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旅プラスの日記

趣味は旅と写真とサファリ。エキサイトブログは10年目になります。 世界遺産が好きで、合計200ヵ所以上の世界遺産を廻り、訪問した国は58ヵ国になりました。ブログの更新は毎日1回、ネタがあると2回。インスタグラムも毎日、癒しの動物写真・野鳥写真を投稿しています。気軽にお立ち寄り下さい。  https://www.instagram.com/tabi.plus/  ← インスタグラムのURLです。 


by 旅プラス

妻ネフェルタリに捧げたアブシンベルの小神殿

アブシンベル神殿を訪問したのは3月3日。ホテルで書いた3月4日の日記、外観と列柱を掲載した3月23日の日記
その内部に彫られたレリーフを掲載した4月4日の日記に続き、今回はハトホル神に捧げ、妻ネフェルタリのために建造した小神殿です。

妻ネフェルタリに捧げたアブシンベルの小神殿_b0291402_05192603.jpg



大神殿との距離は100mくらいでしょうか。・・と言っても水没を避けるために移築されたので、昔の位置関係はわかりません。
大神殿と同様、小神殿も中に入れます。

妻ネフェルタリに捧げたアブシンベルの小神殿_b0291402_05193886.jpg



内部は複雑な構造ですが、大神殿に比べれば小規模です。

妻ネフェルタリに捧げたアブシンベルの小神殿_b0291402_05194981.jpg



やはり列柱と、彩色レリーフが残ります。

妻ネフェルタリに捧げたアブシンベルの小神殿_b0291402_05200941.jpg



レリーフは鮮やかで、これは恐らくネフェルタリがラムセスⅡ世にパピルスを捧げる姿。

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雌牛に化身したハトホル神が船に乗り、貢物が届けられてる場面。

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大神殿に比べれば、勇ましい戦のレリーフは少なくて、これはワインを呑む場面。

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ちょっと変わった列柱。ネットで調べたら「牛の耳を持つハトホル女神の柱」と書いてありました。

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小神殿の外に出ました。小神殿の正面から左を見ると大神殿が見えます。

妻ネフェルタリに捧げたアブシンベルの小神殿_b0291402_05212788.jpg



ネフェルタリは、古代エジプト語で「最も美しい女性」、「美人の中の美人」という意味。ラムセスⅡ世と、同じサイズで
ネフェルタリが刻まれていることからも、いかにネフェルタリが寵愛を受けていたかが窺い知れます。
ラムセスⅡ世の詩が、ネフェルタリの墓所の玄室内に残っています。
『我が愛は特别だ、彼女に匹敵する者はいない。なぜなら、彼女の美しさが世界一。擦れ違うだけで、心が盗まれてしまった』


それなのに、彼には奥さんが8人いて、設けた子供は合計で180人もいたらしい。
どないなってんねん(笑)




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Commented by aamori at 2019-05-26 17:02
エジプトはすごい、、
別世界、、しかも古い古い、、
子供、180人、、
美女の奥さんがいても、、
今とは、道徳も、常識も違うし、、、
究極の少子化対策、、、~~だけど、、、
????
Commented by kirakira5-3 at 2019-05-26 17:15
旅プラスさん、こんにちは
わぁ!見事な小神殿ですね〜素晴らしいです。
規模の違いはよく分かりません、素晴らしい!
一枚目の女性は膨らみを帯びて美しく、どれも
芸術的です。
ワインを呑んでるレリーフなんか、洒落てますね。
どこを見ても素敵です^^
それにしても、世界一美しい女性だと言いながら
なんで?笑
本当、いったいどないなってますの?笑
旅プラスさんの関西弁面白いです(^∇^)
Commented by umi_bari at 2019-05-26 20:28
歴史と建築の芸術ですね。
素晴らしいですね。
見せていただいた有り難いです。
お見事バグースです。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-26 21:53
ATSUKOさん、こんばんは
エジプトには、こんな遺跡が、ナイル川沿いに、ゴロゴロとありました。
4,000年前の凄い遺跡なのですが、ツアー参加でも、私のように
個人手配でも、とても全部は廻りきれません。
美女の奥さんがいても、他にも大勢の奥さんが。
江戸時代までは、日本もそうだったので、エジプトのファラオをとやかく言えませんが、
昔は、いい時代だったんですね(笑)
但し、お殿様の跡継ぎか、ファラオの跡継ぎに生まれないと駄目です。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-26 21:54
YAKKOTANさん、こんばんは
アブシンベルには大神殿があるので、この遺跡は小神殿と呼ばれてますが、
1枚目の写真の、見学者が入る入り口が、小さく見えるように、遺跡自体は、もの凄い大きさです。
レリーフは、平面に近いのですが、彫刻の技術で、立体的に見えます。
アンコールワットの遺跡よりも、浮き彫りの技術は、こちらのが上でした。
私の関西弁は、大阪支店での4年間の学習が基礎なのですが、
多分、メチャメチャ!!
聞き覚えを、適当にしゃべってるのですが、こんなもんでええんやろか(笑)
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-26 21:57
アラックさん、こんばんは
エジプトと、中国は、その国土のあちこちに、4千年の歴史が、埋まってるのが共通点。
本当に、歴史の宝庫ですよ。
スケールのでかさでは、ピラミッドですが、こういう神殿は、
精密に掘られた浮き彫りがあるので、どっちが凄いとは一概には言えません。
帰国して写真を見ると、もうちょっとゆっくりと、もっと広範囲に廻って来れば良かった、
なんていつも反省してます。
Commented by 3841arischan at 2019-05-26 22:35
こんばんは♪
ラムセス二世は、あまりにも有名ですが
その妻の名前までは、知らなかったです(^^;)
世界一の美少女だと、王様が詩歌に残してるとは
素晴らしいですね~❤
小神殿に残ってるレリーフも、ネフェルタさんが居ると
いうことも、よほど愛されてた証拠だと感じます❤
彼女以外に7人の妻が居ると言うのは、当時の風習からしたら当然?
だとしたら、ネフェルタさんは、正妻だから何とも思ってなかった?
男性にとっては、何とも良い風習の時代でしたね(*^^*)
Commented by gummi-choco-pine at 2019-05-26 23:30
旅プラスさんこんばんは!!

