さようなら、ホテルオークラ本館

1962年に営業を開始して半世紀。日本を代表するホテルの一つ、ホテルオークラ本館が昨夜(8月31日)、老朽化による建て替えのため閉館しました。

別れを惜しみ写真を撮りにきたのは、私だけではなかったようです。

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ついでに写真を撮っていこうというお客さんも数多くいました。

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ロビーに入ると、いつもと違う異様な熱気に包まれてました。
ここで記念写真をという方々の依頼で、このボーイさん、ずっとここでシャッターを押してます。
(顔がはっきり写らないよう、写真はわざと暗くしています)

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ダイアナ妃、ジョン・レノン、マドンナらも訪れた老舗ホテルには新聞社、テレビ局の取材陣も数多く訪れ、オークラ・ファンらしいお客さんを見つけてはインタビューをしていました。

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ロビーではバイオリンやチェロのフィナーレコンサートの準備が進んでいます。

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古墳時代の飾り玉を模したという「オークラ・ランターン」や、日本の伝統美がちりばめられた装飾も、今日で見納めです。

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ロビーでは先程のボーイさんが、まだシャッターを押してました。

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フィナーレコンサートも見ていきたかったのですが、会社の昼休み時間に来てるので、そうもいきません。
時々利用した和食と天ぷらの「山里」や、

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中国料理「桃花林」の入り口を写し、

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最後の1枚は「オーキッドバー」に名残を惜しんで、ホテルオークラを後にしました。

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東京五輪の開催を2年後に控えた1962年に開業し、53年の期間営業を続けた本館は、2020年五輪の開催の前年となる2019年に、新本館として新たな営業を再開します。



# by tabi-to-ryokou | 2015-09-01 16:00 | 散歩 | Trackback | Comments(28)

世界遺産(ネロ少年とパトラッシュが、天に召されたアントワープの大聖堂)

アントワープ中央駅の地下からメトロに乗れば3駅目が、Station Groenplaats。
大聖堂からすぐ近くの駅です。アントワープ駅から歩いても大聖堂までは30分程です。

ノートルダム大聖堂が見えてきました。
1352年から170年の歳月をかけて建設されたゴシック様式の教会で、塔の高さは123mあり、ベルギー最大の教会です。

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6ユーロを払って、中に入ります。
最初に見えるのが、中央身廊。思ってたよりも内部には明るい光が溢れています。

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普通のゴシック教会は上部の窓にもステンドグラスがあるのですが、ここは光を沢山入れる「光窓」になってます。

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主祭壇に掲げられてる絵は、ルーベンスが1626年 49歳の時に描いた「聖母被昇天」です。
ネロ少年は ほぼ毎日 この絵を見るために この大聖堂に入ってきていたようです。ここで毎日、マリア様の美しいお顔を見ていたのでしょう。

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天井の交差部の天井画も「聖母被昇天」です。直径580cmあるこの絵は、この当時の絵としては珍しくキャンヴァスに描かれています。
ネロとパトラッシュを天に召す天使たちは、この絵の中から舞い降りてきます。

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ここでステンドグラスをご紹介しましょう。
1500年代~1800年代のものまであり、どれが1500年代のものかわからないので、取り敢えず綺麗なステンドグラスです。そして最後の1枚が薔薇窓。

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奥にはオルガンがあり1889年から1891年に作られたものです。
オルガン製作者の名を取って「シュヘイヴェン・オルガン」と呼ばれていますが、「ロマンチック・オルガン」とも言われています。

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再びネロ少年とパトラッシュの足取りを辿ってみましょう。
雪の降る夜に、ネロ少年はボロボロにくたびれ果てて、この教会を訪ねました。
きっと2歳の時に亡くした母親の顔を重ね合わせて祭壇の聖母マリア様を見てから、この通路を歩いたと思われます。

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ネロ少年が永遠の眠りにつく前に見たかったのはルーベンスの「キリスト降架」、ルーベンス35歳の頃(1612年)の作で、ルーベンスの最高傑作の一つです。
いつもはカーテンがかかっていて見えないのに、この夜はカーテンが開いてました。
光に照らされて浮かび上がるルーベンスの絵。

