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世界遺産(ポルトガルの旅、大航海時代の栄光、ジェロニモス修道院とベレンの塔)

本日の日記はポルトガルの首都リスボンです。
訪問したのは2012年の1月。
写真を掲載したジェロニモス修道院とベレンの塔は1983年に世界遺産に指定されています。


15世紀に始まった大航海時代の先陣を切ったのはポルトガルでした。

ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路の開拓によりポルトガルはヨーロッパ最大の貿易国に発展し、マヌエル1世はエンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえて、
ジェロニモス修道院とベレンの塔を建造しました。

カイス・ド・ソドレ駅から市電15番に乗りベレンの塔にやってきました。
16世紀初めに船の出入りを監視する要塞として建てられた塔ですが、司馬遼太郎氏はこの美しい姿を「テージョ川の公女」と呼んだそうです。

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ジェロニモス修道院はベレンの塔から歩ける距離にありますが、閉館時間が迫っていたので、やはり市電15番に乗りました。
手前が16世紀に建造された東棟、奥が19世紀に付け加えられた西棟です。

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レース細工のように繊細な彫刻で飾られた南門から、見学者は入場し7ユーロを払って内部を見学します。

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礼拝堂は広くて、豊かな装飾を特徴とするマヌエル様式で金色に飾られています。

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聖堂内部のステンドグラスと、その周囲の壁の彫刻も見事で、何故か、厳粛な気分になってしまいます。

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この修道院の見どころは55m四方の2階建の回廊で、彫刻装飾が一面に施されており、マヌエル様式の最高傑作といわれています。
閉館近かったのですが、写真を撮ってる女性が、この回廊に溶け込んでいました。

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ジェロニモス修道院から歩いて行ける「発見のモニュメント」です。
1960年の建造で、世界遺産ではありませんが、ポルトガルが海外ニュースで紹介される時には、このモニュメントがよく登場します。
下で少女が写真を撮ってますが、高さは52mもあります。

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あたりも暗くなり、ホテルに引き上げました。帰りも15番の市電です。

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このベレン地区は大西洋の河口から僅か12kmのテージョ川沿いにありますが、大航海時代の繁栄と栄光を今に伝える富の象徴のような地区でした。




by tabi-to-ryokou | 2015-09-11 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(15)

世界遺産(ポルトガルの旅、詩人バイロンが「この世のエデン」と讃えた町シントラ)

2012年1月20日の日記です。

最初にその日のメモ書きは、いかに。

1月20日、快晴、気温は最低が8度、最高が17度、湿度は45%でした

○ 朝5時半起床、7時からホテルで朝食をとり、その後メールをチェックし、インターネットをやっていたので、出発は8時40分

○ ホテルから近いロシオ駅まで歩いて、リスボンカードを買いました。12.25ユーロで電車、バスが乗り放題です

○ 列車で40分のシントラまで行き、シントラからは、15分毎に出るバスで三つの世界遺産を順に廻りました

○ 世界遺産の一つ目「ムーアの城跡」は城が高くて険しいところにあるので、登りが厳しい

○ 世界遺産の二つ目「ペーナ宮殿」はイスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルと建築様式が百貨店状態。でも建造物としては面白かった

