「百花の王」上野東照宮ぼたん苑の冬ぼたん
2015年 01月 11日
1月11日、日曜日、晴れ、東京は最低気温が0度、最高気温が12度でした。
関東地方の「冬ぼたん」と言えば、上野東照宮か、鶴岡八幡宮が有名です。
ここ上野東照宮のぼたん苑は約250品種、3,200株の日・中・洋の牡丹が咲き、うち40品種、600株が、冬ぼたんだそうです。
2014年は1月18日、2013年は1月14日に訪問したのですが、今年は休日の関係でちょっと早めです。
9時30分が開苑ですが、既に十数名が門の前で待ってました。
他のカメラマンと同じ花でバッティングしないように、最初のぼたんは省略して、途中のぼたんから1人でじっくりと写真を撮りながら廻り、
出口のところまで見てから、もう一度入口に戻るというのが、毎年の私の行動パターンです。
冬ぼたんはこの「藁囲い」に風情を感じます。
花の少ないお正月の縁起花として抑制栽培で開花させるのが冬牡丹です。
春夏に温度を下げて開花を抑え、冬に開花させるというのだから大変な作業と思います。
苑内は赤いぼたんが多いのですが、赤は可愛くないので全て無視し、ピンクと白のアップを集中的に撮影してます。
ここで作戦変更です。
ここまでの写真は、似たようなのを2013年にも、2014年にも撮ってるので、蕾の写真を撮ることにしました。
今年の訪問日は例年よりちょっと早いので、蕾も沢山ありました。
もう間もなく咲きそうな、黄色い冬ぼたん。
こちらのピンクも、間もなく咲きそうです。
「藁囲い」の光を利用して撮りました。自分としては、この写真をちょっと気に入ってます。
最後に苑内の植木職人さん、
「藁囲い」には、大量の藁が入るんですね。ご苦労様です。
上野東照宮の社殿は平成20年12月から保存修復工事に入ってましたが5年の月日をかけ、平成25年12月に工事が終了しました。
ぼたん苑の入苑は今年から100円値上がりして700円、社殿の拝観が500円ですが、共通券を買うと1,100円で、100円お得になります。
ぼたん苑のHPには2月22日までが開苑期間と書いてありますが、今日これだけ見頃なので、1月中の観賞がいいのではないかと思いました。
美術館や博物館へは、何度も行っているのに、
上野東照宮へは一度も行った事がありませんでした(^_^;)
「冬ぼたん」これも手間がかかる物ですね!温度管理をし、藁囲いをしてあげて!
こうして手を加えてお正月にお花を楽しむ!って風情があって良い物ですね(*^^)v
咲き始めとあって、満開の花びらも綺麗ですね~!
間もなく咲きそうな黄色とピンクのぼたんも、とっても綺麗~~ヽ(^。^)ノ
職人さんのご苦労があっての「冬ぼたん」ですね!取材お疲れ様でしたm(__)m
牡丹も どこか誇らしげに見えるのは 気のせいでしょうか?
そして 他の方への気配りも すばらしいですネ! ブラボーです!
当り前であっても 夢中になると、見えなくなってしまうし
ホンの少しづつ 譲り合えば 皆さん 楽しく撮れますものネ!
>>上野東照宮へは一度も行った事がありませんでした(^_^;)
kaorunさんのご自宅から近い日光東照宮には及びませんが、上野東照宮も社殿が綺麗になったのでお薦めですよ。
>>咲き始めとあって、満開の花びらも綺麗ですね~!
