スリランカの、ここは見ておきたい(その17)(世界遺産の巨岩シーギリヤロックに登る)
2017年 08月 22日
7月4日、スリランカの3日目、気温は31度。
乗り心地の悪い 象の背中は、ユラユラ、イテテ~ のあとは、シーギリヤロックに向かいました。
入り口でチケットを買い中に入ると、ジャングルに真っ直ぐの小道が続きます。
ほぼ垂直の200mの岩山が近づいてきます。
ほんまに、ここを登るんかい。徐々に増す不安(笑)
この岩の中の階段が登山道のスタート。
最初のうちは階段もなだらか。
昨夜飲んでた時「オレは頂上に100回は登ってる」、「明日は頂上まで一緒に登る」と言ってたガイドのニンニク(本名はニクンタカ)は今日は元気が無い。
実はニンニク君、二日酔です(笑)
見上げると、ほぼ垂直の岩壁。高さは200m。
ほんまに、ここを登るんかい。不安MAX(笑)
下を見ると、はるか遠くまで続くジャングルと、急な階段を登ってくる若者たち。
このあとは、カメラを構える余裕も無くなり、黙々と階段を登ります。
途中に周りを金網で囲った鉄製の螺旋階段があり、ヒーヒーハーハー言いながら登ると壁面に鮮やかな色彩で描かれた美女たちのフレスコ画がありました。
世界遺産「古代都市シーギリヤ」の目玉が、この5世紀の作品「シーギリヤレディ」です。
撮影NGだったのが残念ですが、裸の美女が上流階級、服を着てるのが侍女だそうです。
ひたすら階段を登り、かれこれ30分で、ライオンテラスに到着しました。
ここでガイドのニンニクが、「オレここで待っててもいいか」と、まさかの脱走志願(笑)
仕方ない。オレも男だ、ここまで来たんだから1人で登るぜと、覚悟を決めました。
ニンニクもガイドのはしくれ。上を指さして「あそこにスズメバチがいるから刺されても慌てるな」と、さらに恐怖をあおる親切なアドバイスをくれました(笑)
ライオンの爪の横の階段から。いよいよ岩山登山の最終段階です。
確かに階段ですが、垂直の岩に張り付けただけ。足元からは真下が見えます。
ここでカメラはバッグに仕舞い、写真は撮らずに、できるだけ下を見ないようにして登りました。
登頂後の景色は次回に続きます。
わーーー!すごい場所ですね(@_@;)
これは当然カメラはバッグにしまっての
しかも下を見ないように登るしか有りませんよね(^_^;)
この先の視界が楽しみ♫です^^
心に刻み込んできたのですね。
2012年に行った時は写真は写せました。
この岩を登った2か月後にペースメーカーを埋め込みましたが死ぬる思いで登ったのを思い出します。
ニンニク君同様 ライオンの足元で力尽き果ててしまいました。
二日酔いじゃないですよ。
ガイドのにんにく君とのやりとりが最高に楽しいです笑
まさかの戦線離脱(^_^;)
おもしろすぎます。
私、脚と体力には自信ありますが、ここはちょっと怖いかも!
旅プラスさん、さすがですね。
ブログ見ていると元気をもらえます!
出た!!!\(◎o◎)/!
ここ現地からの写真で、見て!めっちゃ凄い所へ登ったんだな\(◎o◎)/!
って思っていたんですよ!
やっぱり相当大変だったんでしょうね(;一_一)
しかも暑い中でしょ。。。旅プラスさん凄いですm(__)m
写真撮影禁止のフレスコ画、裸が上流階級、服を着てるのが侍女?不思議な感じです(^_^;)
ニンニク君と別れたライオンテラス、このライオンの爪、デカいですよね!!!
これってこの場所だけ足を彫ったんですか???
それとも、全体がスフィンスクみたいな物だったのかな~???
それにしてもスズメバチがいるなんて!刺されても慌てるなって!慌てますよね。。。
でも慌てたら、落っこちそうだ\(◎o◎)/!
私、高い所は大丈夫な方ですが、足元見てるとクラクラきそうですね(^_^;)
登頂後の写真、楽しみです(^_-)-☆
最後の写真はキャ~助けてーーー(@_@;)
と叫びたくなるお写真ですネー☆
どんなに過酷な登山だったかはこの1枚が物語ます♫
さすがの旅プラスさんもカメラはバックにしまいましたか?!