○ 世界遺産の三つ目「王宮」はポルトガルの栄華の時代に建てられたので、とにかく豪華だった

○ 主要な見所を廻ったので、リスボン市内で「坂と市電」をテーマに写真を撮るか、ロカ岬まで行くか迷いましたが、リスボンカードがあるのでロカ岬まで行くことに

○ バスの所要時間はシントラからロカ岬までが35分、でもユーラシア大陸の西の果てまで行くことができました

○ ロカ岬は情緒的には感慨深いが、景色はただの海なので写真をどう撮るか迷いましたが、こればかりはどうしようもありません

○ ロカ岬には1時間いましたが、風が強すぎて散歩もできず、殆どの時間はCAFEでビールを飲んで時間を潰しました

○ リスボンに17時に戻り、リスボンでも有名なエレベーターに乗りました、サンタ・ジェスタのエレベーターは眺めも良く面白かったけど大混雑

○ これでポルトガルの全てのスケジュールを消化し、行きつけのレストランへ

○ このシーフードレストラン、結局5泊で5回行きました。名前はソラール・ドス・プレズントスです

○ ホテルへの戻りは夜の8時、夜は外には出掛けないので、ポルトガルの旅は危険も無く安全な旅でした


帰国後に、纏めた日記です

シントラはポルトガル初代国王アフォンソ一世が、12世紀にイスラム教徒から奪回した町。
以後、夏の離宮が置かれ、緑の山中に貴族や金持ちが移り住みました。

シントラまではロシオ駅から列車で40分ですが、駅からバスにも乗るので、全ての乗車がフリーになる12.25ユーロのリスボンカードを買うのがお得です。
シントラ駅から15分毎に出るバスに乗ると、最初が「ムーアの城跡」です。

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7~8世紀にムーア人によって築かれた城ですが、現在も残っているのは城壁だけ。
城壁の塔に登るとシントラの街が一望できますが、登り道はかなり険しいので、覚悟して登って下さい。

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ムーアの城跡から、次のペーナ宮殿はバスで一駅ですが、歩いても15分程です。
イスラム、ゴシック、ルネッサンス、マヌエルの各様式を寄せ集めた結果、このような外観となりました。
まるで建築様式の百貨店みたいです。

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バスの停留所は下のビジターセンターにありますが、宮殿は高いところにあるので、さらに小さなバスに乗換えて宮殿の入口まで乗って行きます。

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フェルナンド2世がドイツから建築家を呼び寄せて造らせた宮殿は、まるで「おとぎの城」でした。


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内部には女王の部屋、サロン、礼拝堂、中庭などがあり、19世紀のポルトガルの繁栄を今に伝える装飾品や家具が展示されています。

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再びバスで移動して、14世紀にジョアン1世によって建てられた王宮に到着しました。

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王宮には絢爛豪華な室内装飾が多くあります。 写真は天井に描かれた27羽の白鳥が、それぞれ違ったポーズをとる「白鳥の間」です。

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そして狩猟の光景を描いたアズレージョで囲まれた「紋章の間」 。この部屋はちょっと感動しました。

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他にも「アラブの間」「中国の間」や、広い台所もあり、見どころ満載の宮殿でした。

シントラの世界遺産を一通り廻って、リスボンに戻る方法もありましたが、
ここからはユーラシア大陸最西端のロカ岬が近いので、バスで行ってみることにしました。

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ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ、詩の一節がこの石碑に刻まれています。
(Onde a terra acaba e o mar começa)  「ここに地果て 海始まる」

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ユーラシアの西の果ては、とにかく風が強いです。
景色はいいのですが、風がきつくてブラブラと散歩することもできず、 帰りのバス待ちの時間はCAFEで暖まってました。

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ロカ岬は世界遺産ではありませんが、シントラ経由のロカ岬というのは、リスボンからのエクスカーションとしてお薦めです。

ちなみにシントラは1995年に世界遺産に指定されました。




by tabi-to-ryokou | 2015-06-26 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(12)

世界遺産(ポルトガルの旅、エヴォラは城壁の中に、古代ローマ時代の歴史的建造物が残る博物館のような街)

