アムステルダム国立ミュージアム(レンブラントを中心に) sanpo

オランダの首都アムステルダムにある「国立ミュージアム」は、1885年に開館したオランダでも最大のミュージアム。
純粋にミュージアムの目的だけで建てられたヨーロッパで最初の建物であり、設計者はアムステルダム中央駅と同じ、ペトルス・カイパースです。

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10年に及んだ改装工事が2013年に終了し、チケット売り場と、インフォメーションも明るく、綺麗になりました。

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ちょっと余計ですが、チケットを買う前から、建築の美しさに写真を沢山撮ってしまいました。

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中世・ルネサンスから20世紀までの、絵画や工芸品が展示されてますが、なんと言っても素晴らしいのは17世紀のオランダ絵画。
その代表はレンブラントとフェルメールですが、今回はレンブラントを中心にお届けします。

壁一面の大きな作品はレンブラントの代表作「夜警」です。

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館内はそれほどの入場者もなく、最前列でじっくりと鑑賞することができました。

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同じくレンブラントで、「アムステルダムの織物商組合の見本調査官たち」

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若き日のレンブラントの自画像。

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さらに嬉しいことに、3点ともレンブラント。
作品の前には、私以外は誰もいません。

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修道士の姿をしたティトゥス。
ティトゥスはレンブラントの息子です。

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最後の1枚は「聖パウロに扮した自画像」です。
1661年の作品ですが、この時期はレンブラントは破産状態にありました。
人生の苦渋が滲み出たような晩年の作です。

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ちなみにレンブラントは1606年から1669年にかけて活躍したオランダを代表する画家。
明暗を強く表現した技法は、「光の画家」、「光の魔術師」とも呼ばれ、肖像画を中心に数多く描かれた作品は、ヨーロッパのいくつかの美術館で見ることができます。

次回はフェルメールを中心にお届けします。



# by tabi-to-ryokou | 2015-07-19 16:00 | 絵画 | Trackback | Comments(12)

千葉県佐倉のふるさと広場、オランダ風車を背景にひまわりが風に揺れてました

この20日間、旅行中の街や遺跡のスナップばかりだったので、久しぶりに花を撮ってきました。

場所は千葉県佐倉市のふるさと広場。ひまわりは今シーズンまだ撮っていません。
7月10日から20日までの期間限定の公開。後悔しないよう(笑)本日、行ってきました。

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このふるさと広場は、年間3回転で、チューリップ、ひまわり、コスモスを楽しめます。
やはり特徴はこのオランダ風車。中に入いり見学もできます。

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ひまわりは10日が見頃だったようで、ちょっと見頃を過ぎてましたが、まだ沢山咲いてました。

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今日はいつもより露出がハイキーです。

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台風一過ですが、風が強いので、ひまわりが動かない一瞬を待って撮ってます。

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白い跳ね橋と、赤い薔薇

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最後の1枚はやはり咲き誇るひまわりたち。

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ぎりぎりで、ひまわりに間に合いました。
華やかなイエローに、盛夏を感じてきました。



# by tabi-to-ryokou | 2015-07-18 16:00 | | Trackback(1) | Comments(16)

ギリシャの世界遺産(聖ヨハネ騎士団の要塞都市ロードス島)(前半)

ロードス島は、古代ギリシャ時代から交易によって栄えましたが、紀元前1世紀にローマ軍に征服されて衰亡しました。
島を再び蘇らせたのは、14世紀にイスラム勢力から追われてキプロス島から、この島へ拠点を移した聖ヨハネ騎士団でした。

アテネからの飛行機はロードス島でも洒落たホテルが建ち並ぶ海水浴場の上を通ります。

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ギリシャでも屈指の観光地なので、ヨーロッパ中の人々が、海と太陽を求めやってきます。
そして空港に着陸すると、観光客はバスで、島に40以上あるビーチリゾートを目指します。

