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旅プラスの日記

趣味は旅と写真とサファリ。エキサイトブログは10年目になります。 世界遺産が好きで、合計200ヵ所以上の世界遺産を廻り、訪問した国は58ヵ国になりました。ブログの更新は毎日1回、ネタがあると2回。インスタグラムも毎日、癒しの動物写真・野鳥写真を投稿しています。気軽にお立ち寄り下さい。  https://www.instagram.com/tabi.plus/  ← インスタグラムのURLです。 


by 旅プラス

3500年前に新王朝が華開いたエジプト、テーベの巨大建造物

2019年3月4日に訪問した、エジプトの世界遺産は、ルクソールの巨大神殿群です。
5000年前の「初期王朝」から歴史が刻まれてるエジプトでは、3500年前に華開いた王朝ですら「新王朝」と呼ばれます。
首都が置かれたテーベ(現ルクソール)には、世界遺産の巨大建造物がいくつも現存し、圧倒する迫力で迎えてくれました。

最初に向かったのはカルナック神殿。
かつての船着き場から、道の両側に雄羊の頭を持つスフィンクスが並びます。

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幅113m、高さ43mは、エジプトで最大級の塔門。

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ラムセス2世王女像。残念ながら工事中でした。

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幅102m、奥行き53mの空間に、直径3mの列柱が並びます。

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3500年前には石の天井も付いてたと思われますが、どんなだったでしょうか。

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列柱や、壁面のレリーフは、ラムセス2世によって、完成しました。
奥の高いところには明かり取りの格子状の窓が残っています。

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正面と右にオベリスクが見えますが、トトメス1世と、ハトシェプスト女王の「親子オベリスク」と呼ばれています。

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1日でテーベを全部廻るには、時間もあまりないので、次にルクソール神殿に移動しました。
ここにもスフィンクス参道があります。

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第1塔門と、1本残ったオベリスク。第一塔門の真ん中の2体の座像は、ラムセス2世像です。

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ツタンカーメンと、妻アンケセナーメン。妻は夫の腰に後ろから手を回してます。
仲睦まじいのか、「逃がさへんで」という合図なのか(笑)

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中庭と列柱廊。とにかく広いです。

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こんな大きな中庭を列柱が囲みます。

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第2塔門の先にあった列柱室。

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日本の隣国の団体さんは少なくて、ヨーロッパからの団体客や個人客が多いです。

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3,500年前はちょっと厭きたよという男性読者のために、現代の美女たち。

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このあとは「王家の谷」に回り、合計64の墓のうち、三つの墓を見学しました。
次回に続きます。


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Commented by o-rudohime at 2019-07-02 16:47
ここまでして権力を誇張したかったのかと思います。
巨大な柱が並んでいる所は人がいないと不気味に感じますね。
今にも上の石が落ちてくるのではないかと思う所があったのを思い出しました。
大英博物館でロゼッタストーンやミイラを見てきたばかりです。
Commented by umi_bari at 2019-07-02 17:07
3500年前によく、これだけ壮大なものを
建造したと思います。
往時のままだったら凄いですね。
それでも、絵になるものばかりです。
ありがとうございます。
お見事バグースです。
Commented by rinkatuu at 2019-07-02 17:13
ワクワク ゾクゾクするエジプト編ですねー!(^^)!
Commented by kirakira5-3 at 2019-07-02 17:29
旅プラスさん、こんにちは^^
もう〜〜、巨大過ぎて本当にどこもみな
圧倒されます。
直径3mの列柱が並んでるなんてすごい!
ほんとに、大きい!
そんな昔に、石材や砂岩をよく運べたなぁと
驚きです。
どこも景色きれいですね〜^^
スフィンクス参道は、シュロの木があり
なんか可愛いです。笑
それにしても、広い!
私なら迷子になってしまいそう(^_^)


Commented by aamori at 2019-07-02 17:49
エジプト、、
すごいですねぇ、、巨大、、
アガサ・クリスティの2番目の夫が、
考古学者だったかな??
遺跡を舞台にした殺人事件、確かポアロで、、
何回も、いろんなポアロで見ていて、、
やっぱり行ってみたいです。
エジプト、ナイル殺人事件など、、
上から石が落ちてきて、命狙われるとか、、
メソポタミアあたりのも、、、これは無理だね、、
りょうがわ、スフィンクスの道が面白いです。
Commented by ei5184 at 2019-07-02 18:13
おお、懐かしい景色ですね!
たった一度のエジプト旅行でしたが、此処は特に印象に残っている一つです。
もう2度と訪ねる事はありませんが、時々懐かしんで当時撮影した写真を眺めています。
機会があれば回顧録として掲載するかも知れません(笑)
Commented by schnee_yuki88 at 2019-07-02 18:50
スフィンクス参道、壮観ですね〜〜。ついギザのピラミッドの所にいる巨大なのを連想しますが、これだけ数が揃っていて、しかも殆ど崩れてないのが凄い。