2012年1月のポルトガル旅行、6日目のメモ書きから始めます。

2012年1月19日、快晴、気温は12度から15度、湿度は35%

○ ホテルで7時から朝食を食べ、8時30分に出発
○ 地下鉄のジャルディン・ズロジコという駅に行きますが、「ズロ」は動物園という意味
○ その動物園のすぐ側に、セッテ・リオス・バスターミナルがありました
○ 市内を走る乗合バスのようなバスを想像していましたが、全席指定の超豪華バス
○ トイレも、テレビも付いていて、エヴォラへの往復が23ユーロ
○ 片道1時間30分。お陰でぐっすり眠れました
○ エヴォラは城壁の中にそれぞれの時代の建造物が残る博物館のような街
○ 写真も沢山撮れたし、日記にしやすい魅力的な街でした
○ 3時30分にリスボンに戻り、市内にある二つの世界遺産建造物に向かいました
○ 一つはジェロニモス修道院、もう一つはベレンの塔
○ どちらも地下鉄のカイス・ド・ソドレ駅から15番の市電で行きます
○ 17時までしか入場はできないので、ジェロニモス修道院は中に入って見学し(7ユーロ)ベレンの塔は外観の写真だけ撮りました
○ リスボン市内の世界遺産の見学が終わり、ジェロニモス修道院に近い「発見のモニュメント」を見学
○ このモニュメントはリスボンがテレビで映る時に必ず登場するので有名
○ ここで日没となり、夕陽の写真を15枚ほど撮って、また同じシーフードのレストランへ(実に4回目)
○ ビール一杯、グラスワインを2杯を飲んで、食事をするまではいいが、帰りの急な坂を、ほろ酔いで登るのがかなりきつい
○ しかしこれがリスボン、仕方ないといえば仕方ない
○ 撮った写真は92枚、万歩計は23,251歩



ここがエヴォラの街の入口です。
右半分が14世紀建造の城壁、左の後方に見えるのが16世紀建造の水道橋です。

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真っ先にやってきたのがエヴォラ大聖堂。
ロマネスク様式からゴシック様式の過渡期である12世紀から14世紀にかけて建造され、入口は要塞のようにがっちりしています。

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この大聖堂にはテラス式の屋根があり、登ることができます。

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屋根の上からはエヴォラの街が一望できますが、人口55,000人の小さな街です。

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大聖堂の祭壇はバロック風で、窓からの光を受け金色に輝いていました。

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八角形のドームがあり、左側に「明けの明星」を表したバラ窓。

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右側に「神秘の薔薇」を表したバラ窓があります。それぞれ聖母マリアを象徴しているそうです。

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大聖堂を出て、すぐ横にあるのがディアナ神殿。
皇帝アウグストゥスを祀るために造られたコリント式神殿で、2~3世紀のものです。
右奥にあるのがはエヴォラ美術館ですが、神殿が街のど真ん中にあり、まさに博物館の街です。

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少し街を歩いてみました。
旧市街の通りは狭く、入り組んでいます。

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9kmに及ぶ水道橋です。
古代ローマ時代のものではなく、16世紀にジョアン3世の命を受け、ベレンの塔を設計したフランシスコ・デ・アルーダが設計しました。

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世界遺産に指定された水道橋なのに、この石橋の下に入り込んだ住宅がありました。

A : 水道橋と住居が「同化」してるよ
B : 世界遺産なのに、どうかしてない??
A : どうかな~~

1人ボケと、1人ツッコミ。
今度は街の中心に向かいます。

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この送水路の終点は、街の中心広場であるジラルド広場です。
歩き疲れてビール休憩という時に、この広場はぴったりです。

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博物館の街は急いで歩けば2時間、ゆっくり歩けば半日といったところでしょうか。

ちなみにエヴォラ歴史地区は1986年に世界遺産に指定されました。



by tabi-to-ryokou | 2015-05-26 16:00 | 世界遺産 | Trackback(1) | Comments(10)

世界遺産(ポルトガルの旅、オビトス、アルコバサ、ナザレ、バターリャ、ファティマ)

5月16日、土曜日、東京は雨。

本日は千葉県の谷津バラ園で、バラを撮影しようと思ってましたが、この雨なのであっさりと諦めました。

かわりに、ポルトガルを旅行していた2012年1月12日の日記を掲載します。

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世界遺産「アルコバサ修道院」はリスボンから列車で2時間半、さらにバスで行きます。
世界遺産「バターリャ修道院」はリスボンから3時間、さらにバスで20分。

どう考えても、2ヵ所の世界遺産を見て、日帰りは無理なので、二つの世界遺産を一日で廻れるリスボン発のバス・ツアーに参加しました。


最初にバスが立ち寄った街はオビトス。
「谷間の真珠」と称される城壁の中の可愛い街です。

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古い街並みを歩いてるのは、中世の兵士達。
タイムスリップか? はたまた目の錯覚か?

