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旅プラスの日記

趣味は旅と写真とサファリ。エキサイトブログは10年目になります。 世界遺産が好きで、合計200ヵ所以上の世界遺産を廻り、訪問した国は58ヵ国になりました。ブログの更新は毎日1回、ネタがあると2回。インスタグラムも毎日、癒しの動物写真・野鳥写真を投稿しています。気軽にお立ち寄り下さい。  https://www.instagram.com/tabi.plus/  ← インスタグラムのURLです。 


by 旅プラス

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)

6月9日、月曜日、曇り、時々豪雨

明け方は雷とともに、激しい雨が降っていたので、遠出は無理かと思いましたが、まあ、行ってみようと傘を差して出かけました。

印象派の巨匠モネが愛したジヴェルニーはパリのサン・ラザール駅から、ヴェルノン駅まで50分。そこからシャトルバスに乗り換え20分で到着します。

幸運にもジヴェルニーまで来たら晴れました。バス停から、モネの家まで10分程歩きますが、その途中の家です。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_5531488.jpg


「モネの家と庭園」に9ユーロ50を払って、入園すると最初は花を植えた庭園が迎えてくれます。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_5543650.jpg


自然の雰囲気を残したまま、様々な花が栽培されていました。
庭園の次が、お待ちかね日本をイメージした「水の庭園」です。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_556350.jpg


今までモネの睡蓮の絵を沢山、見てきただけに言葉を失いました。
ヤナギや、フジの木、それから日本産ンのリンゴの木も植えられています。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_5571137.jpg


緑色の太鼓橋です。日本の浮世絵を参考にして造ったと言われています。
太鼓橋は1橋だけだと思ってましたが、手前と奥とで同じようなのがあり、2橋でした。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_558262.jpg


色彩の殆どが緑ですが、睡蓮の白やピンクの花が彩りをそえていました。

ここが一家の住まいだった母屋です。中は写真撮影ができなかったのですが、内装や家具は当時のままで、ダイニングルームは明るい黄色、キッチンは青と、部屋ごとに色調が異なってました。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_5595013.jpg