ボタンは「見頃」という時期よりも、「咲き始め」という時期のが、いいのかなと今日、思いました。
>>職人さんのご苦労があっての「冬ぼたん」ですね
職人さんの写真も無理矢理、1枚入れてみました。
取材にはこういう1枚も、いいかなあと。
やはり裏方さんがいるからこその、きれいなぼたん苑でした。
徳川家のぼたん苑は、本当は名古屋市東区の徳川町にあります。
今でも愛知県では人気のぼたん苑で、名称は徳川園といいます。
この時期、冬ぼたんだけでなくツバキ、水仙、ナンテンも咲くので、いつか訪問したいと思ってます。
茶々は、というか淀殿は、安土城か大阪城の時代にぼたんを愛でたのでしょうね。
大阪城公園には淀殿の石碑が今もあり、その石碑の前にはいつも花がありました。
蕾は、ちょっと自習の意味もあって、色々撮ってみました。
背景は何もいれずに暗めにした方がいいかなというのが今日の感想です。
>>藁囲いは雪国の風景のようでほんとに風情がありますね。
毎年、訪問してるぼたん苑ですが、今回初めて「藁囲い」をメインテナンスしてる職人さんをお見かけして、
あらためて、この風景を維持するのは大変なんだなあ、と思いました。
東京に雪が降ったら、まず翌日にこのぼたん苑に行って、雪をかぶった「藁囲い」と冬ぼたんを
撮ってみたいと思ってますが、まだチャンスがありません。
>>蕾の写真、私は最初の蕾と今にも咲きそうなピンク色のボタンが優しい色合いで好きです。
あ、最初の蕾ですか。これ可愛いです。毎日でも見に行きたくなりますよ。
できれば家のベランダで育てたい(笑)
今にも咲きそうなボタンは、可憐ですね。
きっと明日は咲いてると思います。
今回は蕾を中心に撮ったのですが、たまにはこういうのも面白いかなと思いました。
>>牡丹も どこか誇らしげに見えるのは 気のせいでしょうか?
本人たちは知らないでしょうが、昔から「百花の王」と言われる花ですから(笑)
そういえば「長恨歌」でも楊貴妃を牡丹・梨花・柳に例えてました。
>>そして 他の方への気配りも すばらしいですネ! ブラボーです!
ありがとうございます。一つのボタンの前では1人しか撮れないので苦肉の策なのですが、
まあ、朝一番なら、それほど混んでないので、余裕で譲り合えます。
美術館の絵画展でも、開場と同時に入りますが、大勢の鑑賞客と一緒なので、飛ばして先を見てから
最後に入り口の展示室に戻るというのは、よくやってます(笑)
私もkaorunさんと同じで上野東照宮へは行ったことありません^^;
こんな素晴らしいところがあるのですね~(*^^)v
この牡丹は、まさに日本の文化ですよね~♪
「藁囲い」というのも初めて見ました!
職人さんが苦労されて丹精込めて作られた牡丹本当に素敵です~(*^^)v
寒い時なのでお花の日持ちは、春の牡丹の比ではないと思いますが、何とも贅沢で優雅な牡丹だと思いました♪
そして旅プラスさんの作戦も素敵ですね~☆
これから開花するであろう牡丹を想像するというのもなかなかオツなものだと思いました~(^^♪
寒い中、取材本当にありがとうございます♡
>>「藁囲い」というのも初めて見ました!