この日は奇妙な出来事が続くのですが、この兵士達は映画撮影のエクストラの一行で、撮影場所に向かって歩いているところでした。

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オビトスでびっくりした次は、アルコバサにやってきました。
世界遺産の修道院の真ん前ですが、民家が火事です。
これは映画の撮影ではなく、本物の火事でした。

燃える屋根の上で消防士が必死に放水をしてますが、火の勢いが強いのであまり効果がありません。

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火事がどうなるか、もうちょっと見ていたかったのですが、ツアーなので、ガイドさんと一緒に行動しないと迷子になってしまいます。

ガイドの女性は英語とポルトガル語を話しますが、ツアーに参加した他4名のお客さんがブラジル人なので、ポルトガル語での案内があり、次に英語の案内があります。
でも火事が気になって、ガイドさんの英語も上の空。早く説明終わんねえかなあ~~(笑)

1153年に着工し、70年かかって完成したというゴシック様式の大聖堂です。風格がある立派な修道院でした。

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高さ20m、奥行き106mの壮大な空間の内部には華美な装飾や彫刻はなく、簡素な印象を受けました。

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唯一の彩りは繊細な装飾が施されたペドロ一世の石棺で、妃の石棺とともに見事な彫刻でした。

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やっと説明が終り、開放されました。
気になって仕方がなかった先程の火事は、ようやく勢いが衰えてきました。
手前は大聖堂正面を飾るマヌエル様式の彫刻、そして後方が火事現場。
世界遺産をこういう組み合わせで撮ったのは初めてです(笑)

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次にバスは港町ナザレに立ち寄り、ここでランチ休憩。
ナザレには美しい海岸や、生活感溢れる狭い路地などがあり、ポルトガルの代表的な観光地ですが、世界遺産には指定されていません。
ここは街の中心広場です。

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背の高いコンロみたいなやつで焼き栗を焼いて、売ってます。
もう1人とずっとおしゃべりをしてたので、お客さんでは無く、ただのおしゃべり友達みたいです。
どちらにしても、とても「こい?」、おばちゃん2人でした。

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さて、次にやってきたのが、世界遺産バターリャ修道院です。
1385年から1533年まで150年の歳月をかけて完成しました。

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150年もかかると、建設様式も途中で変わり、簡素なゴシック様式と豊かで繊細な装飾があるマヌエル様式が混在しています。

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ステンドグラスの明かりが、柱に反射して美しい模様を描いてました。

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バターリャ修道院を後にして、やってきたのが聖地ファティマです。
1917年に3人の子供達の前に聖母マリアが出現する奇跡が起こり、カトリックの聖地となりました。
正面がネオ・クラシック様式のバジリカです。

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朝8時20分に迎えのバスがきて、オビトス、アルコバサ、ナザレ、バターリャ、ファティマと廻ったツアーは19時にホテルに戻りました。
沢山の観光地を効率的にバスで廻り、英語のガイドも付いて、お一人様72ユーロだったので、お得でした。
ちなみにバターリャ修道院は1983年、
アルコバサ修道院は1989年に世界遺産の指定を受けました。

最後の写真は、4日連続で通い、前回の日記でもご紹介したお気に入りのシーフード・レストランです。
この日は、キッチンを表敬訪問させてもらいました。

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このカメラ目線の「ドヤ顔」を、ありがとうございました。



by tabi-to-ryokou | 2015-05-16 15:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(14)

世界遺産(ポルトガルの旅、マヌエル様式の最高傑作、トマールのキリスト教修道院)

リスボンからトマールへはサンタ・アポローニア駅から列車で2時間。
トマールの駅から、世界遺産のキリスト教修道院へは、小さな坂道を15分程登ります。


12世紀末にテンプル騎士団により創建され、最初は城塞と聖堂を併設しましたが、その後400年にわたり増改築が繰り返されたため、
今では多様な様式が混在する修道院となりました。
修道院の入口が見えてきました。

