シャンシャンシャン 商売繁盛 酉の市 浅草鷲(おおとり)神社
2021年 11月 12日
2021年の「酉の市」は、11月の、9日が「一の酉」、21日が「二の酉」です。
タイトルの「シャンシャンシャン 商売繁盛 酉の市」は、一応ですが、俳句のつもり(笑)。酉の市は初冬の季語です。
夏井先生の添削を見てるので、自分で作った句も欠点がすぐ分かります。これ6・8・5で字余り&崩し過ぎ。
そして、上五の「シャンシャンシャン」と、中七の「商売繁盛」で、下五の「酉の市」が想像できてしまうという意外性の無さ。
やはり自己査定も「才能ナシ」です(笑)
昨年の11月は旅行中で行けなかったので、9日の「一の酉」の夕方に出かけました。朝からの雨も16時頃にはあがり、
三ノ輪方向からの行列は600m。はるか遠くの明かりが鷲神社の入り口ですが、今年は特に商売繁盛を願う人たちが多いようです。
行列に並んで参拝すると、30分~1時間はかかるので、毎年こちらから入ります。
暗いのでちょっとボケましたが、お買い上げの熊手を、大事そうに抱えた男性が帰っていきます。
入った右手すぐに「神田」さんのお店。見事な熊手と、お揃いの法被が粋ですね。
浅草酉の市発祥の寺、長国寺の社殿で参拝しました。
正面の「瑞鷲渡殿」をくぐり、行列が凄い鷲神社の社殿は、その横から参拝し、いよいよ100店を超える、縁起物の露店を巡ります。
熊手が売れるたびに、売り子の手拍子と「いよ~、繁盛、繁盛、商売繁盛」のかけ声が境内に響きます。
可愛い女性たちがお買い上げで、おじょうさんたちも「いよ~~~、シャンシャンシャン」
下町で商売をやってる旦那さん、おかみさんの全員が集まったかのような熱気でした。
以前と違うと言えば「繁盛、繁盛、商売繁盛」のかけ声が、マスクごしになったこと。
これは2年前に撮った写真ですが、全員が大きな口を開けて大声で叫んでいました(笑)
そして雨が降って足元が悪かったせいか、毎年「一の酉」の夕方に見かけた、粋な綺麗どころが、今年は見れなかったことも
ちょっと残念でした。写真は2年前です。
この2年間で、世の中は大きく変わりましたが、酉の市の人込みと、次々と売れて行く熊手を見る限り
「コロナなんかに負けてたまるか」という下町のパワーを感じました。
「二の酉」は、11月21日の日曜日なので、商売繁盛を願う読者の皆さまは是非どうぞいらして下さい。
by tabi-to-ryokou
| 2021-11-12 16:00
| 祭り