「藁囲い」は、なんとなく北国の雰囲気ですが、東京の上野で見れるのが嬉しいです。
>>職人さんが苦労されて丹精込めて作られた牡丹本当に素敵です~(*^^)v
そうなんですよ。今日初めて職人さんが作業してるところを拝見して、ちょっと感動しました。
マンション暮らしなので、無理なのですが、自宅でボタンを育てられるか、さっきネットで調べました。
難易度「普通」と書いてありましたが、水やりや、肥料、追肥はかなり大変だという印象を受けました。
>>これから開花するであろう牡丹を想像するというのもなかなかオツなものだと思いました~(^^♪
ボタンの蕾も可愛いです。どんな花が咲くかも興味がありますが、今シーズン中にもう1回行けるかどうか。
行けなかった場合、春ボタンは4月中旬から5月中旬なので、その時期には、もう1回行ってきます。
最初の写真の、空にかかるような、
薄紫の染物が、牡丹と同じ程の差し色になって
見えます。素敵ですね(^_-)-☆
名古屋の徳川園には未だ行っておりませんが、
牡丹園があるのですね!要チェックになりました(笑)
>>最初の写真の、空にかかるような、薄紫の染物が、牡丹と同じ程の差し色になって
昨日の9時30分からの1巡目は、ボタンばかり見てて、気付かなかったのですが、
もう一度入り口に戻ってからの2巡目は余裕があるので、この染物に気付きました。
白と薄紫の地に、赤いボタンと白いボタンが描かれてました。
なかなかオツでしたよ。
要チェックが増えましたね(笑)
冬ぼたんは、1月末くらいまでが良さそうですよ。
今頃、どこかへ取材に行ってることであろう 旅プラスさん、おはようございます。
100円、プライスアップですか!中で甘酒を一杯飲むと1,000円ですねえ。
毎年行ってるのですが、そうかあ・・・
まあ煙草一箱の値段を考えれば、藁囲いはこの時期だけだし手間もかかりますからね。
冬牡丹、美しいですね~!
冬に花を咲かせるために春から丹精込めて育てられているのですね!!
牡丹の花は本当に美しいですが、これから開花する蕾もまた美しいですね。
朝から美しい花を見せていただいて、今日は良い一日になりそうです♪
ありがとうございます♪♪
「他のカメラマンと同じ花でバッティングしないように・・」「出口のところまで見てから、もう一度入口に戻る」←こうした心遣いのできるやさしさと、賢さを備えていらっしゃるのが素敵な方だといつも感心させられていますよ。
冬のボタンは、美しいほど哀れさを覚えますが、旅プラスさまのボタンは、楽しそうですね。
>>上野東照宮ぼたん園のぼたんはこの時期の「藁囲い」が有名ですよね。
有名な割には、それほど混雑はしてません。
いつも開苑と同時に入るからかもしれませんが、どのぼたんも最前列で写真を撮れます。
>>一度撮影してみたいと思っています。
是非、いらっしゃって下さい。
zeiss-tさんの花写真は、あまり記憶に無いので楽しみです。
>>今頃、どこかへ取材に行ってることであろう 旅プラスさん、おはようございます。
今日も連荘で上野でした。北風が強くて寒かったですよ。
>>中で甘酒を一杯飲むと1,000円ですねえ。毎年行ってるのですが、そうかあ・・・
あの甘酒は300円でしたか。
なんか屋外は寒そうだったので、精養軒のカフェに行って、スパークリング・ワインを飲んで温まりました。
甘酒よりちょっと高くて1杯、550円でした(笑)
世の中、徐々に値上がりしてますね。
>>冬に花を咲かせるために春から丹精込めて育てられているのですね!!
何を思ったか、我が家のベランダで育てられないかと、ネットで「ぼたんの育て方」を読んでみました。
でも、ものぐさな私には、とても無理だとすぐに気づきました(笑)
今まであまり蕾に注目したことは無かったのですが、蕾にもいろいろあるので、今回初めて興味が湧きました。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と言いますが、立っても座っても蕾でも、ぼたんは美しいです(笑)
>>こうした心遣いのできるやさしさと、賢さを備えていらっしゃるのが
いえ、いえ、自分の場合、心遣いとは言っても、自分も邪魔されたくないので、そうしてます。
写真を撮ってる時って、後で待たれると、すごく緊張してしまいます。
なので自分も撮ってる人の後ろには、立たないようにしてるのですが、
一番いいのは、集団から離れることですね。
残念ながら、これが動物園となると、全く無理です(笑)
>>冬のボタンは、美しいほど哀れさを覚えますが、旅プラスさまのボタンは、楽しそうですね。
私が連想するのは、映画で「唐獅子牡丹」、食べ物では「牡丹鍋」、スイーツでは「ぼたもち」でしょうか(笑)