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6ユーロを払って中に入ると、アーチと青のアズレージョが美しいゴシック様式の回廊が続いてました。
誰もいない回廊で、アーチとアズレージョ、その光と影をゆっくりと撮影することができました。
ちなみに修道院の見学者は私と、多分あと1人の男性がいただけで、どこを歩いても他の見物客と会うことはありませんでした。

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ここはテンプル騎士団の円堂と言われています。
きらびやかなビザンチン風ロマネスク様式で、形は八角形です。

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修道院の内部は広く、聖堂・回廊・集会室・中庭が入り組んでおり、見逃してしまいそうな可愛い礼拝堂が、隅にあったりします。

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長い廊下に出ました。
奥の方からオレンジの明かりが左右のタイルを照らすのですが、よく見たら廊下の一番奥の扉の向こうに隣の建物があり、そのオレンジの瓦屋根を反射した光でした。

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装飾が美しいジョアン3世の回廊です。

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狭い石の階段から屋上テラスに出ると、先程まで中を歩いていた修道院の建物がよく見えます。

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再び下に降りて目にしたのがマヌエル様式の古い窓でした。
ポルトガルは大航海時代に異国の文明と出会い、莫大な財を得ると同時に、多くの芸術家がポルトガルにやってきて、新しい芸術様式を築きました。

国王マヌエル1世にちなみ、この独創的表現法が後に「マヌエル様式」と呼ばれるようになりました。

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歴史がある立派な修道院には、華麗なる多様な様式の聖堂や回廊があり、ひたすら感動して、修道院をあとにしました。
トマールは小さな街ですが、街の中心がこのレプブリカ広場です。
サン・ジョアン教会が、青空の中、ひっそりとたたずんでました。

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リスボンから2時間ですが、この修道院は必見の価値があります。
ちなみに1983年に、ユネスコから世界遺産の指定を受けました。



by tabi-to-ryokou | 2015-04-27 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(12)

世界遺産(ポルトガルの旅、ポルトからリスボンに移動し、トマールのキリスト教修道院へ)

2012年1月16日のポルトからリスボンへの移動、そして17日のトマールへの日帰り旅行のメモ書きです。

(1月16日のメモ書き)
1月16日、やっと晴れました、気温は14度から15度、湿度は50%

○ 起床は6時30分、食事して、チェック・アウトして出発が8時50分
○ 9時47分のリスボン行きのAP(高速列車)に乗りました
○ 車内では無料の飲みものサービスがありました(2等車はかっぱらいやスリが多いので、安全上、乗客が少ない一等車に乗ってます)
○ 約300kmを2時間45分で走り42ユーロは安いのではないでしょうか(当時のレートは1ユーロ、100円でした)
○ リスボンは坂道だらけで、ホテルも急な坂道を10分も登ります
○ 2本隣の坂道には生活路線のケーブルカーがあって、うらやましい
○ 昼は近くのレストランで、イカの料理とポテトとワイン
○ 結局、午後はウダ・ウダとホテルで過ごし、4時頃から近所を散歩しました
○ 夕食は近くのシーフード・レストランへ、ここは美味しい
○ 飲んで食べた後、10分の坂道を登るのはメチャきついけど、リスボンの人達はこれが当たり前なので仕方ありません
○ ようやくホテルに戻り、ネットをチェックして多分11時頃に就寝


本日の写真は

移動中の列車での飲み物サービス、なお天井からぶら下がってるディスプレイで映画を上映してますが、ポルトガル語なのでチンプンカンプン。

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焼き栗を売ってるおじさん、煙で隠れてますが、おじさんは2人います。
料金は12個で2ユーロ(200円)、ヨーロッパの冬の風物詩です。

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夕食は蟹の身が僅か19ユーロ(1900円)でした、身はずわい蟹に似た食感で、身の下には身と和えた蟹みそがたっぷりあり、ワインもパンも進んでしまいます。