驚いたのはモネが収集した400点あまりの浮世絵が展示されていて、日本ではお目にかかれない広重、歌麿などもあったことです。

バス停まで戻ると、また雷が鳴りだし、凄まじい雨が降ってきました。束の間の晴れでしたが、晴れてるうちにモネの池を見れてラッキーでした。

ホテル出発は8時10分、戻りは15時。万歩計は6,816歩、撮った写真は57枚でした。

最後にモネに想いを馳せて、モネ風に写真を撮ってみました。

モネが43歳から86歳まで暮らし、睡蓮の名作を生んだ庭(ジヴェルニー)_b0291402_61235.jpg


題名「ハイキーの睡蓮」、いかがでしょうか(笑)
Commented by bulanchan at 2014-06-10 07:37
旅プラスさん☆
こんばんは~♪
ここ、、行きたい所なんですよねヽ(^。^)ノ
生憎のお天気ですたね。。それでも、束の間モネを感じられて良かったですね^^
今日は、どうか晴れますように!
因みにこちらは肌寒い雨模様の朝を迎えております。。。
Commented by ayayay0003 at 2014-06-10 09:39
旅プラスさん
おはようございます♪
やっぱり旅プラスさんのお写真は素敵です(*>∀<*)
特に3枚目のお写真大好きです♪
私が訪問したのは9月の初旬だったのでお花の感じが少し違っていたと思います。睡蓮のお花がたくさんついてます(*^^*)
私は、もうこちらを訪問して6年になりますが、このお写真でその時の感動を思い出しました~(*_*)
お天気ちょうどいい時に晴れて良かったです~(^-^)
私は今日から観光というのに雨の予報なので先が…(笑)。
旅プラスさんもまだまだ楽しい旅を~(*>∀<*)
Commented by ericanada at 2014-06-10 11:32
私も去年ここへ行きました~。
家の中のたくさんの絵画、すごいですよね。
そして浮世絵コレクションもとっても興味深かったです。
モネの庭を見ていると、彼がどんな風に考えて絵を描いたのか、それに触れることができる気がしますね。
Commented by eggplant-qt98 at 2014-06-10 11:53
こんにちは !
モネは本当に日本の文化が大好きだった
事がよくわかります !
秋の庭園はどの様な感じなんでしょう ?
3枚目のお写真は絵のように美しいですね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 12:02
bulanさん、こんにちは
パリは昨日と今日の天気予報が雨で、明日から晴れ。だいたい天気予報はあたります。
昨日はモネの庭園の訪問時間にちょうど晴れてくれて、「緑」が綺麗な「緑」に撮れました。本当に良かったですよ。
今日の北海道は雨ですか。日本もしばらく雨みたいですが、こちらの天気と傾向が似てますね。
まあ、雨でも元気を出していきましょう。僕は今日は遠出せずに近場の美術館で絵画を見て過ごそうかと思ってます。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 12:13
アリスさん、おはようございます
>やっぱり旅プラスさんのお写真は素敵です(*>∀<*)
ありがとうございます。でも実は景色が綺麗に写るのは、カメラのお蔭なんです。
2年前まではEOSKissXⅡというカメラを使ってたのですが、その時は鮮やかで、綺麗な画面はできなかったです。
あ、あと、この睡蓮の池は誰が撮っても綺麗に写るというのもあるかもしれません。 ← 朝から謙虚な自分(笑)
ロシアもヨーロッパも今日は雨模様みたいですね。雨でも、張り切って観光を楽しみましょう。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 12:26
ericanadaさん、こんばんは、 ですよね
実際にあの睡蓮の池を見ると、光が微妙に変化して、モネがずっと睡蓮を書き続けた理由がわかるような気がしました。
朝と昼と夕方。順光と逆光。それぞれ色彩が変化しますね。
浮世絵のコレクションは凄かったです。パンフレットに出てましたが400点もあるそうです。
浮世絵をコレクションしたのはゴッホも同様で、ゴッホは模写までしてますが、二人の運命はかたや長寿、かたや短命。
印象派の画家たちの人生はそれぞれに興味深いものがありますね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 12:36
マカロンさん、こんにちは
>モネは本当に日本の文化が大好きだった事がよくわかります !
自分の敷地に日本庭園を造ってしまうんですから、彼の日本への興味は半端じゃないです。
