ネタバレごめんなさい!!、ディカプリオと、ブラピの初共演
2020年 02月 21日
1月29日のJAL407便で観た、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド。
監督がクエンティン・タランティーノ、主演がレオナルド・ディカプリオと、ブラッド・ピットとくれば観ないわけにはいかんでしょう。
この映画の背景には、1969年のシャロンテート事件があり、観客はこの事件を知っていて、映画を観てるという前提です。
なので、シャロンテート事件をちょっと学んでから映画を観たほうが、ストーリーをより深く味わえると思います。
ディカプリオは、往年の有名俳優だが、時代の流れに取り残され、ドラマの悪役や単発企画のゲスト出演に甘んじていた。
ブラピは、落ち目のディカプリオのスタントマンであり、ディカプリオにいい役が来ないので、最近は世話係に甘んじてる。
ブラピは、自由奔放。売れないスタントマンですが格好いい役回りです。
ヒッピーのたまり場と化した、昔の映画セットが残る町に乗り込むブラピ。
主演は、ハリウッドの二大スターで、今回が初共演ですが、ディカプリオより、ブラピが目立ってます。
ディカプリオは深酒をしては、セリフを忘れたりする冴えない俳優役。
でもここぞという時には、気合を入れて見事に演技を決めたりします。
「兄弟以上 妻未満の」の奴との終焉が近づいたらー
落ち目の俳優と、そのスタントマンのコンビは、解消されることになりますが、その夜に、ヒッピー集団の襲撃を受け、
とんでもない事件が起こります。
監督はシャロンテート事件の首謀者チャールズ・マンソンの破滅を伝えたかったのか、
ハリウッドにうごめく、売れない役者や、スタントマンを描きたかったのか、
ハリウッドは、こんな事件があっても、全く変わらないよというメッセージなのか。
私には「兄弟以上、妻未満」のスタントマンが、事件でも俳優の身代わりになってしまう皮肉のような現実が、強く印象に残りました。
by tabi-to-ryokou
| 2020-02-21 16:00
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