アンケセナーメンは確か当時の王家あるあるで、ツタンカーメン王の妹でしたっけ?子供の頃に夢中になって読んだ、ハワード・カーターのツタンカーメン王墓発掘記(正確なタイトルは失念)で、発掘した時に妻アンケセナーメンが最後に手向けたと思われるという花が、若くして亡くなったとされる少年王ツタンカーメンの棺の上に載っていた。という白黒写真が掲載されていたのが強く印象に残っています。発掘されるまで王墓の中で何千年も、花の形を保っていたとは‥と、ロマンを感じました。
Commented by popo119-32 at 2019-07-02 21:06
こんばんは!(^^♪
凄~い!巨大な建物や柱の数にビックリです
エジプト神殿などの事は本や映画でしか見たことが無く
こうして見学した人が載っている神殿などは
その大きさがわかってびっくりです。
この巨大建物などを昔の人はどのように作ったのか、材料をどのように運んだのかと
不思議でなりません…数々の大きさにビックリしている私です。
下から見上げるものばかりで首が痛くなりそうですね
どちらにしてもあまりの広さと大きさに驚いています
貴重な写真を解説付きで見せて頂き有難うございました
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:43
himeさん、こんばんは
神殿・列柱室の巨大な柱は直径も高さも凄かったです。
人が大勢いたので、不気味ではなかったのですが、
3500年前にこんな贅沢な建造物を建てたということは、
当時のファラオには全ての富が集中してたということでしょうね。
ロゼッタストーン、ご覧になりましたか。ロンドンというと、まず行くところなので、
きっと何回目かの鑑賞だったのではないですか。
もし、写真を撮られたら見せて下さいね。私が大英博物館を訪問したのは、もう15年前ですから。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:44
アラックさん、こんばんは
私はエジプトの歴史というと、からっきし分かってないのですが、
古代エジプトの黄金期が、新王国時代と言われ、第18王朝から第20王朝まで。
テーベの神殿も、アブシンベルの神殿も、この時期に建てられました。
建造物は柱だけが残って、天井も、側壁も崩れ落ちてますが、それでも凄いなと思います。
例え、3500年前でも、ファラオに生まれたら、世の中楽しかったでしょうね(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:46
rinkatuuさん、こんばんは
ワクワク、ゾクゾクしていただけましたか。
ツアーで廻ると、ガイドさんもついて、歴史を勉強しながら廻れますが、
私はケニアに向かう途中の一人旅だったので、ドライバーさんはいたけど、ガイドさんは無し。
事前にネットで検索した、あやふやな知識で、独りで廻りましたが、
あまりよく分かりませんでした(^。^)
やはり3500年の歴史が、すぐに呑みこめるわけないですよね。
でも直感で、これは凄いという建造物や、レリーフは撮ってきました。
あと3回か4回、ルクソールが続きます。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:47
YAKKOTANさん、こんばんは
本当に巨大なんですが、こういう神殿は、どれもがナイル川から近い場所に建ってます。
きっと石材は、上流から船で運んできたんでしょうね。
カイロ近郊にあるギザの三大ピラミッドは、4500年前に建造されたので、
この神殿よりも、さらに1000年昔なのですが、ピラミッドの石材も、
ナイル川を船で運んだものと言われてます。
スフィンクス参道、そういえばシュロが育ってました。
夏の平均最高気温は40度まで上がるそうなので、半端じゃないです(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:48
ATSUKOさん、こんばんは
アガサ・クリスティの、舞台がエジプトのストーリーは、私もいくつか読んだような気がします。
タイトルがもろに、エジプト関係だったのは、「ナイルに死す」と、「ナイル殺人事件」
崖の上から石が落ちて来る場面は、映画で観たような気がします。
2度目の夫が考古学者でというのは、今wikiを見たらその通りですね。
その後の作品に、大きな影響を与えた存在かもしれません。
自分は、アブシンベルや、ルクソールの古代遺跡を沢山見てきたので、
もう1回、アガサクリスティーの映画を見てみたいなと思いました。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:49
eiさん、こんばんは
エジプトも、昔はカイロまでで、ルクソールや、アスワンまで行くツアーは無かったのですが、
最近はナイル川の上流まで、往きは飛行機、戻りはナイル川をクルーズというコースができて、
