国民投票2日前のアテネから、エーゲ海の島々への海の玄関口、ピレウス港へ
2015年 08月 17日
旅行中の7月3日はギリシャの国民投票まで、あと2日。
何があってもおかしくないアテネ市内ですが、前日から空港への往復の交通機関がタダになり、7月3日からは地下鉄の全路線がタダになってしまいました。
私の場合、国民投票には関係ない旅行者なので、タダは申し訳なく、窓口に行って1日券を買おうとしましたが、「フリー」、「自由に乗りなよ」と取り合ってくれません(笑)
それならばと、チプラス首相の、人気取り政策に甘えて、アテネから南西に10kmのピレウスまで、地下鉄で往復しました。
全ての自動改札機の電気が切られていて、改札口は全員が素通りです。なんか変な気分でした。
ピレウスには紀元前からアテネの港があり、アテネからエーゲ海の島に行くクルーズは全てこの港から出航するので、旅行者には馴染みのある港町です。
今回の目的は港の見学ではなく、このアギア・トリアダ大聖堂の見学でした。
1944年の空襲で破壊され、戦後再建された大聖堂なので、歴史はあまりないのですが、この大聖堂を訪ねた友人が、
とても美しいから一度行ってみたらいいよ、と言っていたので今回の訪問となりました。
確かに美しい寺院です。側面を見ると・・・
後方を振り返ると・・・・
そして天井のドームは・・・
あまりの美しさにびっくりしました。
教会の内部はイコンと、フレスコ画に囲まれたビザンチン様式の異空間でした。
最後に祭壇です。
このイコンと、フレスコ画がどういう経緯でここに飾られたかは、資料が無いのでわかりませんが、ちょっと感動ししました。
ブラブラと帰り道で見かけた果物屋さん。7月のギリシャはスイカの季節でした。
そして、最後の1枚はピレウス港です。
キリスト教会は威厳がありますが、ギリシャ正教の教会はイコンやフレスコ画が華麗で、見てるだけで厳かな気分になります。
さすがギリシャ正教を国教とするギリシャの教会でした。
これは訪ねてみたくなる景色です。
神殿の遺跡だけではありませんね~
お久しぶりです! 夏バテもせずに取材へ行ってらっしゃる♪
凄いなあ、と思いながら足跡も残せず失礼をしました。
本日久しぶりにパソコンの前へ座ることが出来、大きいサイズでムッシューの写真も見られてます!
写真で見ても圧倒的な美しさ。
モノホンは声を失いそうですね♪ 色彩も良い。
で、ところ変わればスイカの形も変わるんですねえ。
juice bar
日本語で云うと「美味しいよ!」と書いてあるんでしょうか?
地下鉄フリーはラッキーでしたよね。
でも、なんか感覚的に変ですよね(ー_ー)!!そういう問題?って・・・
アギア・トリアダ大聖堂素晴らしいですね\(◎o◎)/!
外観もステキ~って思ったけど、何処の場所からも光が綺麗に入って
本当の厳かな気持ちになりそうです。特に天井のドーム。。。綺麗ですね!
随分大きなスイカですよね!スイカ大好きなので、食べたいですが・・・
日本みたいにカットされて冷えてる物は無いですよね(^_^;)
昨日叔母に大きなスイカ1/4カットもらって来たので、皮、種を取って
自分でカットスイカを作り冷蔵庫に入れました(笑)
ギリシャを旅したのは7月上旬だったのですが、21回もギリシャ日記を書きながら、まだ終わっていません(笑)
多分、終了まであと5回か6回でしょうか(^。^)
ゆったりとした日程で廻ってたので、こんな港町の教会を訪ねた日もありました。
日本人が訪ねることはまず無い教会ですが、実際に訪問してみると、こんなフレスコ画の発見がありました。
なんかこういう日があると、旅も楽しくなります。
ギリシャは紀元前からの歴史が詰まってるので、ヨーロッパの歴史好きなファンや、研究者には、
たまらないミステリーゾーンだと思います。
はい、夏バテもせず、日々頑張ってますよ(笑)
休日の取材は午前中だけにして、1万歩以内、写真も200枚以内ぐらいなので、バテずに続いてるのかと思います。
>juice bar 日本語で云うと「美味しいよ!」と書いてあるんでしょうか?
