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スペイン(カテドラル編、サラゴサのピラール聖母教会)

サラゴサ鉄道駅を降り、真っ先にタクシーで向かったのは、サラゴサのランドマーク、ピラール聖母教会でした。
1681年にスペイン王カルロス2世により建設が始まり、1686年に完成しました。

エブロ川の方からピラール聖母教会を眺めました。

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ここはスペインにおける聖母信仰の中心地で、伝説によると紀元40年、エブロ川の岸辺にいた聖ヤコブの前に、聖母マリアが現れ、
ピラール(信仰の礎となる柱)を渡しました。
その後、その柱を囲んで礼拝堂が建築されたので、「史上初めてマリアに捧げられた教会」とみなされています。

ピラール聖母教会の内部に残る聖母の礼拝堂ですが、ミサが行われていたので、後方からそっと写真を撮らせてもらいました。

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慶長遣欧使節団を率いた支倉常長もこの礼拝堂を拝観したと、日記に書き残しています。
でも時代が合わないので、この教会が建設される前の、旧礼拝堂ではないかと思われます。

写真は聖母教会の側廊です。時代は17世紀なので、バロック全盛です。やはりバロック様式の模様が随所に見られました。

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ミサの行われていた礼拝堂の、ちょうど反対側にあった祭壇です。

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そして木製の祭壇。これはもう素晴らしいとしか言いようがありません。しばし、見とれてしまいました。

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中を一通り見学して、今度はピラール広場側から外に出ました。

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18世紀になり、教会の屋上に丸屋根が付け加えられました。
彩色タイルできれいに飾られてますが、18世紀のスペインは完全にキリスト教文化の時代。
ここでまた、イスラム風のドーム屋根が建造されたのが不思議ですが、これもまたスペインの文化なのだと理解しました。


サラゴサは今回で最終回です。
次回は世界遺産「アルカラ・デ・エナーレス」です。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-31 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(12)

秋バラの撮影に千葉県まで(玉ボケ編)

千葉県習志野市谷津の谷津バラ園です。

入園してすぐは曇っていたのですが、10時過ぎから晴れてきました。

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こうなると光を利用した撮影ができます。

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最後の1枚は前ボケを入れてみました。

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関東地方のコスモスはそろそろ終盤ですが、秋バラは見頃を迎えました。
来週からは紅葉と菊の開花情報が増え、11月中旬まで楽しませてくれます。
いい季節になりました。




by tabi-to-ryokou | 2014-10-30 16:00 | | Trackback | Comments(14)

スペイン(街歩き編、スペイン第5の都市サラゴサ)

スペイン国鉄は時速300kmの新幹線を誇りますが、その駅は大抵、町はずれに建設され旧来線の駅とは異なります。

サラゴサも町から、ちょっとはずれたところに駅がありますが、新しい駅なので、立派です。
ちょうど真下に停車中の列車は、私がマドリッドから乗ってきた列車で、朝食と飲み物がサービスされました。

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ネブロ川にかかるこの橋は、古代ローマ時代に造られたピエドラ橋です。
対岸の市街地には高層マンションが連なり、意外と近代化された都市というイメージでした。

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多分、サラゴサで一番の高級商店街、アルフォンソ通りです。
19世紀にナポレオン軍の攻撃により大きな被害を受けたため、現在の町並みはその後に再建された比較的新しいものだそうです。

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アルフォンソ通りの建築物件は、日本の建築物と色彩センスが違いました。ちょっと楽しくなる建物です。

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世界遺産の教会ラ・セオから、次の世界遺産の教会サン・パブロ教会を探しながら歩いていると地元の人たちで賑わう市場がありました。

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忙しそうな八百屋さん。

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そして「はい、撮りますよ~」 と言っても、恥ずかしそうに、カメラを向いてくれない魚屋さん。

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この写真は、旅行中の10月1日にも掲載しましたが、街灯を掃除する職人さん。

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サラゴサの歴史は紀元前のローマ時代までさかのぼることができ、その後、西ゴート族、そしてイスラム教徒に支配されましたが、
1118年にアルフォンソ1世により奪回され、アラゴン王国の首都として栄えました。

19世紀にナポレオン軍に攻撃され、街を破壊されるという被害を受けましたが、現在は美しく再建されています。

サラゴサの街歩きは、その長い歴史の変遷、そして庶民の逞しい活気を感じさせてくれました。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-29 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(18)

江戸の伝統芸能、「木場の角乗」(その3、梯子編)

木場の角乗りも、今回が最終回。
後半になるに従って、体操競技でいう難度「D」、「E」、「F」が繰り広げられます

次は「梯子乗り」です。
角乗の中でも呼びものの一つです。

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地上で行われる「梯子乗り」なら、四方八方から鳶口で安定させますが、角乗は水面に浮かんでるので、梯子も安定していません。
それにしても見事な演技です。

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最後のハイライト「三宝乗り」です。
角材の上に三方(さんぽう)(正月の鏡餅のお飾りに使われる三箇所に穴の空いた台)に足駄(あしだ)をはいたまま乗ります。