秋の庭園ですが、見たところ紅葉する樹木は少なかったです。楓が1本だけ植わってましたが、全体からみると
僅かで、アクセント程度の赤にしか、ならないような気がします。
今日は雨が降ってることもありますが、オルセー、オランジェリーと美術館でモネ巡りをしてきます。
Commented by roseyrosey at 2014-06-10 15:41
こんにちは。
私も、ここ、行ってみたい場所のひとつです。
この前、モネ展を観た時に感じたことをここでリアルに感じてみたい。
本当に日本が好きだったんですね。。。。
圧倒的な緑、う~~~ん、本物観たーい!
美術館でのモネ巡り、いいですね〜。本場ならではです^^
Commented by mische at 2014-06-10 19:08
旅プラスさん、こんばんは♪
まさにモネの絵画そのままの世界、凄く素敵ですね~♪
勿論旅プラスさんの腕が良いからこれだけ美しく撮られてるのですが。。。^^
こうゆう場所であの作品を生み出していたのだなぁ~と思うと
またひとしお感慨深いものがあります
ご旅行満喫されてますね~^^
異国の地で良い刺激を受けて、また違った世界が見えてきそうです
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 20:05
roseyさん、こんばんは
モネの庭園は素晴らしかったです。2時間くらいボオーーッと見ていたかったのですが、座る場所が無いし、
他の観光客が池の周囲を歩くし、結局花の庭園を15分、水の庭園を30分くらい見て引き上げました。
時間は短くても印象は強烈なので、是非お勧めしたい場所です。
今はオルセー美術館で2時間半歩いて、くたびれたので、いったんホテルに戻り休憩中です。
別の美術館も廻ろうと思ってましたが、オルセーだけでもうクタクタ。
2011年に改装が終了した後では初めての訪問だったのですが、壁の色が変わり、自然光を取り入れるようになり、
大きく変わってました。やはり印象派ファンには聖地のような美術館で、ただただ圧倒されて戻ってきました。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 20:14
mischeさん、こんばんは
>こうゆう場所であの作品を生み出していたのだなぁ~と思うとまたひとしお感慨深いものがあります
そうなんですよ。モネが絵筆を握り、じっと見つめた景色と同じ景色を、自分も見てるんだと思うと感動しました。
水の庭園の広さは8,000平米と書いてありましたが、池の周囲は200mくらいでしょうか。
もしかしたらもうちょっと小さいかもしれません。
今日のパリは一日中雨みたいです。まあ、ここまでずっと活躍してきたので、中休みと諦めます。
・・・・ってことで、今からランチですが、たっぷりワインも飲んできます(笑)
Commented by micchi-plus at 2014-06-10 22:10
こんばんは!
すてきな所ですね^^
お花がいっぱい咲いていて
自然が溢れてる。。。この場所みてみたいなって思いました^^
Commented by rizumu009 at 2014-06-10 22:28
こんばんは~
花撮り好きには、たまらない場所ですね。
最後のお写真は、
「旅プラスの睡蓮」でいいと思います^^
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 23:03
micchiさん、こんばんは
ありがとうございます。綺麗なところでしょ。
モネが精魂こめて作り上げた庭で、水はセーヌ川から引っ張ってるそうです。
原田マハさんの短編に、「ジベルニーの食卓」というのがあるのですが、この本を読むと誰もが行きたくなる場所です。
いずれ是非、訪れて見て下さいね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-10 23:14
リズムさん、こんばんは
「旅プラスの睡蓮」でいいでしょうか。ちょっと僭越ですが、そういうことにさせていただきます(笑)
モネはこの屋敷で、86歳の長寿を全うしたのですが、空気は澄んでるし、近所で採れる野菜は新鮮だし、
あと1時間、北に行くと、ドーヴァー海峡で、新鮮な魚も獲れるし、ここは長寿の環境が、全て整ってるように思いました。
あと画家は手先を常に使うのでボケないともいいますよね。
下から2番目の写真が、モネが43年間暮らした母屋なのですが、今でもモネが、現れそうな予感がしました。
Commented by hagukitchen at 2014-06-10 23:51
鍵コメ3さん、こんばんわ!
もう、笑いました~ヾ(*´∀`*)ノそう、余計恥ずかしいじゃん。
ですよね・・・