この店のメニューではこの料理は前菜ですが、これとパンとワインで十分なのでメインの魚料理も、肉料理も省略しました。
背景に見えるのはロブスターの水槽です。

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リスボンは5泊ですが、残りの4日もこの店に通ってしまいそう。

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本日の世界遺産は無し、写真は39枚、万歩計は15.973歩でした。



(1月17日のメモ書き)
1月17日、快晴、気温は15度から20度くらい、湿度33%


○ トマールに行く列車は2時間に1本しかありません、7時48分の電車で行くと、リスボンへの帰りが15時11分
○ 9時48分の電車で行くと、リスボンへの帰りが17時11分、戻りが17時だと夕陽の撮影に間に合わないので、早い列車を選択しました
○ 部屋でパンをかじり、6時40分にホテルを出発、歩いてる人は僅か
○ 列車は生活路線で、勤労者や学生が乗ったり、降りたりと騒がしい
○ 1等車が無いので騒がしくて混雑する車内で、2時間のお付き合い
○ トマールの世界遺産は「キリスト教の修道院」で12世紀の創建
○ 入場料金は6ユーロ、入場者はどうみても私とあと1人だけ
○ 外観は旧いが、内部は豪華で、建物とアズレージョを何枚も撮りました
○ リスボンに戻ってから、リスボンで最も夕陽が美しく見えるというサン・ジョルジェ城へ向かい、16時30分から夕陽待ち
○ 17時30分くらいに沈み始め、空は紅に、市街は薄い紫色に染まりました
○ お城の警備の人から「クローズ」と言われた18時まで夢中で撮影
○ その後、昨夜と同じシーフードの店で食べてからホテルに戻りました。


○ 一日乗り放題カード(ヴィヴァヴィアジェン)が4.6ユーロ(460円)でお得
○ 水40円、コーラ110円、ビール200円
○ 地下鉄片道80円、駅のトイレは50円
○ 列車は定時運行で1回も遅延は無し、検札が頻繁に来るせいか、皆さんがきちんと切符を買って乗車してました
   
本日の写真は全て夕陽です

17時20分くらいの旧市街、遠くにテージョ川と「4月25日橋」

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太陽が沈む頃に、街はほんのりと薄い紫色にかわります

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そして夕陽が・・・・
言葉にならないくらい美しい夕陽は沈んだあとも、空を染めました。

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時刻は18時で、もっと見ていたかったけれど、閉館の時間らしく、警備員さんから「早く出てくれ」と追い出されてしまいました。

私と同様に、最後まで夕陽を眺めてた3人連れのご婦人。そのうちのお一人がこの景色を見てボロボロと涙を流してたのが印象的でした。

本日の世界遺産は「トマールのキリスト教修道院」の1件、写真は68枚、万歩計は19,381歩でした。



by tabi-to-ryokou | 2015-04-24 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(20)

ポルトガル(世界遺産、古い街並みが残るポルト歴史地区)

リスボンから北に約300km、ポルトガル第2の都市ポルトは、ドウロ川の河口に位置し、ポートワインの積出し港として発展しました。

当時の富裕層は大航海時代にエンリケ航海王子の探検を支援し、海洋貿易の中心地として、ポルトは17世紀にその繁栄が頂点に達しました。


ポルトの見どころは世界遺産に指定された歴史地区に集中しており、サン・ベント駅から歩いて廻るのがいいでしょう。

市内には可愛らしい市電が走ってますが、歴史地区だけなら徒歩で十分に廻れます。

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サン・ベント駅から徒歩5分のクレリゴス教会は18世紀に建てられたバロック様式の、細長い教会です。

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2ユーロを払うと76mある塔に上ることができますが、長く、狭く、急な石段を上るのは結構きついので、覚悟して上って下さい。
しかし、石段を上りつめるとこの景色が待っていてくれます。

ポルトガルで一番の高さを誇る塔ですが、当日は雨が降ってました。

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次に訪れたのが、もとは要塞として12世紀に建てられたカテドラル。

