パリで寄り道したのは、11世紀に建てられた世界遺産の美しい教会(ランスのサン・レミ聖堂)
2017年 11月 01日
10月10日に訪問したランスのサン・レミ聖堂です。
サン・レミ聖堂の着工は1007年。パリのノートルダム大聖堂よりも古い初期ゴシック様式です。
完成は11世紀後半ですが、二つの塔のファサードは12世紀後半に建てられました。
この教会の入り口は右の塔の下、教会建築でいうと、袖廊にあります。
世界遺産の聖堂なのに教会内には人影が無く、その側廊を歩くのは薄気味悪いほど(笑)
ロマネスク様式と、ゴシック様式が共存した造りで、拝廊(入り口)のステンドグラスは綺麗です。
身廊から祭壇を眺めますが、初期のゴシック建築にしては、かなりの大きさです。
祭壇のアップです。
内陣の天井部分にも、ステンドグラスが輝いてました。
ランス司教の、聖レミの遺体が安置されてる聖堂ですが、墓はここでしょうか。
人はいないし、説明はフランス語なので、あまりよく分からないまま聖堂を後にしました。
バス停まで歩いてる時に見えた教会の本来のファサードと、使われてない入り口です。
3人のご老人が、仲良く日向ぼっこしてました。
この後はバスと徒歩で、藤田嗣治のフレスコ画があるフジタ礼拝堂に向かいました。
今から50年ほど昔、当時80歳だった藤田は、毎日12時間、3ヵ月も壁と向かい合い、全部で200m²にもおよぶ空間に、
彼の集大成であるフレスコ画を完成させました。ここがその小さな礼拝堂です。
な、な、なんとお休みでした。ネットで調べたら火曜日が休館日。そしてこの日は火曜日(笑)
宗教画が中心ですが、藤田の自画像、君代夫人の肖像、藤田が制作したステンドグラスもあります。
でも、内部は撮影禁止。この写真は6年半前に訪問した時に、入り口からそっと撮りました。
残念ですが仕方ありません。最後の写真はランスの中央駅です。
3回にわたり(1回目、2回目)ランスのノートルダム大聖堂と、サン・レミ聖堂をお届けしましたが、ランスはパリ東駅から特急で45分。パリから日帰りで楽に行けます。
駅の時計が14時を差してますが、22時の帰国便までは、まだ時間があるので、パリに戻ってから、モンマルトルのサクレクール寺院を訪ねました。
次回に続きます。
ランスでは、サン・レミ聖堂も訪ねられてましたか(^_-)-☆
凄く大きな造りに驚きました!
そしてステンドグラスのお見事なことにも~♡
6枚目の内陣の天井部分までも・・・
どうりで、中が明るいですね(^-^)
世界遺産なのに貸し切り~多分10月という季節がらでしょうか?
6月とかに行くと、田舎でも人が多いように思います(笑)
ヨ―ロッパの秋は、年にもよるけど寒い時もありますから・・・
9月にセーヌ川クルーズで震えたことが有ります(笑)
聖堂前の黄葉が美しいですね~♡
フジタ礼拝堂は、いつか訪ねてみたいです~
フジタの作品は、いろいろな美術展で拝見しますが、倉敷の大原美術館で見た柔らかい色使いの踊り子の絵が印象的です~(^^♪
写真4枚目ですが、身廊から眺める祭壇は、はるか、かなたでした。
相当大きな聖堂ですが、何故か訪ねる人が、殆どいなかったです。
内陣の天井にステンドグラスというのは、教会建築がゴシック様式に変わってから、流行しました。
おっしゃる通りで、祭壇は明るかったです。
10月は、ヨーロッパも、観光客が減り、ちょっと寂しい時期ですね。
そしてクリスマスの飾りつけが始まると、また賑わいを取り戻すみたいな。
フジタ礼拝堂は、がっかりでした。休みの日があるのかどうか、調べていかなかった自分が悪いのですが、
あそこまで行って、中に入れないなんて(^。^)
彼の作品は大原美術館が有名ですが、箱根のポーラ美術館には174点もあるんですよ。ここもお薦めです。
わー、サン・レミ聖堂ですね。ランスの有名な方の大聖堂も素晴らしいですが、サン・レミ聖堂の方が印象に残っています。見事なステンドグラスや祭壇を、旅プラスさんのお写真でまた見ることができて嬉しいです!私が行ったときもほとんど人がいなかったのですが、たしかにちょっと薄気味悪いですね(笑)
完全にシーズンオフだったため、私もフジタ礼拝堂を見られませんでした。すごく心残りです!
ランスのサン・レミ聖堂、貸切ですね~♪
人がいないほうが写真は撮りやすいけど、
聖堂で誰もいないと、確かにちょっと怖いかも><
かなり大きい聖堂ですね
藤田嗣治さん、フレスコ画を描かれてるんですね
それも、フジタ礼拝堂もあるなんて@@
キャンパス絵しか描いてないって思ってました^^;
6年半前のお写真で、雰囲気が分かって嬉しいです
海外をひとりでふらっと旅する。。。
憧れですけど、たぶん夢でおわりそう^^;(笑)
やはり、ランスは訪問されてましたね。
こんな素晴らしい聖堂で、さらに世界遺産なのに、訪れる地元の人も、観光客も少ないというのが不思議ですね。
自分はノートルダム大聖堂のすぐ近くのバス停から、バスで行きましたが、
10分くらいだったので、そんなに遠くもないし、サン・レミ司教の知名度が足りないんでしょうか(^。^)
実は、自分もサン・レミ司教の存在は、訪問するまで知りませんでした。
今回ランスを訪れたのは、フジタ礼拝堂の訪問も目的の一つだったのですが、残念でした。
扉が閉まってると、ますます見たくもなりますね。
また次のパリ訪問で、チャンスを狙ってみます。勿論、火曜日以外で(^。^)
あと2人、見物客がいましたが、ほぼ貸切り。
だだっ広い教会なので、ちょっと不気味でした。
教会の写真って例え端っこにでも、1人か2人は、人がいたほうがおさまりがいいですね。
藤田嗣治氏の作品は、殆どが油彩画です。
でも自分のお墓となる礼拝堂ですから、やはり壁には自分の集大成の絵を描きたかったんでしょうね。
そして奥様の肖像画も描き加えました。
海外を独りでふらっと旅するのは、umiさんだっていつでもできますよ。
ただ、海外1人旅は、様々な危険もあるので、もっと年取ったら、ツアー旅に戻ろうかななんて思ってます。
こんにちは^^
休みだったんですねぇ。
すみません^^笑ってしまいました^^
笑い事ではないですよね。
6年前のお写真があって、拝見できて良かったです!!
ご老人さんの日向ぼっこ。癒されました。
そちらに伺って、返コメ書きますね。
教会とか、礼拝堂で休みっていうのは、あまり見たことないので、当然365日オープンと確信してました。
本当、自分でも笑いたくなりましたよ。
「え~~ほんま、なんや、そりゃ!!」、でした。
藤田嗣治氏の、ファンって、日本よりも、フランスのが多いんですよ。
向こうではレオナール・フジタと呼ばれて、社交界でも人気者でした。
確か4回の結婚、離婚があって、最後の君代夫人とは5度目の結婚。羨ましいですね。
↑ 口が滑りました、冗談です(^。^)
ヨーロッパでは、老人たちの日向ぼっこが多いです。
日本の老人たちよりも、外でのおしゃべりが大好きで、社交的です。