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ネロ少年は念願のこの絵を目にして、倒れてしまい目を閉じます。
ここに雪の中、ネロを探しまわっていたパトラッシュが手袋を咥えてやってきます。

大聖堂の床に倒れているネロ少年の顔をなめるパトラッシュ。気づいて目を開けたネロ少年は、パトラッシュに話しかけます。
「探しに来てくれたんだね、ありがとう。僕たちはいつまでも一緒だね。ずっと見たかった絵を見ることができて、すごく幸せなんだよ」
「パトラッシュ・・疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ・・パトラッシュ・・」

ネロ少年とパトラッシュは静かに目を閉じます。
大聖堂の天井に描かれた絵から天使たちがゆっくりと舞い降りてきます。
天使たちはネロとパトラッシュをそっと抱き上げ、天に昇っていきます。
美しい賛美歌とともに・・・・・・。


# by tabi-to-ryokou | 2015-08-31 16:48 | 世界遺産 | Trackback | Comments(30)

雨の中 晴れやかにサンバ(下町の夏の恒例イベント、第34回浅草サンバカーニバル)

昨日(8月29日)は下町の夏の恒例イベント、浅草サンバカーニバルでした。
霧雨が降る肌寒い天気にもかかわらず、パレードへの参加者は5,000人。
見物客は恐らくその10倍以上が詰めかけ、サンバのリズムとダンサーの踊りを楽しみました。

13時の開始で、オープニング・パレードはサンパウロからのお客さんチームです。

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1時間前から場所取りをしたので、撮影位置は勿論沿道の最前列。

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足が長いダンサーが近くまで寄ってくると、画面からはみ出します。

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16チームも参加すると、チーム名もわからなくなりますが、本場のチームは露出の多さが、日本チームは、コスチュームの奇抜さが目立ちます。

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ワオォ~~!!! まだ3チーム目くらいなのに、もう目がクラクラ(笑)

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なんとも派手な衣装。霧雨が降ってますが、皆さん関係ありません。

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この衣装は、本日一番の露出。私も露出開放のF値:4.5で撮ってます。・・・・関係ないか(笑)

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明るく華やかな山車とチームが続々と通過します。

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ダンサーの皆さんの躍動感ある踊りや、衣装に幻惑されながらも撮った写真は536枚。
取り敢えず昨晩、70枚目までをチェックして、写真を10枚選びました。
まだ見てない写真が460枚。さて、どうしよう(笑)

なので、サンバカーニバルは次回に続きます。



# by tabi-to-ryokou | 2015-08-30 16:00 | 祭り | Trackback | Comments(18)

ギリシャ、サントリーニ島の夕日

サントリーニ島の中心地は、港から近く、空港からも近いフィラの町です。
バスの交通網も全てフィラが中心となってるので、フィラを拠点として島内を廻るのが便利です。

さてサントリーニ島で夕日を見るなら、フィラも西が海ですが、前方の島が邪魔になります。一番の人気は島の北側にある、イアの町。
フィラからはバスで20分ですが、夕日の時間には、バスでイアに向かう観光客が数百人。これにはびっくりしました。
バスにすぐ乗れず時間を30分程、ロスしてしまいましたが、イアに到着し、夕日スポットを目指して、ぞろぞろと歩きます。

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なんとか夕日に間に合いました。

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夕日と、サントリーニ島の風景を入れた写真を撮りたかったので、日が沈みかけてるのに、いい場所を探して移動しました。
ここは太陽の位置が右過ぎて、イマ位置(笑)

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もう周辺の眺めがいい場所は、見物客でびっしりです。
外国人の皆さんも夕日が好きですねえ。

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そろそろ太陽が沈みます。この場所が精一杯。

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それでもさらに眺めがいいという「イアの展望台」に向かいました。
でも、ここから先は混雑で前に進めず、イアはもうイイア(笑)、と諦めました。

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帰りのバスも大混雑でしたが、なんとか乗れました。
この写真はホテルに戻って、部屋のバルコニーから撮りました。

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イアの夕日は、ビシッと決まりませんでしたが、フィラの夜景もなかなかのもんです。