1枚目のジャングルに向かう小路の爽やかな緑からは想像が出来ないです~(-_-;)
美女のフレスコ画は、登った方への御褒美ですね~(^-^)
高いところは好きなので大丈夫だと思いますが
この階段はさすがに不安がよぎります(^^;
まるで建築現場の足場ですね(^^;
これを登られて行ったなんて凄いです☆
登頂後の景色、楽しみにしています。
コメント、ありがとうございます。
最後の1枚の写真が、このシーギリヤロックの最後の山場。
覚悟して登りましたが、前も、後も外人さん。ひたすら前の外人さんのお尻を見ながら登りました。
残念ながら男性です(^。^)
勿論、ここでカメラを構えるなんて危険すぎて、できません。
30分くらい登ったような気がしましたが、カメラの撮影時間で確認すると、
ここからは10分ちょっとで頂上まで登ってました。
頂上からの景色は360度の絶景でしたよ(^。^)
私は、普段は高所恐怖症ではないのですが、ここの足元から下界が見える鉄製の階段では、
突発性の高所恐怖症になりました(^。^)
いや、ここは怖いですよ。
でも、階段を登り始めたら、もう引き返すことはできないし、
人間、覚悟を決めれば頑張れます。
人生もそんなもんです。山あり谷あり、最後は根性です。
Blue-salviaさんも、今は、試練があるかと思いますが頑張って乗り切って下さいね。
そうなんですか。2012年は写せたんですね。
7月は完全NGで、うっかり写してしまった東洋系のカップルが、そこで拘束されてました。
でも頂上で再び見かけたので、無事に釈放されたみたいです(^。^)
2012年にペースメーカーですか。私は心臓弁膜症で1回目が榊原記念病院での手術。
2回目が不整脈で日本医科大学病院での手術。運よく今のところはペースメーカーも、
人工弁もなく暮らしてますが、次はどうなるやら分かりません。
病気の話となると、誰とでも話を合わせられるのが、私の人生です(^。^)
ご主人が登られて、ruiさんは下で待たれてたんですか。
勿論、ここでは絶対に無理しない方がいいと思います。
やはりグループで来て、ここで待たれる待機組も多いんじゃないでしょうか。
ここからがスタートなら登れても、既にここまでで、30分以上は階段を登ってますからね。
普通なら足がブルブルきててもおかしくないですよ。
次回は、頂上からの景色を掲載しますから、登った気になって、見て下さいね。
ニンニク君、おかしいでしょう。
「安心して下さい、私が頂上までお連れしますから」と、ジンのロックを飲みながら、
前夜に豪語してたのに、当日は朝からうつむき加減で、
ライオンテラスに行くのでさえ辛そうでした(^。^)
ガイドが戦線離脱なんて、普通はあり得ないですよね。
でもHISさんの、コメントカードには、ガイドもドライバーも優秀で、とてもよくしてくれたと、
書いておきました(^。^)
yocoさんなら、大丈夫ですよ。絶対に登れます。
ガイドを選ぶ時だけは、二日酔いをしないガイドを選んで下さいね(笑)
今なら、笑って日記も、コメ返も書けますが、登る前日までは、
本当に登れるかどうか、かなり不安でした。
で、当日はマジで、もう引き返したいと思いながら登ってましたよ。
本来なら、励ましてくれるはずのニンニクが、私より辛そうに歩いてましたしね(^。^)
あのライオンの爪は、残ってる部分で、昔は顔までちゃんとあったそうです。
あの爪の横の階段を登っていくと、ライオンの咽喉に呑み込まれる感じで、
シンハギリヤが「ライオンの喉」。そこからシーギリヤに変化したそうです。
なんか登り始めて50mくらいのところに、スズメバチが巣を作ってるそうです。
世界遺産の登山階段なので、安全対策をしっかりしてほしいですよね。怖かったです。
最後の1枚凄いでしょう。
垂直の岩に、どんな道があるのかと不思議でしたが、鉄製の階段を横に張り付けただけでした。
5世紀にここの頂上に宮殿を建設した時には、鉄は無かったと思うのですが、
色々調べたら、竹で作った梯子をかけてたみたいです。
きっと当時は、登るのも降りるのも、もっと怖かったでしょうね。
美女のフレスコ画は、昔は500人程描かれてたらしいのですが、風雨にさらされ、寝食された結果、
今は18人分しか残ってません。
でも妖艶で、神秘的でしたよ。ここでずっと見ていたかったのですが、
登頂という目的があったので、ご褒美もほどほどに、先を急ぎました(^。^)
高いところ大丈夫ですか。羨ましいです。
私も航空会社に勤務してた時代があって、高いところは大丈夫なんですが、
足元の幅20cmくらいのステップは、真下の景色が見えるので、
なんかこそばゆいような、スースーした気分でした(^。^)
もう、わき目もふらず、ただ前を登る男性のお尻を見ながら登ってきました。
その男性のお尻がラストの写真に写ってますが、今思えば
できれば女性の後ろのが良かったです(^。^)
大失敗でした(笑)
バカとなんとかの例え通り高いところ大好きなので登ってみたくなりました。頂上から見下ろすジャングルも素晴らしい眺めだったのではないでしょうか?
世界遺産に疎い私ですが旅プラスさんのブログでエンジョイさせていただいてます。
周囲は平坦で高いものが何もありません。
高さ200mからの眺めは最高でしたよ。
でも、一面のジャングル・ビューです(^。^)
そこまで登るのが大変ですが、登る価値はじゅうぶんにあると思います。
世界遺産の件数は1位イタリア(51件)、2位中国(50件)、3位スペイン(45件)
4位フランス(42件)と、ヨーロッパと中国に偏ってます。
やはり2000年の歴史がある国は有利です。
なので日本や、アメリカから世界遺産巡りをするのは距離的にはかなり不利なんですよ(^。^)
壁画は、とても有名ですね。観光ガイドで見ただけですけど。ライオンの
足の爪も素晴らしい彫刻ですね。この時代に、どのような手法でインド
亜大陸や東南アジアで石窟寺院や岩の彫刻ができたのでしょうか?
この時代の壁画はフレスコ画ですが、ヨーロッパから伝わったと思います。。
石の技術は、2000年前にはアテネのパルテノン神殿や、ローマに残るフォロロマーノで見られ、
古代ローマ帝国が繁栄した、中近東から、北アフリカ、ヨーロッパ全土は、
教会、水道橋、円形闘技場などの石造建築を、彫刻が飾りました。
その技法が、5世紀のスリランカにも伝わっていたのだと 思われます。
スリランカは海洋貿易の中継地点だったので、文化も、技術も伝わるのが速かったんでしょうね。