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17世紀から18世紀にかけて改修が加えられ、祭壇右側から3ヨーロを払ってゴシック様式の回廊に入ると、素晴らしいアズレージョが迎えてくれます。

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アズレージョは、日本人ならすぐ写真を撮りたくなりますが、ポルト市民にとっては見慣れた景色のようで、街でも沢山見かけました。

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歴史地区を歩くと次に見えてきたのがポルサ宮。ごく最近まで証券取引所として使われていたそうです。
前に立つ像はエンリケ航海王子。

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ポルサ宮のすぐ隣のサン・フランシスコ教会です。
14世紀初めにゴシック様式で建てられましたが、17世紀に金泥細工でピカピカのバロック様式に改装されました。

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天井・壁・柱のすべてに鳥、天使、つる草の彫刻が施され、その表面には金箔が貼られてるので、目もくらむような豪華さです。
写真撮影が禁止だったので、買ってきた絵葉書を写真に撮りました。

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川岸まで坂道を下ってカイス・ダ・リベイラ地区にやってきました。
ここはドウロ川に面していて、レストランが並んでいます。

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ドン・ルイス一世橋の真下から橋を見上げるとこんな景色でした。
1881年より5年間かけて造られたアーチ式の2段になった鉄橋です。
上層は395mあり歩行者とメトロ用に、下層は174mで自動車と歩行者用になっています。

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生憎の雨ですが、ドン・ルイス一世橋が眺められる素敵な散歩道です。
相合傘のカップルが絵になります。
く~~~、特に意味が無いため息です(笑)

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ポルト歴史地区は1996年に世界遺産として登録されましたが、本当に見どころが多い、素敵な世界遺産です。



by tabi-to-ryokou | 2015-03-12 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(18)

ポルトガル(世界遺産、ポルトガル誕生の地、ギマランイス)

初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケス生誕の地がギマランイス。

ポルトガル第2の都市、ポルトからは近郊普通列車で1時間15分、1時間に1本の運行です。

前回ご紹介したアズレージョが美しいサン・ベント駅から出発します。

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ギマランイス駅から街の中心までは500m、10分程歩くと街の入口に「Aqui Nasceu Portugal」
(ここに ポルトガル 誕生す)と書かれてました。

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ここが街の中心、オリベイラ広場。
普段は賑やかな広場ですが、雨が降ってきたので人影は僅かでした。

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広場を起点に、最初に訪れたのがノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会。翻訳すると「オリーブの樹の聖母教会」。

1342年に戦いの勝利を記念して、写真手前のアーチを造った時に、オリーブの幹が突然葉を出したという伝説から、この名がつきました。

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ロマネスク様式とゴシック様式が混在する教会の中に入いりました。
内部は意外と広くて、降り注ぐ光の奥に、荘厳な祭壇がありました。

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次に訪れたのがブラガンサ侯爵館。
レンガの煙突がユニークな15世紀の建物ですが、現在でも国賓などをもてなす時に使われるそうです。

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侯爵館から丘を少し登ったところにあるのが、10世紀建造のギマランイス城。
1000年の時を刻んできた、がっしりとした城でした。
28mの塔に登ると街を一望できるのですが、雨なので諦めました。

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再びオリベイラ広場に戻り、カフェで一服してから、今度は別の道を歩き駅に戻ります。赤い花が咲く素敵な道でした。

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ギマランイスは小さな街なので、半日あれば十分に街を一周できます。
歴史から置き去りにされたような家並みを見ながら、気ままに散歩されたらいかがでしょうか。
雨が降らなければ、もうちょっと色彩がある可愛い街だったと思いますが、ちょっと残念でした。


ちなみにこの旧市街は「ギマランイス歴史地区」として2001年に世界遺産に指定されました。



by tabi-to-ryokou | 2015-03-06 16:00 | 世界遺産 | Trackback | Comments(12)