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世界遺産はどこかというと、空港からバスで30分、島の北部にある城壁で囲まれた旧市街です。
厚い城壁で囲まれた旧市街は、まるごと世界遺産に登録されています。

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その前に、海の方から城壁を眺めてみました。

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全長4kmの城壁の中で、騎士団は14世紀から、オスマン帝国軍に敗れる16世紀まで、ロードス島を支配し、交易で栄えました。

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堅牢なのは城壁だけでなく、彼らが住んでいた宮殿や、館も重厚なゴシック様式でした。

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ここは現在は考古学博物館ですが、当時は病院でした。

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まるで中世にタイムスリップしたかのような通りはイポトン通り(騎士団通り)で、両側には騎士団を構成していた各国の館が並んでいます

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旧市街が世界遺産になってる例は世界中に30件以上ありますが、有名なのはエディンバラ、ドブロヴニク、ベルン、ルクセンブルク、サンティアゴ・デ・コンポステーラあたりでしょうか。
でも旧市街が14世紀のゴシック建築で、その保存も良いとなるとロードス島だけです。

この素晴らしい世界遺産は後半に続きます。



# by tabi-to-ryokou | 2015-07-17 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(20)

ギリシャの世界遺産(全ギリシャの信仰を集め、神のお告げを受けていた信託地・デルフィ遺跡)

紀元前7世紀に創建された「アポロン神殿」の遺構が残るのがデルフィ遺跡。

あまりに古いので、ここで実際にどういうことが行われていたかは定かではありませんが、アポロンと交信できる巫女のお告げをきく、
いわゆる「アポロンの神託」が古代ギリシャでは尊ばれ、当時は国家の指導者や、全国からの巡礼者が訪れていたといいます。

場所はアテネから2時間30分。険しい山の中なので、アテネ発のオプショナルツアーに参加しました。
デルフィに到着して最初の印象は「おい、おい、崩れてて何も残ってないじゃない」

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ところが昔の巡礼路と同じ道を山に向かい登って行くと次々と古代遺跡が現れます。
アテネがマラトンの戦いで、ペルシャ軍に勝利した感謝のしるしとして、アポロンにささげた「アテネ人の宝庫」

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紀元前7世紀から6世紀頃の石組みなので、アクロポリスのパルテノン神殿が創建された頃と時代が一緒です。

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今はドーリア式の柱6本を残す遺跡ですが、当時は38本の列柱で支える神殿でした。

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もう少し山を登り、この角度から眺めると長さ60m、幅23mの大きな神殿が、あったことがうかがえます。
それにしても、この険しい山の斜面に、よくこんな神殿や宝庫を造ったものです。
ここに座わり当時の様子を思い浮かべると、二千数百年前の古代ギリシャにタイムスリップした気分になれます。

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紀元前4世紀の「古代劇場」
大理石の観客席は35段あって、今でも夏には公演が行われる現役の劇場です。
日本人は携帯やデジカメでよく「自撮り」をしますが、外国人もやることは一緒ですね。

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よく保存されてる目ぼしい遺跡は、こんなものですが、この後に訪問したデルフィ博物館に当時の全体図が展示されてました。

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博物館には遺跡にあったレリーフが残されており、

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当時の像も飾られていて、紀元前のギリシャ人の姿・装いを垣間見ることができます。

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デルフィはギリシャの中間に位置し、各地からの交通の中継地点として機能し、当時は世界の中心として信者を集めていたそうです。
古代ギリシャの壮大なロマンを感じるには、遺跡と博物館と両方を見られたほうがいいでしょう。

ちなみにデルフィ遺跡は、アクロポリス遺跡と同じく1987年に世界遺産に指定されました。



# by tabi-to-ryokou | 2015-07-16 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(10)

サントリーニ島、ロバ君たちの出勤風景、そしてロバ君の職場

ギリシャのサントリーニ島です。

朝起きて、海を眺めると、ちょっと可愛い帆船が停泊してました。
最近は様々なアトラクションが楽しめる超大型クルーズ船が人気ですが、風を受けて静かに進む帆船も人気があるようです。