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そして、扇子を口にくわえてタメ竿を三方の穴にさして、逆立ちしました。
これは拍手です。

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そして足駄(あしだ)をぬいで、次の技のために気を落ち着けます。

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ジャンプしました。
「義経八艘飛び」という高度な技だそうです。

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着地も成功。
一瞬、なにが起こったのかわからなかった観客も、これにはやんやの拍手です。

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全ての演技が終わりました。
このような伝統芸能に継承者がいるのかどうかが、どうしても気になりますが、女性や、子供も練習を積み重ね、演技に参加していたので、
角乗の伝統芸能は次の世代にしっかり受け継がれていくものと思われます。


木場角乗保存会の皆さま、本当に御苦労さまです。来年も頑張って下さい。

10月19日、日曜日、東京都江東区、木場公園でした。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-28 16:00 | イベント | Trackback | Comments(19)

青いバラの撮影に千葉県まで

1年に2回、春バラと、秋バラで通う、千葉県習志野市の谷津バラ園です。
このバラ園は、12,000㎡の敷地に、約700品種、7,000株が植えられています。

9時開園ですが、9時30分には到着したので、園内は人影もまばらでした。

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そのうちに鑑賞客も増えてくるので、真っ先に「青いバラのコーナー」に向かいました。

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毎年同じような写真になるので、今年は「青いバラ」で、いってみようという作戦です。

名前は「ブルームーン」。ドイツが原産のバラです。
「ブルーの香りと称される青いバラ系特有のとても甘く繊細な香りを有している」
と書いてありますが、臭いに鈍感な私には、全然違いが分かりません。

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名前はレディーエックス。花径が14cmにもなるという巨大なバラ、原産地はフランスです。

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名前はカーディナル ドゥ リシュリュー。オールドローズ(現代のバラの改良の元となった品種)の、中では一番青いと言われるそうですが、蕾はあまり青くありません。

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バラはタイミングにより咲いてたり、まだだったり、終ってたり様々ですが、青いバラコーナーは、終わってるバラが多かったです。


仕方なく「新品種のコーナー」をあさりました。
名前はマダム・ミユキ。銀座のマダムかと思ったら、元首相夫人の鳩山みゆきさんにささげられたバラだと書いてありました。

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花弁の表が赤、中のほうは薄いクリーム色で、確かに変わったバラでした。

ここで日が照ってきたので、青バラ作戦は終了して、玉ボケを背景に撮ることにしました。

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バラは色彩が多いので、しばらく玉ボケに夢中になってから、谷津バラ園を後にしました。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-27 17:00 | | Trackback | Comments(22)

コメントができないトラブル中!!!!!

10時頃から、エキサイト・ブログのコメント機能が働かなくなってます。

ブロ友さんで、同じような方もいらっしゃる一方で、コメントができる方もいらっしゃるので、訳がわかりません。
私の場合は、コメント欄が長い箱になっていて、そこをクリックすると、コメント入力BOXが新たに開きます。
そこに入力して、送信をしても、全く反応がありません。10回はやってみたでしょうか。

申し訳ありませんが、機能が回復するまで、新たなコメントも、自分へのコメントの返信もできません。

エキサイト・ブログさんにかわり深くお詫び申しあげるとともに、機能回復までの間、ご迷惑をおかけしますことを
お詫び申し上げます。




by tabi-to-ryokou | 2014-10-27 13:01 | Trackback | Comments(17)

スペイン(カテドラル編、アラゴン州のムデハル様式建造物)

サラゴサはマドリッドとバルセロナの中間点にあり、AVE(時速300kmで走る新幹線)に乗るとマドリッドから1時間30分です。


「アラゴン州のムデハル様式建造物」が、世界遺産に指定されてるので、今回はサラゴサのラ・セオとサン・パブロ教会を訪ねました。


ラ・セオとはアラゴンの言葉で「カテドラル」。正式名称はサン・サルバトール大聖堂です。
14世紀に建造されたロマネスク、ゴシック、ムデハルなどの建築様式が交じり合った建物です。

訪問した時は勉強不足でムデハル様式が、よくわかっておらず、左側の白い教会の入り口がムデハル様式かと思ったのですが間違いでした。

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ムデハル様式というのは、アラゴン地方がレコンキスタによってキリスト教徒に再征服された後、残されたイスラム教徒の技術者によって
作り上げられた建築様式で、「ムデハル」は、アラビア語で「残留した者」を意味します。
実際はこの右側の塔がムデハル様式でした。

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特徴は、キリスト教的な建物の壁面に、レンガや彩色タイルを使って幾何学模様を描くなど、キリスト教とイスラムの建築様式を、意図的に融合させたところにあります。

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折角ここまで来たので4ユーロを払い中に入りました。
信者が礼拝するような席はなく、1周すると通路の両側に各時代の祭壇が並んでました。

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その中で、目立った祭壇の写真を掲載します。

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次にサン・パブロ教会を訪ねました。
この門や、奥のイスラム寺院のミナレットのように見える尖塔がムデハル様式です。

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見事な彫刻です。「地球の歩き方」によるとキリスト、聖母マリア、聖パブロ、聖ペドロの像が掘られてるそうです。
でも実際には5体あるので、1人足りませんが、まあいいでしょう。