2012年1月14日、ポルトガル第2の都市、ポルトに到着

タイトルの「2012年・・・・・」では、突然びっくりさせて申し訳ありません。

「旅プラスの日記」は、旅をメインにした日記ですが、スペインを旅行した後は、スペインばかり、これでもか~、これでもか~~。
今回はベトナム・カンボジアを旅行しましたが、再びベトナムとカンボジアばかり、これでもか~、これでもか~~(笑)
・・・・となりそうなので、過去に「mixi」で、9年間も書いている日記を登場させることにしました。

昔の写真は、自分でも恥ずかしい程、自己流で、お世辞にも上手とは言えないのですが、2012年からは「jpeg」と
「RAWデータ」の2種類で写真を撮ってきたので、今でも「RAWデータ」の方はフレームや角度、明るさや色彩も調整が可能です。
できれば、2012年、2013年に訪問した世界遺産をあらためて、エキサイトブログの日記にして、写真も補正し、
先々に残せる日記にしようと思いました。

そんなわけで、今後の日記にはヨーロッパの様々な国が登場します。
訪問先がバラバラ、訪れた時期もバラバラですがご容赦下さい。
その中には昨年のスペイン訪問で、まだ書いてない日記と、今回のベトナム・カンボジアで、これから書く日記も、ぼちぼち入れて行きます。

引き続き、「旅プラスの日記」を見に来て下さるよう、お願いいたします。

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2012年1月14日、ポルトに到着しました。

13日の朝9時30分に自宅を出発して、ポルトのホテル到着が朝0時、自差が9時間なので日本時間では翌朝の朝9時です。
23時間30分の移動でした。

成田からフランクフルトの飛行時間が12時間、空港での乗継ぎ待ちが4時間、フランクフルトからポルトがさらに3時間。
正直、疲れました。


でも今朝は4時30分に目が覚め元気回復、
本日からの世界遺産巡りの下調べや準備をしていましたが、まもなく朝食です。

さて写真は「Bithday Card」です。
3人のCAさんが突然、私の席にやってきて

「OOさんですか?」

「誕生日、おめでとうございます」

と、このカードをいただきました。

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やはり嬉しいですね。サービスが以前よりよくなったように感じました。


朝食を食べてきました。豪華でしたが、これから活動するので、7分目におさえました。

写真は、「ホテル ポルト パラシオ」の部屋からの風景です。
朝8時なのですが、まだ薄もやの中です。
部屋が10階で、真下に見える大きなオレンジの屋根は4階建てです。

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それでは世界遺産「ギマランイス」に行ってきます。

ここからはメモ書きです。
1月14日、曇り(霧雨)、気温は8度から13度の間

○ 起床4時30分(実は時差ぼけ)、ホテル出発は9時30分
○ 4.5ユーロで1日乗り放題チケット「ANDANTE」を購入しました
○ メトロ、市電、市バス、ケーブルカーが24時間乗り放題です
○ 地下鉄を乗継いでサン・ベント駅へ向かい、ここで近郊列車に乗ります
○ 1時間15分で終点のギマランイスに到着しました
○ 生憎の雨で、タクシーで目的地を廻ることに(料金は12ユーロでした)
○ 午後3時にはポルトに戻り、今度はポルトの旧市街を歩いて見学しました
○ 雨のポルトですが、街が美しいので何枚かいい写真が撮れました
○ 明日は早いので、朝食用のパンと飲み物を買い、ホテルへの戻りは18時40分

○ ギマランイス歴史地区とポルト歴史地区で、廻った世界遺産は2件でした
○ 写真は雨で苦労したため僅か89枚
○ 万歩計は16,667歩でした


本日のベストショットは以下の3枚です。


サン・ベント駅の見事なアズレージョ。
驚くことに、これが駅の装飾です。

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クレリゴス教会の塔からの雨にけむるポルト旧市街の眺め、ポルトガルで一番高いという86mの塔の石段を登りました。

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急勾配を昇るケーブルカーの中から撮った夕闇のドン・ルイス一世橋。

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ポルトの1日目はこうして終わりました。


by tabi-to-ryokou | 2015-02-27 16:00 | 旅行 | Trackback | Comments(20)