あっという間に、ルクソールも、アスワンも人気観光地になりました。
eiさんが、ルクソールまで行かれたというのは、勇気があるし、ラッキーでしたね。
当時の写真が残ってるんですか。素晴らしいです。
是非、拝見したいので、回顧録をお願いしますね。
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:51
yukiさん、こんばんは
事前に勉強もしないで、ルクソールまで行ってしまったので、
このスフィンクス参道には驚きました。
しかも、このスフィンクスはライオンの頭じゃなくて、雄羊の頭だったので、二度びっくり。
地球の歩き方を買って、もっと勉強してから行かないと駄目ですね(^。^)
アンケセナーメンは、ツタンカーメンの奥さんでした。写真10枚目がその2人なんですよ。
ツタンカーメンは12歳で結婚して、18歳で亡くなったそうです。
そのツタンカーメンの棺の上に花が添えられてたなんて、ロマンチックですね。
こんな素晴らしい歴史が隠されてるから、著名な考古学者は、
皆さん、エジプトの墓の発掘に向かうんでしょうね(^。^)
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-02 21:54
ポポさん、こんばんは
凄いでしょう。まさに巨大神殿。
エジプトには、七つしかない世界遺産のうち、「古代都市テーベとその墓地遺跡」の一部です。
ギザの三大ピラミッドは、この神殿よりもさらに1000年昔に建造されましたが、
その建設方法には諸説あります。
でも巨大ピラミッドと、巨大神殿の共通点は、その石材を、ナイル川上流から船で運んだこと。
なので、どちらもナイル川の畔に建っています。
今は、エジプト航空往復直行便で行く、エジプト周遊8日間なんてツアーもありますから、
昔に比べれば、かなりハードルも下がりました。お薦めですよ。
Commented by suzusumika at 2019-07-02 22:26
エジプトはイギリスとの付き合いが長かったせいか、紅茶がポピュラーな飲み物なのだそうですね
紅茶は万国共通な味で安心していただけますね。
遠い異国のエジプトが 身近な感じですナイル川の向こうの、ネクロポリスに夕陽が沈んでいるさまを生でみれたらいいのだけど~かなりの 知力体力が 経済力がねばなんね~力がいりますね。また新しい 夢が生まれてきました。アップありがとうございます^0^
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-03 07:46
suzusumikaさん、おはようございます
おっしゃる通り、エジプト人に最も飲まれてるのは紅茶です。
でも全てが、インド、スリランカ、ケニアからの輸入品なので、
カイロで紅茶を飲んでも、特産品ってわけではありません。
カフェでティー、ジューススタンドでフレッシュ・ジュースというのが、アラブ諸国では一般的。
そしてエジプトはビール発祥の地ですが、イスラム教ではアルコールは禁止されてるので、
街中でビールを呑める店は、あることはありますが目立ちません。
現在、成田からカイロへは毎週日曜夜に直行便が飛んでおり、飛行時間は14時間です。
これにより時間は短縮され、航空運賃も安くなって、成田発の
アスワン、ルクソール、カイロ周遊の8日間が、28万円になりました。
テロの危険で、エジプト観光は激減してましたが、テロはアメリカでも、ヨーロッパでも起きるので、
いつ起きるかわからないテロを心配してたら海外旅行は行けません。
今のエジプトは日本人客が、戻りつつあるので、政情がもっと安定してくれれば、
日本からの人気観光地になると思います。
Commented by suzusumika at 2019-07-03 10:56
情報ありがとうございます・またまた お手軽な気分が楽しい^0^楽しく感じてしまうのは旅さんの優しいお人柄ね!!
カイロ周遊の8日間が、28万円 行けそうな感じがしてくる
ゲンキナイマガチヤンスバイ ̄ スタンカーメン あいさいくべかネ~
Commented by tabi-to-ryokou at 2019-07-03 16:40
suzusumikaさん、こんばんは
おお~~、ちょっと行く気が出て来ましたか。
「エジプト周遊8日間」、「直行便」で検索すると、同じようなツアーが沢山出てくると思います。
見所は、この日記で以前に紹介したカイロ近郊のピラミッド、
そしてアブシンベル神殿、それから現在紹介中のルクソール。
私の日記のカテゴリー「旅行」で、撮った写真もご覧になれます。
ツタンカーメンよりもっと古い、クフ王、カフラー王、メンカウラー王も、
スフィンクスを従えて、きっと待ってますよ。
by tabi-to-ryokou | 2019-07-02 16:00 | 旅行 | Comments(20)