ええ、最初見た時は「おいしい」とか「特売」って意味かなと思ったのですが、
ようく考えてみたら英語の「juice」と「bar」をくっつけただけの単語でした。
でも、ここではジュースは売ってません。なにか勘違いしてるような(笑)
よく外人が漢字で「世界一阿呆」なんて書かれたTシャツを、意味も分からず嬉しそうに着てますが、あれかな~(笑)
毎日歩いてますか~~。
私も、日記をご覧いただけるとわかりますが、毎日歩いてます。
でも5000歩から1万歩の間くらいでしょうか。
毎日それくらい歩いて、日焼けするけど、ちょっとは太陽光を浴びた方がいいそうですよ。本に書いてありました。
iPhoneで文字入力するのは私も苦手です。
まあ、コメントは気になさらずに、見たい時に見て下さいね。
ハ、ハ、ハ、フリーなので、もっと長距離を狙えたかもしれません。
でもこんな状況で、帰りの列車が運転休止になると、本当にやばいので、近場にしました。
この教会は本当に行ってよかったです。
友人は、昔ですがアテネの駐在員だったので、この教会を知ってました。
西瓜、いくらかわからなかったです(笑)
西瓜の前に値札が無いんですよ。交渉で決まるのかもしれませんね。
財政的に困ってる国が、公共輸送のメトロをフリーにしちゃうなんて馬鹿げてますよね。
でもそんなことをするので、今の首相は国民に人気があるそうです。
今となってみれば、ギリシャはユーロ加盟国に全面降伏で緊縮財政策を受け入れたので、
あの国民投票は、なんだったのかという話に思えるのですが、不思議ですね。
天井ドームは何人もの聖人が描かれてました。しかもとても綺麗な絵だったので、驚きました。
カットスイカも売ってました。4分の1サイズでしたが、サランラップで綺麗に包装してるかは不明です。
でも店頭に並べてたので、きっと冷えてはないでしょうね。
あれカットスイカは、皮も種も取るんですか。それだったらカットスイカでなくて、ただの4分の1スイカでした(笑)
ほんとに美しい教会ですね(*^^)v
ギリシャ正教は、やはりロシア正教の教会と似てると思います♪
イコンとフレスコ画は、どこかから持ってきたものなのでしょうか?
新しいものには見えないのですが・・・
戦後に再建されたというのは、その資金はどこから出たのでしょうね?
その頃のギリシャは今とは違ってお金があったのでしょうかね(・。・;
ヨーロッパのスイカは楕円形のが多いですね!
やはり赤いスイカですか?黄色もあるのでしょうか?
今日は、質問ばかりですみません(>_<)
巨大な空間なのでしょう、
天井も壁も見事な絵で圧倒するようです。
ドーム天井は東京駅を連想しながら拝見しておりますが。
体感してみたい衝動に・・・! (感謝)
修復完成には可なりの年月を要したのでしょうね。
正教会(ギリシャ正教)の中の1組織として、ロシア正教も認められてるので、ロシア正教の信仰は正教会です。
ロシア正教という組織が、正教会(ギリシャ正教)に含まれてるというイメージだと思うのですが、
複雑なので、私も詳しくありません。
でも教会の建物の形は違っても、祭壇は本当によく似てますね。どちらもイコンとフレスコ画が綺麗です。
ギリシャは第2次世界大戦でドイツ・イタリアに負け、占領されましたが、大戦後に独立し、
1950年から1970年くらいまで、「ギリシャの奇跡」と呼ばれる高い経済成長を実現しました。
その港町であるピレウスも経済的に豊かだったと思われます。
スイカは赤だけでした。下から2枚目の写真の緑のおじさんの奥に、4分の1サイズの赤いスイカが見えます。
そういえば朝食ブッフェにスイカが並べられるホテルも有りましたが、やはり全部赤でした。
私はお腹が冷える気がするので、朝はスイカを食べないのですが、ブッフェのスイカは「見てるだけ~」でした(^。^)
有名な大都市の大聖堂と比較すると、街の中にひっそりと佇むという印象でした。
観光客は一人もいなくて、3・4人いたのは地元のギリシャ人の信者のようでした。
ドームの絵は本当に綺麗でしたよ。
宗教画でなければ、おっしゃる通り東京駅とイメージが重なります。
これだけの教会なので年月もかかったと思うのですが、なんせ「地球の歩き方」にも出てないので(笑)、
詳しい情報がありません。
でもそのうち、日本人のツアーのコースに採用されるかもしれませんね。
建造が何年だったかのか調べたのですが、資料が無くてわかりませんでした。
戦後なので築70年以内というのは確かですが、内部の絵は保存状態が完璧で、築5年以内に見えます。
多彩な絵で、それぞれの色遣いもあざやかで、一瞬これが教会なのかと思いました。
スイカは確かに長い包丁がいりますね。
マグロの解体に使う、鋸型がいいかもしれません(^。^)
*「国民投票には関係ない旅行者なので、タダは申し訳なく・・」←この感覚素敵ですね。日本人の持つ美しき魂を愛します。私の亡き両親は、貧しくても心豊かに美しく生きて、老いてくれました。
*「アギア・トリアダ大聖堂」というのですか!見事ですね。歴史のある者も良いですが、新しい物にはそれなりの良さがありますね。
それも伝統の上に築かれているからでしょうが。
はい、財政状況が逼迫し、破産状態にあるギリシャですから、タダで地下鉄に乗ったら後悔すると思ったわけですが、
切符を売ってくれないので、払いようが無かったです。
私の場合ちゃっかりと、タダで地下鉄の乗り放題を楽しんできたので、日本人の美徳は乏しかったようです(笑)
アギア・トリアダ大聖堂は日本の観光雑誌にも出てない教会でしたが、行ってみたら大変な価値がある教会でした。
ギリシャ正教という信仰がベースにあって、そこからこの美しい教会が建設されました。
ギリシャ人は、今は「浪費はするが、怠け者」なんて、ヨーロッパの他民族からバカにされてますが、
紀元前から続く歴史と文化を持ってることには敬意を表したいと思います。