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この教会は中を改装中で、薄暗くひっそりしてました。せめて主祭壇だけでも見れないかと、恐る恐る中を覗いていたら、現場監督みたいな人が手招きしてます。

どうしようか迷いましたが、入ってみると、工事をチェックする教会側の責任者の方で、祭壇は覆われていて、今日は見れないけど、素晴らしいイコンがあるからと案内してくれました。

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社会人経験が長いですから、「これは凄いですね」と絶賛すると、このイコンのレクチャーが始まりました。黙って聴くこと約10分。
聴いてもチンプンカンプンで殆ど理解できません。
レクチャーが終わったところで、感謝の意を述べ、握手して退散しました。


トルコ人もそうでしたが、スペイン人も日本人に対して、とても親切です。
私の英語力の無さで、訳が分からない10分間でしたが、その親切が身に沁みました。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-26 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(16)

都心の公園で小さな秋を見つけました

10月25日、土曜日、晴れ

半日で往復できる紅葉ポイントを探しましたが、今日現在の関東地方の紅葉見頃は赤城山、榛名山、日光あたりで、箱根もあとちょっとでした。
でも、いずこも我が家から半日では往復できません。


仕方なく我がオフィスから100mの千代田区日比谷公園に行ってきました。

紅葉は今がちょうど見頃です。

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こちらの小さいモミジも今が見頃。

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日比谷公園で小さな秋を見つけました。


噴水の近くでは、紅葉したコキアと、緑のコキアが並んでました。

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「日比谷公園ガーデニングショー2014」 の会場に、集まった作品から、一番紅葉してる木を選んで撮ってきました(笑)


次は小さな秋でなく、大きな秋を撮りに行きたい。


ちなみに「日比谷公園ガーデニングショー2014」 は、明日10月26日までの開催です。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-25 16:00 | 紅葉 | Trackback | Comments(16)

スペイン(カテドラル編、サラマンカのカテドラルの屋上)

サラマンカのカテドラルを見学した後に、新旧カテドラルの身廊や屋上を巡る「イエロニムス」を訪ずれました。

4.75ユーロ払って入ったカテドラルを1回外にでて、別の入り口から入りなおします。ここでもまた4.75ユーロを徴収されました。

サラマンカは、その昔、古代ローマ人が築いた「銀の道」の中継地として栄えましたが、その時代から、関所税みたいなもんをとってたんでしょうか(笑)

勿論、払って中に入りましたが、ここは狭い階段を登ったり、降りたりで大変なところでした。
3層になってますが、最初は2階部分から身廊(主に信者が祈る場所)を見下ろします。これは圧巻でした。

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さらにグルグルとあっちに行ったり、こっちに戻ったりで屋上テラスに出ました。

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ミラノの大聖堂で屋上の尖塔を見た時も驚きましたが、ここの屋上も彫刻と装飾に飾られ見事な眺めでした。

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このテラスからのサラマンカ郊外の眺めです。この日は快晴でした。

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また狭い通路をグルグル廻って3階部分にやってきました。
素晴らしい彫刻や、絵になる景色が沢山ありました。

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この高い角度から身廊を眺められる大聖堂は少ないと思います。

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再び屋上に出て、この塔に登るかどうかしばし思案、何mあるのか見当がつきませんが、これはかなり高い。でも、結局無理して登りました。

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もう膝はガクガク、足は棒。途中で内側からドームを見上げるとこんな感じでした。

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上から眺めた旧市街です。

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何故、イエロニムスという名前が付いてるのかは、分からなかったのですが、聖イエロニムスは聖人の名前なので、関係があるのかもしれません。


サラマンカは今回が最終回で、次はサラゴサです。



by tabi-to-ryokou | 2014-10-24 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(10)

江戸の伝統芸能、「木場の角乗」(その2はドボン編)

角乗は、江戸時代から続く伝統芸能のひとつで、川並(かわなみ)と呼ばれる深川、木場の筏師(材木業者)たちが鳶口(とびぐち)一つで、
丸太を自由に操り、運搬したり、筏(いかだ)を組む仕事をするなかで、余技として生まれました。


次は「から傘乗り」です。
タメ竿でなく、番傘を持って角材に乗り、傘をさしながら角材を回転させます。
当然ですが、竿と傘では安定度が全く違います。

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おお、ちょっと危ないぞ。

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傘はしっかりと持ったまま、どぼ~~ん!! 

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次は難易度の高い逆立ち中の出来事です。ピントは右の太夫(筏師)に合わせてました。
なにやら左の太夫が危ない!!

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一瞬のうちに、どぼ~~ん!!
派手な水しぶきが上がりました。

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笑い過ぎの観客もいらっしゃいますね(笑)
私だって笑っては失礼なので、ぐっとこらえています。

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うまくできても、失敗しても、観客からは暖かい拍手が贈られていました。

10月19日、日曜日、東京都江東区の木場公園でした。




by tabi-to-ryokou | 2014-10-23 16:00 | イベント | Trackback | Comments(21)