やっぱり、素敵な庭ですね。
日本の庭園もいいけれど、わたしはこのこんもり感、お花がたくさん
虫もたくさんな感じが好きです。
はじめて上野の美術館でモネを観たのは高校生の時でした。
ルーブル美術館展!
やっぱり、本物を観ないと。ってそのとき強く思いました。
京都の大山崎美術館にモネの睡蓮なかったでしたっけ?
Commented at 2014-06-11 00:52
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by bonbonniere0826 at 2014-06-11 05:36
よっ!光の写真家旅プラス氏!
クロードモネの睡蓮を狙われて、この季節に旅に出られたのかしら♪
ぜひ朝もやにけむる水の庭園を見てみたいものですね。(開園前?^^:)
lotus pondとタイトルをつけているにも拘らず、英単語「lotus」というワードが
蓮を意味するのか睡蓮を意味するのか、未だ謎なpicoriです^^:
Commented by akdeniz_tk at 2014-06-11 07:21
こんばんは。
パリから案外と近いトコなんですね。
モネの睡蓮をたくさん見てからいくと、さらに感慨深くなりそうですね。
いつか、行ってみたいです。

Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-11 07:59
にこりさん、おはようございます
鍵コメ3番です。オレさん、にこりさん、マカロンさんのところにお邪魔すると、ついふざけたくなっちゃいます。
モネが活躍した時代は1800年代の後半から、1900年代の前半なので、その頃に植栽された樹木は、かなりでかくなってます。
こんもり感がありますよね。これらの緑が池に映るので、池の色がますます神秘的になります。
大山崎美術館に、モネの睡蓮ありますよ。モネは睡蓮を200点以上描いたので、東京の美術館にも何点かあります。
何点かあるのはいいのですが、どれも似てるのが難点です。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-11 08:09
kipiさん、おはようございます
あれ、引っ越しされたんですか。
引き続き新しいブログの方で、楽しく拝見させていただきます。
旅プラスの睡蓮は、ただハイキーにしただけなので、女子カメラの皆さんにはとても及びません。
この日はずっと雨で、僕が訪問してた時間だけが晴れました。
木々も、睡蓮も、みずみずしく、生き生きとしていて、素晴らしかったです。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-11 08:21
picoriさん、おはようございます
はい、光の写真家です。
>クロードモネの睡蓮を狙われて、この季節に旅に出られたのかしら♪
ピンポ~ン、その通りです。ちょうどぴったりの時期でした。
残念ながら、朝もやにけむる水の庭園は、モネの作品でしか見れません。
パリのオランジュリー美術館に行くと、一連の作品が揃ってるので、朝の睡蓮も見れますよ。
>英単語「lotus」というワードが蓮を意味するのか睡蓮を意味するのか、未だ謎なpicoriです^^:
え、そりゃあ両方ですよ。蓮も意味するし、睡蓮も意味します。 ← 多分ですが(笑)
Commented by bonbonniere0826 at 2014-06-11 08:29
>え、そりゃあ両方ですよ。蓮も意味するし、睡蓮も意味します。 ← 多分ですが(笑)
... なんですね!? 光の写真家がそうおっしゃるならば、そういうことにしておきましょう♪笑
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-11 08:30
akdenizさん、こんばんは
>パリから案外と近いトコなんですね。
はい、電車で50分、バスで20分です。
vernonという小さな駅で降りるのですが、50人くらいがこの駅で降り、その全員がジヴェルニー行のバスに乗りました。
他には何もない田舎でしたが、だからこそモネが気に入り、絵を描く価値があったのだと思います。
今日オルセー美術館で、モネの睡蓮を見ました。事前に見ても感慨深いし、事後に見ても感慨深いですよ。
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-11 08:38
picoriさん、再度おはようございます。
はい、そういうことで。昔、聞いた話では
睡蓮は、葉に切り込みがあり、蓮には無い。
睡蓮は睡眠するから睡蓮で、蓮は睡眠しない。
前半は多分そうだと思いますが、後半はちょっと眉唾です(笑)
Commented by umisanjin at 2014-06-12 00:32
わぉ!モネの描く、風景そのものじゃないですか~♪ 
実際に見たら、、鳥肌モンですね。@@
Commented by tabi-to-ryokou at 2014-06-12 13:14
海山人さん、こんにちは
確かにゾクゾクとしましたよ。
モネは毎日この池を見ながら絵筆を走らせてたんだなと。
なんか、そこにモネがいるような感覚に陥りました。感覚とは言いませんね、幻覚に陥りました。
今から帰路の空港に向かいます。
Commented by umitosora14 at 2015-11-26 19:54
今晩は^^
素晴らしいですね~もう感動です!
この庭園で、モネがあの作品たちを描いたとおもうと、
感慨深いですよね
お写真を見てると、まるでその場に言ったような気分が味わえて、とても嬉しいです♪
モネは、ほんとにこの庭園を心をこめて作ったそうで、
池ばかりに私は注目してましたけど、池だけじゃなく、
植える花や木の種類から手入れまで、心血を注いでって言うほどの力を入れてたようです
そして、旅に出るときなど、花の手入れとかも気にして、手紙に指示を書き残しておいたりも(笑)
モネの作品は、絵画もそうですけど、この庭自体がもう一つの作品だという見方もあるようですよ
Commented by tabi-to-ryokou at 2015-11-27 08:24
umiさん、おはようございます。

さっそくご覧になっていただけましたね(^。^)
この日記は、ジヴェルニーを訪問したその晩に、サンラザール駅のホテルで書いたので、
なんか自分も興奮し、感動したまま書いてました。

おっしゃる通り、この庭自体が、モネの作品なんですね。

雑然としてるようでも、計算された美しさがあり、観光客がゾロゾロと歩かなければ、ちょっと絵を描きたくなる
ような雰囲気の庭でした。
6月上旬は花も沢山咲いててきれいでしたが、もう1ヵ月早いほうが、さらに華やかだったみたいです。
モネが旅先でも花の心配をしてたという気持ちがよくわかります。
by tabi-to-ryokou | 2014-06-10 06:05 | 旅行 | Comments(30)