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そして右方向の崖を見ると、何やら崖の階段を動いている物体が。

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よく確認できないので、カメラのレンズを伸ばしてみるとロバの一行が崖の道を下っていきます。

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ロバの寝る場所は町がある崖の上で、朝になると崖下の「ドンキータクシー」の待機場所に出向くようです。。

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朝食を食べてから、散歩の途中に崖下の港に行ってみました。
歩いてじゃないですよ。ケーブルカーに乗りました。
ドンキータクシの場所はこの目印です。

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ドンキータクシーの看板には、階段が587段あることと、ロバは100kg以下の人間なら楽々と背負えることが書いてありました。
聞いてみたら、1日に2回か、3回往復するだけで、あとは休憩してるそうです。

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料金は6ユーロなので、エジプトやモロッコで、ラクダに乗るよりは、はるかに安いです。
さっき乗ったケーブルカーが5ユーロで3分、このドンキータクシーは6ユーロでおよそ20分。
どちらがいいかはお客さん次第でしょうね。
遠くにクルーズ船が見えて景色はいいのですが、ドンキータクシーは登りよりは、下りのが怖いそうです。

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何故なら、ロバには手綱がなくて、ロバが勝手なスピードで歩く自主走行。
ロバ乗り場にいるおじさんたちも、ついて歩かないみたいです。
なのでロバは途中で休んでしまったり、草を食べたりで、好き放題。
で・・・、乗ってる客は為す術もなし。
せいぜい「このロバ しっかり歩け!!!」と叫ぶくらい(笑)
それでも勇敢な女の子達が乗って行きました。

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追っかけ取材をしようかなと思いましたが、この道は「馬上」じゃない、「ロバ上」ならいいけど、人間が歩くと、落ちてるヤバイものを踏んづける危険性が非常に高い。
そして、漂う臭いもきつい(笑)
というわけで、ここでロバタクシーを見送りました。

サントリーニ島で、1日閑な観光客には、ちょうどいい観光かもしれませんが急ぐ観光客はケーブルカーをお薦めします。



# by tabi-to-ryokou | 2015-07-15 16:00 | 旅行 | Trackback | Comments(22)

世界遺産(アンコール遺跡の最高傑作はアンコール・ワットです)(後半)

アンコール・ワットの後半です。
第1回廊のレリーフも見終わり、次に進みます。

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このような遺跡を見ながら、第3回廊の登り口に向かいました。

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この階段の急勾配は、45度以上の角度があります。

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ここが登る階段です。
1度に100人までという人数制限があり、行列ができることもあるそうですが、この日は行列も無くすぐ登れます。
ここまで来て、登らないわけにはいかないでしょう。

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階段が急勾配なのは、祀られてる神に対して、失礼がないように、自然に頭が下がる構造になってるからだそうです。

覚悟を決め、手すりを掴みながら、ゆっくり登ります。
その割に、「写真も撮らなければ」 と、シャッターも押してます。
我ながら天晴れなブロガー根性!!!!!

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やっと上まで登りました。下を振り返ると、結構恐いです。

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頂上にあるのは中央祠堂です。

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中央祠堂を囲む第3回廊から中に入ります。

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ここにもテヴァターと呼ばれる女神がいました。
女神を囲む模様がきれいです。

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第3回廊からの眺めです。
遠くに参道と回廊が見えます。

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反対側の景色は、第2回廊、第1回廊、そしてジャングルです。

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下りてから先程の階段を眺めました。
同じツアー客でも、1人登らない方がいたくらいで、シニアーの方にはちょっとつらいです。

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近くの夕陽スポットで、夕陽を見てからホテルに戻りました。

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これでアンコール・ワットの写真は終わりです。
美しいレリーフと、エキサイティングな階段と、ジャングルに沈む夕日が印象に残りました。



# by tabi-to-ryokou | 2015-07-14 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(16)