# by tabi-to-ryokou | 2015-08-29 16:00 | 旅行 | Trackback | Comments(24)

ベルギーのアントワープ中央駅、たかが駅ですが、国の重要文化財に指定されている美しい駅です。 sanpo

本日の日記は、ベルギーのアントワープ中央駅です。
「フランダースの犬」で有名な、ノートルダム大聖堂を訪問するために、アムステルダムから列車でやってきましたが、
大聖堂の日記がまだできてないので、先にこちらからご覧ください。

1895年から10年もの歳月をかけて建造されたアントワープ中央駅。
アムステルダムからの特急列車で到着するとまずこの光景を目にします。

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上方は大寺院のファサードみたいですが、取り敢えずエスカレーターで昇ります。

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まさに「これなんなの?」、「これが駅なの?」という感じで、さすがベルギーの重要文化財に指定された駅でした。

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後を振り返ると、今到着したホームがここ。

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このまま、左側の出口を出れば町に行ける、バスもタクシーもあるはずですが、しばし休憩。

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再び「これなんなの?」、というアクロバット少年の演技。これは撮らねばと、何枚か撮りました。
頭から落ちたら間違いなく怪我しますから、ガチンコのパフォーマンス。
素晴らしい演技を見せてもらいました。

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奥に進むと、ここが本来の中央駅の入り口でした。
本当に綺麗な駅で、さすが世界のダイアモンド取引の中心地です。

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さて、ここでゆっくり写真を撮ってると、少年ネロと愛犬パトラッシュの大聖堂に辿り着けないので先を急ぎます。
ルネッサンス建築の市庁舎は1561年から1565年の建築。
この日はロック・フェスティバルが開催されるので、市庁舎の前はてんやわんやの準備中です。

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そして大聖堂の前にある「ネロとパトラッシュの記念板」です。
ちなみにベルギーでは、こういう悲しい結末の物語は子供たちに受けないらしく、フランダースの犬を知ってる人は少ないそうです。

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旅行前に、アントワープの大聖堂に行くので、事前に「フランダースの犬」を復習しました。もう、涙なしでは語れません(笑)
次回は大聖堂の中から、ネロ少年が永遠の眠りにつく前に見たいと願ったルーベンスの「キリスト降架」の絵画が登場します。

次回に続きます。



# by tabi-to-ryokou | 2015-08-28 16:00 | 旅行 | Trackback | Comments(16)

最近撮りたいのは、シラサギの優雅な飛翔場面

バーダーの先輩方は、独自のフィールドというのを持っていて、そこで辛抱強く待ち構え、現れる珍しい鳥を撮っています。
都心にはそういう場所は少ないのですが、バード・サンクチュアリには沢山の水辺の鳥がやって来るので、逆に恵まれてる面もあります。

今日は意識して、シラサギの飛翔場面を撮ってみようと、葛西臨海公園にやってきました。
ここは上の池(かみのいけ)と呼ばれる池です。

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良く見るとダイサギが30羽はいます、コサギは10羽ほど、アオサギは1羽か2羽でしょうか。
飛びました。コサギです。

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今度はダイサギです。
飛んでる時の羽毛が綺麗です。

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この時期は嘴が黒ければコサギ、黄色ければダイサギなので、区別は簡単です。
でも繁殖期にはダイサギの嘴も黒くなるので、足の先が黄色くて小さ目がコサギというように見分けます。
これはコサギです。

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カップルかもしれない連れ添うコサギ。

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今度はダイサギです。「あばよ~」とおいてかれたのはアオサギです。
アオサギは色がグレーなので、すぐわかります。

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最後の1枚はコサギです。
はるか遠くを飛んでて、肉眼では豆粒ほどなのですが、ピントが合ってくれました。

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鶴とシラサギの飛ぶ姿は本当に優雅です。
但し明るい日の、明るい場所では、翼がシロトビしてしまい、羽毛が見えなくなるのが難点。
今度は一度夕暮れ時に、この白い翼を撮ってみようと思います。


# by tabi-to-ryokou | 2015-08-27 16:00 | | Trackback | Comments(18)