 18:リュートを調弦する女       2008年日本
〇 19:真珠の首飾りの女         2011年ベルリン
〇 20:手紙を書く女           2011年日本
  21:赤い帽子の女
  22:真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)
  23:合奏
△ 24:フルートを持つ女         贋作の疑いがある
〇 25:絵画芸術             ウィーン美術史美術館
〇 26:少女                メトロポリタン美術館
  27:婦人と召使
〇 28:天文学者             ルーブル美術館
〇 29:地理学者             2011年、日本
〇 30:レースを編む女           2009年、日本
  31:恋文
  32:ギターを弾く女
〇 33:手紙を書く婦人と召使       2008年・2011年日本
〇 34:信仰の寓意              メトロポリタン美術館
〇 35:ヴァージナルの前に立つ女     ロンドン Nギャラリー
〇 36:ヴァージナルの前に座る女      ロンドン Nギャラリー
〇 37:ヴァージナルの前に座る若い女   2008年、日本


この左側に全部「O」を付けたいのですが、あと12点も残ってるので、無理です。
でもまあ、チャンスを見つけてはボチボチと廻ろうと思います。



by tabi-to-ryokou | 2015-05-19 16:00 | 絵画 | Trackback(1) | Comments(10)