おぉ~~~
私が見れなかった小神殿内部!!!

小神殿もレリ~フが綺麗に残っていますね~。

この2つの神殿をまるっと移動させたなんて
改めてすごいな~と感動&関心してしまいました。

ありがとうございました~
Commented by umitosora14 at 2019-05-26 23:49
今晩は^^
エジプトシリーズ好きなので、見せて頂けて嬉しいです♪
2枚目のお写真みて、
大好きな妻のために造らせた神殿、
さすが、女神がレリーフされてる♪って思ったのですけど、
その後の記事で、「牛の耳を持つハトホル女神」なんですね~
そして、最も美しいと詩まで刻まれてるのに感激してたら。。。
最後の2行で、ガクッと^^;
ほかに7人の奥さんって。。。@@
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-27 08:18
アリスさん、おはようございます
昨日は、32.6度の多摩動物園を歩きまわったので、
22時過ぎから睡魔に襲われ、23時には爆睡してました(^。^)
ラムセス2世は、ロマンチストだったようです。
そしてファラオに奥さんが大勢いるのは、当時は当たり前のこと。
8人いたらしいです。私がファラオだったら、8人はとても無理だ。
相手の名前を間違えてしまいそう(^。^)
7人だったら月曜から日曜まで、順番に交代制でちょうどいいかも。
自分、生れた時代が遅すぎました(笑)
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-27 08:19
Cinnamonさん、おはようございます
小神殿は、大神殿から歩いて100mくらい。
確か時間が無くなってしまったんでしたよね。ここも見る価値がありましたよ。
でも今思えば、先に小神殿を見学してから、大神殿に行った方が、感激は大きかったと思います。
私も先に大神殿でしたが、小神殿は全てを小さくしたような造りで、
部屋もレリーフも少なめ。そして朝早かったので見学者も2・3人しかいなくて閑散としてました。
でも3300年前の遺跡が、これだけ綺麗に残ってるんですから凄いですよね。
次回は、ルクソールの王家の谷を掲載する予定です。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-27 08:25
umiさん、おはようございます
妻のために、こんなに大きな神殿を造ってしまうのだから、エジプトのファラオの権力・財力は凄かったんですね。
妻の像が、ファラオの像と同じ大きさで彫られてるというのも極めて異例で、他の遺跡では無いそうです。
それだけ妻、ネフェルタリを愛してたんでしょうね。
でも、他に奥さんが7人。愛情が豊かなファラオだったというか、女好きなファラオだったというか(^。^)
当時の習慣では、ファラオは奥さんを何人でも持つことができたそうですが、このファラオは元気で、
当時には珍しく90歳まで生きたとか。
私も3300年前に生まれてたら、お手本にしなければ。
でもタイムスリップして生れたら、ファラオじゃなくて、奴隷だったりして。
危険も多いので、今の平凡な生活で我慢しておきます(笑)
Commented by suisuimikan at 2019-05-27 09:23
ここは素晴らしかった
行って良かったと思いました
遠いからなかなか行ける所でもないですよね
夜は満天の星空でした
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-05-27 13:37
suisuiさん、こんにちは
やはりアブシンベルは、エジプト旅行に、かかせない観光地でした。
私はエジプトに4回旅行して、過去3回はカイロの周辺だけ。
4回目にして、初めてアブシンンベルと、ルクソールまで旅しましたが行って良かったです。
ネックとなったのは、都市から都市の移動でしたが、タクシー運賃が安いので、
飛行機と、タクシーで都市間移動は、なんとかなりました。星空は綺麗ですね。
朝5時にアスワンを出発して、アブシンベルに向かったのですが、
その時間も、まだ星空が綺麗でした。
次の旅行先は、またアフリカでケニアのマサイマラですが、今度は9月に行くつもりです。
by tabi-to-ryokou | 2019-05-26 16:00 | 旅行 | Comments(14)